73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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……いつもどおりに抱きしめられるのも、それはそれでちょっと嫌だから、緊張するくらいが良い。
[首筋に触れる手にびくりとなる。 肩を引き寄せて息遣いが聞こえるほど近く]
ノックスは普通じゃないって言ったけど。 触れたい気持ちも、触れて嬉しい気持ちも、男とか女とか、関係ない。
[指を解いて、ノックスの顔を両手で包む。 額を合わせて、唇を寄せた]
(+14) 2011/12/29(Thu) 12時頃
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[手を繋いでいなかった方の手は、きっと冷たい。 触れた首筋は温かくて、今はきっと魂みたいなものなのに その下に血潮を感じて……――少しだけ怖い。]
俺は、でも、やっぱり、まだ怖いよ。
[この手に少し力を込めれば、終わってしまいそうで。 否定の言葉を吐けば、咎められるように、頬を包まれ 唇が寄る。
合わさってしまえば、首筋に触れていた指先は落ちて、 鎖骨を辿り相手の肩を寄せるように動いた。]
(+15) 2011/12/29(Thu) 12時半頃
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[転がって、瞼を閉じる。 残っている──におい。
心臓が、小さく震える。 サイラスに中途半端に放り出された体は ほんの僅かな切っ掛けで その熱を、肌のにおいを、感触を]
……、っ
[痛みすら、鮮明に甦らせる]
(55) 2011/12/29(Thu) 12時半頃
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[抗いがたい感覚に苛まれる。 けれど、思い出すのは 自分の体を鎮めるのは]
…違う
[恋人じゃない自分に許される筈がない。 自分は、ジェフにとってただの都合のいい同居人で 彼が最も求めているのは自分とは別の存在。 だから、今ここで快楽に浸る権利などない。
どうにか寝台を離れると、廊下に出る。 それだけで、気持ちが酷く疲れた]
(56) 2011/12/29(Thu) 12時半頃
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怖い?
[唇が触れる。 唇を数回啄ばんでから、首の後ろに両手を伸ばす]
俺も、怖いよ。 今も、起きた後も、この寮を離れるときも。 だから、今は触れていたい。
[何度口付けても足りなく思うのは、身体が伴わないからだろうか、と。 肩に指が触れると、身体を摺り寄せた]
(+16) 2011/12/29(Thu) 13時頃
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/* いつでもロンリネスな俺です。 一回退席するべきか悩んでるなんてそんな。
時間をきっちりとれるときに限って 人がいないとかよくあるよくある。
(-31) 2011/12/29(Thu) 13時頃
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…そ、そんな事、知らないよ。 ただ、何だかそんな風に見えた、だけで…
[モリスの表情に狼狽えて。 とても、とても辛そうだから、こっちまで胸が苦しくて。
青かったはずの左眼が痛くて、気がつけば白眼に紅が滲んでいた。]
…え、っ。
[モリスの告白に、両眼を見開いて見つめ返す。 心臓はうるさいくらいに暴走して、止まってしまいそうに苦しい。
確かに、一緒にいると楽しくて、居心地がいいけれど、 彼がそんな思いで居るなんて知らなくて。]
ごめん、モリス…。 モリスが苦しいのも、こんな風になっちゃったのも、きっと、俺のせいだ。
[身体は酷く酷く冷えて、流れる涙も凍るほど。**]
(57) 2011/12/29(Thu) 13時頃
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/*
ところで今ってフラグどうなっとん。 モリスがさっぱり解らなすぎて(゜ー゜)?ってなっている。
あと、ロビン構いたい←
(-32) 2011/12/29(Thu) 13時頃
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― →シャワー室 ― [鮮やかなほうが自分ではないフィリップに 手が伸びるのをきょときょとと珍しげに見る。 当のフィリップは不慣れから目を瞑ってしまうが。]
………フィリップが撫でられたがるのが、 なんかわかる……
[ただ、明らかに年下に撫でられてるのは 気恥ずかしさも感じたのだけれど。]
……あったかくなったら、 みんな、眠れるのかな……俺達は眠くなるかな……?
[抱きしめこと、手をつないだこと、 撫でてもらってること、セシルの音楽。 暖かくて、優しいことを指折り思い出しながら。 寒さが原因なら、シャワーで冷えを落とせば眠くなるだろうか? 薔薇から少しはなれ、 緩く首をかしげたずねながらシャワー室の戸を開く]
(58) 2011/12/29(Thu) 13時頃
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― シャワー室 ― [離れた手が名残惜しかった。が、 シャワー室の用途を思えば当然で。 シャワー室にかかる時計を見上げて時間を知り
……ただ、さっき着替えた服を籠にほおりこんでから 改めて見上げたとき、あれ?と違和感を感じる。]
……………この時計、秒針しか、動いてない……?
[そんなにもたもた服を脱いだわけではないけど、 慌てていた訳じゃなく、適度に畳みながら脱いだ。 だから1分以上はかかっていると思うけど、 短針の位置が変わっていない気がして、 カルヴィンと鮮やかな方を見た。]
(59) 2011/12/29(Thu) 13時頃
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[啄ばむだけの接吻けを、何度か繰り返す。 互いに零れる不安を分け合うように。]
……他者からどう思われるかって不安は 俺はきっと拭ってあげられないけど
[寄せられる身体、その耳朶に囁く]
受け止めて貰った以上、俺だけは貴方を裏切らないよ。
[何からも護るとは、言えない。 でも、それだけはこうする以上の約束だと…… 耳朶の下から頬を伝い、再び合わせる接吻けは深い。]
だから……―――
[口腔の中で呟く音は続かない。 肩に触れた手をそっと押す先は、 どちらのベッドであったろうか。]
(+17) 2011/12/29(Thu) 13時半頃
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/* 墓下にどきどき(*ノノ)
医務室係って言う設定(霊)なので、 不思議能力がないから 墓下の様子わかんなくていいんだよね? でも、少しぐらいは何かしたい気も。 カルヴィンがノック巣の様子〜といっていたから後で医務室に言って、その時そこでちょっと触れてみようかな
(-33) 2011/12/29(Thu) 13時半頃
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―食堂―
[サイラスとモリスが騒がしい廊下とは 別の廊下を通って食堂に入る。 少し腹が満たされれば、気分も違うだろうと そんな些細な発想からだった]
(60) 2011/12/29(Thu) 13時半頃
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…あれ。
[そこにあった姿に首を傾げた。 玄関先にいた時には気づけなかったが、 明るいところで見れば思い出せる。 適当なタイミングを見計らって、 眼鏡をかけた少年へ声をかけた]
随分久しぶりだね、小さな駒鳥。 お父上は御壮健かい?
[首を傾げて尋ねる黒髪は母に似た面立ち。 彼が思い出すことが出来るかは解らない。 ただ、かつてホプキンス家と親交のあった 王の嫡流に極近くも、今は既に亡い一家に、 父によく似た兄と母によく似た弟という 兄弟がいたことだけは事実だった**]
(61) 2011/12/29(Thu) 13時半頃
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[耳に掛かる声が、心音を大きくする。 口付けで絡め取られる舌は触れた箇所から快楽を。 薔薇の棘はもうないのに、ノックスと触れ合える悦びが、身体を昂ぶらせる]
ン……。俺も。 裏切らない。
[押されて腰を落としたのは最初にキスをしたノックスのベッドで、腕を背に回したまま、後ろに倒れこむ。 見る眼は熱で潤んで、気恥ずかしさに少しだけ逸らされた]
(+18) 2011/12/29(Thu) 13時半頃
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/* フィリップが今日も可愛くて俺は幸せです
(-34) 2011/12/29(Thu) 14時頃
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時計…
[促されて壁にかけられた時計をみあげた。永遠に時を刻む秒針と]
そもそも、今何時なんだ っけ
[確かに短針は動いていないように思える。それに時計の指す時刻が正しいのかどうか、自分の感覚がどうなってるのかも、自信がもてなかった]
薔薇の、せいかもね
[目を伏せて、脱ぎかけだった服をそこらへんにまとめて置き、さっさとあったまろう、と促して脱衣所から中へ。なにもかも薔薇のせいにすればいいってものではないけれど、皆、少年自身を含めて皆がおかしくなったのは 吹雪が止んでからだ、と思い返す]
(62) 2011/12/29(Thu) 14時頃
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― シャワー室 ― [何時か?そう問われて壁の時計の時刻をいいかけ この時計が、そもそもいつからこの状態かと 思い至り緩く首をふる。]
……俺はそう思う…… どこから、どこまでか、は、わからないけど
[ロバートが言っていた集団ヒステリー それでは片付けられない現象に、 御伽噺と隅においておくことが出来なくなった。
考えながらも促されればこくりとうなづく。 蛇口をひねれば温かな湯が降り注いで身にしみる。]
……このまま、止まったまま、なのかな
[それが、いいことか悪いことか、 よくわからないけれど]
(63) 2011/12/29(Thu) 14時頃
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[お湯で手を温めてから、まずは髪の毛を乱暴に洗った。シャンプーを流し終えて、軽く首を振り]
動き出すのも、怖いかも
[月光の中佇む薔薇を見た時から、何かが自分の中で弾けて、よく知らなかったフィリップの前で極端に感情を表したのも、眠っているとはいえ、サイラスに告げた言葉も。 全部、全部常の自分とは違っているようで]
このままでも、いいかな…
[伸びかけだった前髪も、中途半端なまま止まるかもしれないけれど、それでもいいか、と緩く首を傾げながら右手でひっぱった]
(64) 2011/12/29(Thu) 14時半頃
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[頭から湯をかぶり、一〜二度頭を振った。 鮮やかなほうも羽毛についた水滴を同様に払う。]
…………うん……
[動き出すのも怖いのもわかる。 このままでいい、というのもわかる。 先のことに怯える必要もない。 こうやって、ゆっくりすごす時間だけがあれば それでいい、と思える。]
……さっき、セシル……ヴィオリンを弾くんだけどね…に、 また、曲聞いてもいいって言ってもらえてるんだ。 何か、したいことがあるなら後でいいから い……一緒に、聞きに……いかない?
[ひょいっと、隣のブースを覗き込む。 前髪を引っ張る姿におずおずと誘いかけた。 人に何か誘いかけるのは初めてだったので 覗きこむといっても、殆ど隠れていたが。]
(65) 2011/12/29(Thu) 14時半頃
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あ、うん
[その話は聞こえてた、とはいい辛くて、頷くにとどめた]
セシルとも話したいし、行こっか
[近くで聞こえた声に濡れた髪を張り付かせた顔を見上げて、風邪ひくぞ、と戻すように促した。 鳥のほうのフィリップもシャワー浴びてるのかな、とちらっと見て、いつもよりボリュームのない姿に小さく笑った]
(66) 2011/12/29(Thu) 15時頃
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[片手で黒髪を抱いて、衝撃を与えぬように。 倒れ込むのは、己のベッド。]
駄目だよ、先輩、ちゃんと見ないと。
[逸らされる眼の眦に、接吻ける。]
誰が先輩を、どうするか、最後まで……。
[ジェラシーを滲ます言葉と共に、案外に器用な手は ベネットのシャツのボタンを上から1つずつ外して行く。 それでも、緊張にあまり早くは出来ないけれど。 暴いた先へ、淡い金髪が落ちる。 首筋に鎖骨に、胸に臍に……首筋の痣以外に、 上書きさせるようなものは上半身には何もなくて。 だから、白いキャンバスに落とす紅は、自分だけのもの。]
(+19) 2011/12/29(Thu) 15時頃
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[鐘楼にいたのだから、ある程度音と声は聞こえている ……ことにはフィリップは気づかず 頷かれただけでは、今も気づいていなかった。]
……ありがとう。
[受諾の言葉が返れば、翠を嬉しそうに細めた。 促されれば、こくりと頷き、 またパーテションの影に消えるけれど。]
[鮮やかな姿が視線に気づき、 水温を軽くたてながら タイルの上を歩き見上げている頃 フィリップは洗い終えて蛇口を止め、脱衣所に向かう]
(67) 2011/12/29(Thu) 15時頃
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や、俺もセシルに会いたいし、さ
[ありがとう、の言葉がなんだかくすぐったくて少し乱暴に言い泡を落とした。シャワーを浴びるとやっぱり落ち着く、とため息をついて。鳥の方のフィリップを追いかけるようにして脱衣所へと]
ちゃんとあったまった?
[子供にかけるような言葉をかけたら、どんな顔するかな、と面白そうに聞いてみる]
(68) 2011/12/29(Thu) 15時頃
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ー 食堂 ー
[温かいスープが音を立てて冷めていくようだった。ため息が出る。どうやら俺はこのまま食いはぐれるみたいだ。厨房の方では、モリスとサイラス?が揉み合う影が見える]
モリスに薔薇の棘が埋まる?
[理解不能だ。中庭の薔薇に関する何か隠語だろうか?モリスがサイラスに愛の告白をしたくだりで俺はとうとう、温かい食事を諦めた。肩を竦めて席を立ち、りんごとチョコレートを手に部屋へ戻ろうとした時、思わず声をかけられた。駒鳥と呼ばれるのは、愉快ではないが懐かしい響きがあった]
君は、えと……ロスマリネ?だっけ [違ったらまずいが、どうも自信がない。俺の知るロスマリネ家とは顔立ちが似ていないようだったからだ。それより記憶にひっかかるのは、ミルウォーキと話していた廊下で一瞬、覗いた顔だ]
父はもちろん。健勝ですよ。
(69) 2011/12/29(Thu) 15時半頃
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改まって、こうなると恥ずかしいなって。 …ん。
[瞼に触れられて。離れると、開いてその蒼を見詰める]
最後まで見ておくから。 ノックス……すきだよ。
[暴かれていく肌に、痕がついていく。 その金髪に手を伸ばして梳きながら、与えられる刺激に落ちる吐息。 身体が震えて、熱くなるのは薔薇の所為では決してなく]
(+20) 2011/12/29(Thu) 15時半頃
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大丈夫だよ〜
[かけられた言葉に振り返る。 さすがに苦笑一つこぼした。 これではどちらが年上かわからない。
実際芯まで冷えた身体は湯の温度でほの温かく。 適当に身体をぬぐって さっき来ていた服を身に着けながら。
……追いかけられるかたちになった 鮮やかなほうは、振り返り、 全身を一気に震わせ水滴を飛ばした後 えへん、と少し水滴が飛んだ羽毛を膨らませつつ胸を張って。] [フィリップはそんな一人と一匹を見ながらも着替え終えれば、 黒手袋とブランケットを片手にまとめて持ちつつ 今度は、素手の手を差し出した。*]
(70) 2011/12/29(Thu) 15時半頃
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/* ……くっ メモすらかわいいとか…!!
(-35) 2011/12/29(Thu) 15時半頃
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/* また箱かたまりやがtt
フィリップ落ちたあとでよかったかも。頑張って箱!!
(-36) 2011/12/29(Thu) 16時頃
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[正直なところ、薔薇の香りの手助けがない中、 好きという感情だけで、身体が反応するのだろうか ……という想いがあった。
だけど、膨らんでもいない胸に、女性のようなくびれはない腹に、 接吻けするだに身体に熱が溜まる。 臍の下、ズボンの際に舌を這わせたところで、 翠を見上げるアイスブルーは情欲に燃えて……。 それは空に瞬く星の、色が薄い方が高温を示すように。]
ねぇ、今のところ、誰の痕もないんだけど あとはさ……―――
[指先がズボンのファスナーに伸びる。 下を確かめたいから、脱がすの協力して?と 促す仕草で、布越しに触れるのは雄の象徴。]
(+21) 2011/12/29(Thu) 16時頃
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