88 吸血鬼の城 殲滅篇
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/* おおう。 状況は把握したが、ジェフは黙って味見させるタイプじゃないんだよなぁ。
乱入すまぬ。
(-21) 2012/04/29(Sun) 09時頃
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ふん。 ――どうやら、聞いても無駄なようだな。
お前がどう呼ばれていたかなど、どうでもいい。 そうして……感傷でもひいて逃げようとするつもりか?
[クレアの名乗り>>80に言葉をかえす。 城内で彼女にそっくりの少女を目にした時から、 ドナルドの様子はおかしい。
恐らく彼女が知人であったことは間違いないのだろう。 だが、ドナルドの心情を忖度する義理もない]
(92) 2012/04/29(Sun) 09時頃
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[その後のラルフとクラリッサのやりとりを、 警戒を解くこと無く見守る。
自分一人ならすでにクラリッサに斬りかかっていたかもしれない。 だが、討伐隊の面々はどうやら穏便にいきたいのか 彼女との対話を試みている。 そんな中いきなり斬りかかれば、 却って他のメンバーの反感を買いかねない。 そのようなことがあっては、 彼女が吸血鬼であった時に困るのだ]
(93) 2012/04/29(Sun) 09時頃
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[説得を諦めたのかラルフが動く>>87 だが、クラリッサに傷を負わせようとした剣先は 彼女を傷つけることなく逸れ――
ラルフに近づくクラリッサの姿>>91は どこか、聖母のように優しくも見えたが]
(94) 2012/04/29(Sun) 09時頃
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[華奢な肢体が身を屈め、あかい唇が ラルフの耳元に唇が近づいた――]
(95) 2012/04/29(Sun) 09時頃
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貴様、なにを……!
[弾かれたように動きだすと、 ラルフの耳朶に唇を寄せるクラリッサ>>91に*斬りかかった*]
(96) 2012/04/29(Sun) 09時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/04/29(Sun) 09時半頃
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>>81 …っるせえよ!
[自分が動揺していることは自覚している。 庇われる様に前に立たれれば 己の情けなさに唇を噛み、
感情を押し殺すように なんとか彼女を睨もうとする]
城主サマ……。 アンタがクレアだっていうなら、 人間でない、という風聞を認めたってことになる。
一緒に来てもらうか―― 此処で『討伐』されるか、その二択しか無い。
(97) 2012/04/29(Sun) 10時半頃
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[ならば、いっそ此処で殺しておいたほうがいいのか。 過酷な拷問により殺されるよりは。
だがその思い切りも付かぬまま、 杭を装填した弓射機を ゆっくりと彼女の心臓付近に構える]
(98) 2012/04/29(Sun) 10時半頃
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←頭の中では10%くらい
「すげえ若作りのクレア姉ちゃんだったらどうしよう」 「クレア姉ちゃん天使! 天使年取らない!!」
と思ってる ※思い切りの付かない理由
(-22) 2012/04/29(Sun) 10時半頃
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[向けられた眼差しは、 昔どおりにたおやかに美しいもの。>>80
挫かれぬ為距離を取り、 彼女に擬っと狙いをつけた侭、遣り取りを見守る。
ラルフの剣が彼女の心臓に向けられれば、 一瞬矛先は揺らぐが、其の侭外れず]
(99) 2012/04/29(Sun) 11時頃
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――っ >>91 ラルフ、退け!!
[ふわりと柔らかに揺れる裳裾。 クレアの眼差しが更に深き鮮血の色に変わる。
ジェフが城主に斬りかかる迄は確認せずに、 飛び掛り、ラルフを彼女から引き離そうと腕を伸ばした**]
(100) 2012/04/29(Sun) 11時頃
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[城主を注視していたために、黒犬の出現>>54に気付くのが一拍遅れた。 閃く白刃と城主のあいだを裂くように過ぎっていった影に、レンズの奥を驚きに瞬かせる。 そこに浮かぶは困惑と逡巡、そして僅かの不純物《名状し難い感情》。
それも僅かの間。 驚きから回復した錬金術師の眼は、図書館の前で振り向いた魔犬と領主の間を、どちらを選ぶべきか思案するように往復した。 その視線が、城主の赤い瞳に浮かんだいろを、紅い唇が紡ぐ音なき言の葉>>60を捉えた。]
“ ―――― ”
[続く決断は一瞬だった。]
(101) 2012/04/29(Sun) 11時頃
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今日は地元のB1グランプリ予選に出すためのB級グルメを決めるイベントに行って来るのだ
こういうの滅多にいかねーんでたのしみ!!
(-23) 2012/04/29(Sun) 11時頃
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[先に図書室に駆け寄った修道士の後を追い、自分も中に飛び込む。 だが、一歩遅かったようだ。 ムパムピスとドナルドの会話を聞き、追跡を断念する。 修道士に見出せないものが、それよりも時間も遅く手間の掛かる自分がすぐに探し出せるはずもない。
今は、「黒い魔犬の気配は北側の塔に向かっていた」と知ればそれでよい。]
(102) 2012/04/29(Sun) 11時半頃
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―宴会場― [そこに戻ったのはドナルドやムパムピスより先であったか。 城主との対峙は膠着に陥ったようだった。 止まった剣の代わりに言葉を切りつける戦いが続いている。 そこにあのヒューと名乗った傷だらけの騎士の姿がないことに小さな疑問を覚えつつも、また距離をとって万一の際の牽制の準備を始めた。]
(103) 2012/04/29(Sun) 11時半頃
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昔話をして感傷がひけるほど 貴方がたは甘くないのでしょう ?
何者かと問われたから 名乗ったまで――…
[ジェフが欲したであろう答えは薄っすらと分かっていたが 言葉にせずとも彼らの中でその答えは出ているだろう。 確認の為の名乗りは野暮というもの]
(104) 2012/04/29(Sun) 12時頃
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[前の食餌から随分と間が空いていた。 ヘクターが討伐されてからの間 領主の役割を代行してきた女が 十年余りの年月討たれずにいたのは 維持するに必要と思われるだけの食餌しか口にせず 領地での行方不明者の数が騒ぎになるほどの数で無かったからか。
欲しいと思い寄せたくちびるは ラルフの首筋に触れるのみ。
牙を彼の肌に宛がうことさえなく、退く]
(105) 2012/04/29(Sun) 12時頃
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[遂にラルフが城主を追い詰めた――ように見えたが。
女性を傷つけられぬ甘さが仇となったか、逸らした剣の隙を捉えて城主がラルフに迫るを見、思わず息を呑む。 後方の自分が駆け寄るより、ジェフリーが城主に向かって剣を振り下ろすが早いと――一瞬の判断を下した。
ここまではまだ対処不能の事態にはなっていない。 城主アヴァロン伯が、想定していたよりも弱いように見えるのが計算違いであるほかは、何の問題も起きていない。**]
(106) 2012/04/29(Sun) 12時頃
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[ジェフリーの問いかけ(>>73)に頷き。]
ええ、あれは魔物です。
[続くアヴァロン伯とラルフのやり取りを静かに見守る。 黒犬の存在も気にはなるが、ドナルドとアヴァロン伯のやり取りも気にかかる。 彼女が本当にドナルドの言う人物なのだったら、最早人間でないのは確定だろう。
――その方が助かりますね。
躊躇わずに攻撃が出来る。 そう思うと安堵の気持ちが広がった。]
(107) 2012/04/29(Sun) 12時半頃
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[ラルフの説得の甘さに苦笑が漏れる。 気持ちは分からなくもない、見た目は人間と変わらないのだから。]
――…。
[アヴァロン伯がラルフへと近寄り、その首筋に唇を寄せるのが見える。 魔法を撃とうか迷うが、ラルフまで巻き込むかもしれない。 その一瞬の躊躇いの間にジェフリーとドナルドが動いていた。
いざとなれば味方を巻き込んででも。 そう肝に銘じ、事態を見守る。]
(108) 2012/04/29(Sun) 12時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/04/29(Sun) 12時半頃
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/* なんか魔法だとどこからでも介入できるだけに、反対に介入しづらい。 なので私はもう傍観者です。 ジェフリーとドナルドが真っ先に動くのでそうなってしまうというのもあります。 エリアスは好戦的ではありませんしね。
(-24) 2012/04/29(Sun) 12時半頃
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[アヴァロン伯の言葉>>90に、微かに表情を綻ばせる。 あぁ、やはり話してわかる相手なのだと。 そう思い、剣先が完全に下りた瞬間――…。
――――クラリッサの身体が動いた。]
(109) 2012/04/29(Sun) 12時半頃
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[甘い声がすぐ耳元で響く。 脳を蕩かせるようなその声に、一瞬くらりと目眩がし。
だからこそ。 どうしてそんなに近くで声がしたのか。 注意を促す声>>96>>100を聞くまで、理解が追いつかなかった。]
(110) 2012/04/29(Sun) 12時半頃
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――――――っあ…。
[耳朶のすぐ下に唇が近づく感覚と。 後方から手を引かれる感覚と。 それらを同時に感じながら――…。
気付けば、目の前にはジェフの背中>>96があって。 半ば呆然としながら、自らの首から上方をなぞるのだった。]
(111) 2012/04/29(Sun) 12時半頃
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[ジェフに対峙せんとしたことが仇となる。 握る剣が腕の片方を掠めた後 剣先が深紅のドレスを裂き城主の胸を貫いた]
……ッ
[驚いたように息をのむ気配。 剣の冷たさを感じるは一瞬。 熱と痛みに女の相貌が微か歪む]
(112) 2012/04/29(Sun) 12時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/04/29(Sun) 12時半頃
クラリッサは、ラルフの呆然とした表情が視界の片隅に映り込む。
2012/04/29(Sun) 12時半頃
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何方かの甘さがうつったのかしら
[呟く声が痛みに震える。 ジェフから逃れようと身を引けば 鋭い刃が更なる熱と痛みを齎し女を苛む。 傷口から溢れる赤がドレスを濡らし 城の床に血溜りを作りゆく]
(113) 2012/04/29(Sun) 12時半頃
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[次に目に入ったのは。 真紅のドレスを貫く、ジェフの剣。>>112 美貌が歪むのを目にすれば、一瞬近寄りかけるも。
城主の胸から零れる雫がドレスをより一層色濃く彩り、床を紅に染める。
その光景にまるで魅入られたかのように、呆然と立ちつくした。]
(114) 2012/04/29(Sun) 12時半頃
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[ジェフリーの剣がアヴァロン伯の胸を貫いた。 彼女が人間ならこれで終わり。 しかし吸血鬼ならば。]
…まだ、終わりませんね。
[吸血鬼が完全に死に至るには。 首を落とす、銀で出来た武器や杭で心臓を貫くなどの方法がある。 他にも方法はあるのかもしれないが、それ以外は知らない。
アヴァロン伯の声が震えている。 溢れる血は赤く、床を濡らして。 その様はまるで。]
まるで、人間のようではありませんか…。
(115) 2012/04/29(Sun) 12時半頃
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ラルフは、クラリッサの紅に彩られた姿に、思わず感嘆の息を漏らした。
2012/04/29(Sun) 12時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/04/29(Sun) 12時半頃
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[血は力の源。 このまま血を失い続ければ――。 警鐘が鳴り響くかのような感覚]
先の炎だけでは まだ、遊び足りないのね
[終わらぬだろうと踏むエリアスに 吸血鬼は軽口を紡いだ]
(116) 2012/04/29(Sun) 13時頃
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>>111 …っぼうっとしてんじゃねえよ! どっちが魅了されてんだ!!
[ラルフに叫び、乱暴にその服を引いて距離をとらせようとする。 長剣が肉を貫く音に一瞬ぎくりとし── 振り向いて、其れが思うとおりのものと知った]
……クレア、……
[痛みに堪えながらも、夢見るように呟く娘。 深紅のドレスを、さらに深い赤が汚していく。
人間ならば助かるまい。──いや、声すらも出せまい。 だが]
(117) 2012/04/29(Sun) 13時頃
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