199 Halloween † rose
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− ずっとずっと先の話 −
[キリシマとは喧嘩もした。 ふざけあったりもした。 心配する事もあった。 笑いあったりもした。
……愛し合ったりもした。
どれも些細で特別な日常。
それは時を重ねても変わる事は無く。]
(267) pannda 2014/11/03(Mon) 03時頃
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なー、キリシマ。 お前もう少し客に愛想よくしてやれって。 お客さん、体調弱ってるんだから、 上辺だけでも優しくしてやれよ。
[俺が接客に入る様になって、 キリシマの薬屋は結構繁盛するようになった。 苦いお薬が嫌だと泣く子供達には、不思議な唄と お手玉で涙を拭いてやった。
何処に行っても俺が動きやすいように店内が作られていた事に 気付いたのは何時位か。 感謝の言葉の代わりに、小さな店内でダンスを誘ってみたりもした。 少しずつお金も貯まって、順調だと思っていたのに。]
(268) pannda 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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本当に、俺がいないと店もまともに開けないんだから。 しっかりしろよ。
[いつもの様に呆れながら声を掛けた俺をキリシマは どんな目で見ただろうか。]
商売ッ気が無いのは良いんだけどさ。 たまには服とか新調しようぜ。 カッコいいキリシマも見たいし。 それに、お菓子も買っておかないと。
(269) pannda 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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寝ちゃった……?
[歳を取っても変わらぬ文句。 慣れているのか、気付けばキリシマは眠りに落ちていた。 ピクリとも動かぬ様子はいつ見ても慣れる事は無い。 もしかしたらもう二度と目覚めないのではと不安に駆られて 伸ばした手は、魔物の彼の身体を擦り抜けた。]
なぁ、キリシマ……明日、ハロウィンだぞ。
[呼吸音さえ響かぬひんやりとした室内に差し込む月光。 けれど光は俺の影を生む事は無い。
幸せで幸せで、幸せすぎた俺の人生。
本来なら天国か地獄に行くべきだろうが、俺は違った。 最期に思い残す事があったから。 キリシマを1人にしたくない、その一心が俺をキリシマの 傍に留まらせる。]
(270) pannda 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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俺の戻る場所はキリシマの傍なんだってば。
[天国でも地獄でも無い、お前の傍なのに。 もう抱きつく事も、殴られる事も、愛し合う事も出来ない。
そっと冷たい筈の手に俺の手を重ねても、その温度が伝わらない。 覚えているはずの感触を探しても、空を彷徨うばかりで。]
(271) pannda 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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なぁ、もう一度……踊ってよ。
[重ならない手はもうワルツもタンゴも踊れない。 月光射す小さなダンスフロアは空っぽのまま。
彼を残してしまった事に涙した夜が最後だと思ったのに。 質量の無い涙が音も無く床に落ちた**]
(272) pannda 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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/* 色々ぶっ飛ばして死んだ後の話のダイジェストを落として おやすみなさい。
もちもちさんがいつものもちもちさんで安心安定**
(-1197) pannda 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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ろくでなし リーは、メモを貼った。
pannda 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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/*おいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
お、おやすみ(動揺
(-1198) shake 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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なんという死に村…! 涙の数だけてんにめされてゆく
(-1199) motimoti 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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/* いざというときの魔界★家族妄想(((( リーもキリシマも墜ちてこい 連載開始はよ はよ!!!!!!!!!!!!!!
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-1200) shake 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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[閉じていた目を開き、ガラスの茶器の中で咲いた花を見た彼の笑みは、その花にも負けないくらい綺麗だった。]
良かたネ。 おにいさん、ずと仲良しで暮らせる良かたヨ。
[彼が信じるのなら、その「言い伝え」は真実になる。 クスクスと笑い、クッキーを食べる様子を眺めた。]
美味しいカ?良かたヨ。 今度はお店開いてる時来る良いヨ。 ワタシの飲茶も美味しいヨ。
[呟き>>264が聞こえれば微笑んで。
店を出て行く青年を見送る。 ちゃんと覚えたはず>>1:303の名前を呼ぶことはないまま。]
(273) okomekome 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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[客が帰ってから片付けをして、そのガラスのカップの底にある緋色>>265に気付いた。]
アイヤー。綺麗ネ。
[その宝玉をころりと掌に転がし、まじまじと眺め。 にこりと笑えば、大事にポケットにしまった。*]
(274) okomekome 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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/* 家族が増えるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-1201) nordwolf 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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/* 露蝶さんに不穏な気配がマッハ
(-1202) shake 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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[>>-1158 腕の中、目眩の後のわずかな放心。 くったりと寝台に身を預け、深い呼吸と共に余韻を漂う]
一緒に……?
[>>-1159 途切れた言葉の先。何か考える風なシーシャの目をぼんやり見つめる。結局答えははぐらかされ、見せつけるように舐めとる仕草で、自分もそれどころではなくなって]
ぁっ、……そこ……、
[巧みな指先が滑り寄り、隘路の中へと忍び込む。 開く筈のない場所を拡げられる、本能的な怯え。でも止めたくなくて、震えを逃がそうと浅い呼吸を繰り返す。 1番無防備な場所を相手に委ね、内から作り変えられる。その被支配が甘美感へと結びつく頃、体はもうぐずぐずに蕩けだしていく]
(-1203) heinrich 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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シーシャは、えろい(本日数回目)
shake 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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名前……
[>>*19 鼓膜とは違う場所を震わせて、聞こえる、彼の声。 甘く囁くその声に、快楽は加速する]
シレークス……?
[心に浮かぶ名を囁く。 契約の完成。秘密を分かち合うように紡ぐ、互いのたったひとつの真名。 途端に胸が熱くなり、理性の箍が、外れて]
(@60) heinrich 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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ぅっ、 ぁ ……ん、ああっ ん !!
[熱く蕩けた内側が、指を奥へ引き込むように大きくうねる。桁違いの愉悦。声をあげればあげるほど、快感はいや増してゆく]
……っ、 ふ ぁぅっ、シレー、クス、……あっ、やぁあっ
[熱くて、気持ち良くて、切ない。快楽を覚えた体は、もうその先を予感している。まだ行為に慣れぬ肉は、緩み切ってはいないだろう。それでもなお、我慢がきかず]
も、ダメ、……っ
[片脚を胸に引きつけ、その場所をさらけ出す。彼の手で寛げられたそこは、物欲しげに口を微かに開いていた]
(-1204) heinrich 2014/11/03(Mon) 04時頃
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/* (義母がえろいので、グレッグのお布団に潜り込んでオヤスミします**)
(-1205) nordwolf 2014/11/03(Mon) 04時頃
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シーシャは、義母って響きすらえろくみえるのろいにかかっている
shake 2014/11/03(Mon) 04時頃
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—— 或る国で ——
[電車を乗り継ぎ、辿り着いたのは異国であった。 今まで使用していた言語は通じ難く、春を迎えるまでに少しだけ学んだ挨拶や単語で、街行く人々に尋ねる。]
『この国の綺麗、 場所 静か 山奥』
[できるだけ丁寧に頭を下げて尋ねても、強面であるだけで避けられる。 目指している場所も、曖昧で首を振られるばかり。
しかしその中で、学んだ単語を拾った。 “吸血鬼”、と。 吸血鬼にでも会いにいくのか。通常なら冗談としか取れぬそれに、男は刹那動きを止める。
緋色の二つの目。彼は、ニコラエは。ヴァンパイア。]
(275) oranje 2014/11/03(Mon) 04時頃
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[未だ伝記の残る、ヴァンパイアの住むと云われた城。 尋ねれば気味悪がられ、さらに避けられた。 それでも地図を買い、拙い言葉で尋ねては歩いた。
途中、かつて城下街として栄えた地に立ち寄ると 街行く女性は赤と白のより紐のついた小さな花を身につけて、どこか浮かれたように行き交っている。 異国のその光景は、懐かしいハロウィンを連想させた。]
……、そうだ
[だから、男も立ち寄った店でより紐を買う。 開いた荷の中のガラスの靴に括り付けて、彼と再び会えるようにと、願いを込めて。]
(276) oranje 2014/11/03(Mon) 04時頃
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[城下町を抜け、別の街へと向かうべきか、地図を確かめていれば森林を奥へと伸びる狭い道がある。 しかしその道は地図では断たれ、先の存在は無い。]
……獣道か、
[しばらく悩むも、通りへ引き返そうと踵を返せば、
——からり、
と布袋の中でガラスの擦れる音が小さく鳴った。 まるで、引き止めるかのように。 結うた紐が、結びつけるように。
それを呼ぶ声と、判断するのは些か都合が良すぎるか。 それを彼の音だと、想うのはあまりに安易か。]
……ニコラエ、
[それでも。]
(277) oranje 2014/11/03(Mon) 04時頃
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—— ——
[闇雲に走り、細い道を駆け抜ける。 それはやがて道ですらなく、高い草木が行く手を阻み。 やはり違うかと何度引き返そうかと考えたが、どうしても先程の音が頭を離れない。
ガラスの靴を持って迎えに行くと、約束した言葉は。 その願いは、誓いは。魔法となって彼の元へ導いてくれないか。]
……はっ、 ……はあッ!
[息はあがり、草木で皮膚が細かく破れても。 高かった陽が落ち、やがては夜が訪れようとしていても。 導かれるように只管に前を向き、走り続けて]
(278) oranje 2014/11/03(Mon) 04時頃
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——あ ッ!
[足元に這っていた蔦に爪先を取られ、勢いよく躓く。 拍子に背負った布袋が飛んで、中身が勢い良く散蒔かれた。
ガラスの靴が、最後の夕陽に煌めいて、緋色を散しながら低い草の上を滑って行く。 身体を横たえたまま、視線を向けたその先にあったのは。 闇に覆われる寸前の、荘厳で大きな影。 求めていた、いにしえの城に似た。]
(279) oranje 2014/11/03(Mon) 04時頃
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——……ニコラエ! 迎えに来たぞ!
[もし、これが全て夢で。都合のいい演出だとしても。 彼がその城の影から、闇を纏いて出てこなかったとしても。 今目を閉じればきっと、彼の腕の中に包まれる幻想を視ることができる。
せめて、——神に誓ったのだから。 それくらいの我侭は許してほしい。
だから男は、その名を呼んで、 色の違わぬ二つの瞳を、閉じた*]
(280) oranje 2014/11/03(Mon) 04時頃
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/* どうやって見つけようか迷ったあげく走りました えろさとせつなさの合間に体力勝負にきました だってあいたかった ふぁんたじー
(-1206) oranje 2014/11/03(Mon) 04時頃
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/* ドナルドきれいすぎてとまどうわ (爛れログを生成しつつ)
(-1207) shake 2014/11/03(Mon) 04時頃
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露蝶は記憶ない感じ…であってるよね? と、そわそわしている。 種まいて去れたのでちょっと満足。お付き合いありがとう…!
靴よありがとう…さすがおれのくつ その気になればバイブにだってなる(ファンジター
(-1208) motimoti 2014/11/03(Mon) 04時頃
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/* えろくてはなせれぶがはかどる!!と思ったけど ニコラエにぺろぺろしてもらえるならはなせれぶ置いておこう
(-1209) oranje 2014/11/03(Mon) 04時頃
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シーシャは、wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
shake 2014/11/03(Mon) 04時頃
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[あれから暫く経って。 街は様々の人がやってきて、様々な人が去っていった。 しかし店は変わらず其処に在る。 魔女の屋敷も時計台も広場も、何も変わらない。
ただ。 其処に居るべき者はなく、居るはずのない者が其処にいた。]
(281) okomekome 2014/11/03(Mon) 04時頃
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[街の片隅にある、小さな喫茶店。 店内のカウンターに置かれた手紙。 リターンアドレスのないその手紙>>174の上にあるのは。]
「 」
[たった一文字書かれた箋。 届けられることのない言葉と共に、ただ。
其処に在るだけ。*]
(282) okomekome 2014/11/03(Mon) 04時頃
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