25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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― 食堂 ―
その可能性は宴参加者すべて大いにあるな。 ……獣が喰らう可能性もの。
[ロビンの言葉は獣に対する恐れが薄いなと 先日は頭を撫でたその小さな姿に 脳裏で冷静に思う己がいる]
……大事な者はあるさ…亡き主チャールズ。 そうだな……復讐に駆られた犬なればこそ
[……獣と大差ないと言われるのは 獣に対する嫌悪もあって、聊か眉がよるが 平静を装い粥を口に運ぶ]
……ああ、セシルとは月瀬のことか。 誰ぞそれはと昨日から思っておったのだ 刷衛殿とが背負っておったの ……仲がよいなら見舞ってやれば喜ぶのではないか?
(564) 2010/08/06(Fri) 11時半頃
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/* T・オウガの「駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは豚と犬」なんて言葉を思い出した。ヨアヒムが豚、イアンが犬ってだけだが(笑)
(-129) 2010/08/06(Fri) 11時半頃
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― 食堂 ―
お互いに疑わなければ獣がのうのうと 人を貪る事になるからな
…ほぉ、法泉殿が……? いったい何を持ってロビンが獣から食われない、と [匂わせる言葉に粥から顔を上げて 紅を細めてロビンを見る]
……その通りだ。俺には、な。
[優しい言葉をくれた人も、己を求める人もいる けれど、甘える性分でもなく、 主を思う心と血塗れた手がそれらを受けいれず。 ……ロビンの言葉には自嘲し笑う]
……そうだの、随分冷静ではあったの 彼の人が獣なら俺に太刀を貸した事後悔しとるかのう
(576) 2010/08/06(Fri) 12時頃
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― 食堂 ― [気持ちはわからないと言われれば”……確かに、な。”と ただ、続く法泉の言葉には、ロビンの手にあった 果実を思い出させるかのように赤い目が丸くなる]
……お寺さんだっけ…か、法泉殿は 不思議な力っつーのもあるからなぁ、世の中にゃ その加護がロビンにも…ということか? 獣が喰らおうとすると法泉殿の力が獣を祓う…?
[力の存在をまったく疑わずすんなり信じる青年を 傍から見ればどう思われるかが驚きに抜けるも 次いだ言葉に肩をすくめて]
……相手の手まで血まみれに、するわけにはいかないしな だから、寂しくて、いいよ ……ロビンは、そうか、寂しいがなくなったか…よかった
(588) 2010/08/06(Fri) 12時半頃
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[向けられた表情にはそう零す 誰の手も取れない、あの人にも逢えない そういう道をゆくのだと思いながら]
……借りた太刀以外にも3本太刀を持ち 俺よりも上背があり俺を背負う力もある ……あれが獣だと厄介だな
……月瀬の様子を確認に行くか?
[ロビンの言葉にそう口にしながら 食べ終わった食器を盆に置いた]
(589) 2010/08/06(Fri) 12時半頃
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ロビンと今話しておる ロビンもそなたを疑っており……月瀬が お前の傍にあるのを案じておるな。
それと、どうも法泉殿はロビン曰く なにやら不思議な力がある、そうな。
後、邦夜殿は夜光を確認すると言っておった
いろいろ、錯綜してきたなぁ…
(=39) 2010/08/06(Fri) 12時半頃
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あ、相打ち〜〜!?法泉殿が…? ……や、獣が細い花ならまだしも…… 何か武具でも扱い、 振り回す体力があるようには見えんぞ? 俺の佩いてるのだってかなり重いのよ? …法泉殿が獣の可能性、は、
[そう言って不思議そうに見る相手に 黒塗りの太刀の柄に触れ 獣の可能性に触れられれば……ふうむ、と考えて]
[あのうたかたで触れた髪の童花が消えたとは その言葉から気づけるわけもなく、 そんな言葉を零すロビンに紅を細めて笑む]
……ああ、心配なら見に行くといい
[自分も食事を終えたが、立ち上がることはせず]
(596) 2010/08/06(Fri) 13時頃
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/*でも、お坊さんって結構力ある人が実は多いよね 法泉はどうなんだろう(笑)
(-140) 2010/08/06(Fri) 13時頃
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…………惚気られてしもうた
[赤くなる様子に、鳥といいロビンといい 最近の花は初心だなと、くくくっと笑って …ただ、来て欲しかったの言葉にはきょとんとした]
なんだ、俺のような血濡れの手にきて欲しかったのか? 仲良い同士、心通う話もあれどと遠慮したんだが…
[が、続いた言葉には肩をすくめる]
……俺は散る花と、宣言している…… 伸ばす前から、わかるはずだ
[冬色の思考には当然気づくわけもなく]
(606) 2010/08/06(Fri) 13時半頃
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[内心は月瀬の傍に刷衛がおるなら ロビンと月瀬、ともに獣でなければ どちらも安全だろうとか こちら側の理由で思っていただけ、なのだが]
(=40) 2010/08/06(Fri) 13時半頃
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[惚気るつもりでの言葉には すまんすまん、と、手を振りわびて]
いくら厄介な獣と言えど、現在の密閉空間での 相互監視下で散り散りに逃げたら追えず 露呈するだろう二人一辺に襲う…はない。 特に、あの中であれだけ冷静だったのだ あれが獣ならその手の判断は必ず、できる。
[さらりと、今いくのならさして危険もあるまい旨をつげ 出て行く相手を見送り頭をかいた] [ロビンが小芝居をしていることには気づけないが ロビンも青年が芝居を打っているのには 気づいているのか、いないのか]
(614) 2010/08/06(Fri) 13時半頃
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記者 イアンは、執事見習い ロビンの、捨て台詞にはまた一つ肩をすくめ。
2010/08/06(Fri) 13時半頃
記者 イアンは、執事見習い ロビンに話の続きを促した。
2010/08/06(Fri) 13時半頃
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/* …orz 阿呆か己は
さって、これでセシル襲撃→刷衛疑いを 赤側は打ってくるのかな? でも、刷衛は共なんだよねー。
けど、発言からするに、 法泉襲撃でロビン賞金死狙いだろうから ▼ロビンも避けたいんだよな
(-142) 2010/08/06(Fri) 14時頃
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記者 イアンは、盆を片すと立ち上がり…はて、場所を決めぬでいたがどこで会えるかなとふらり
2010/08/06(Fri) 14時頃
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― 食堂→ ― [ロビンのそんな背をゆっくりと見守って そうしてから立ち上がり…… 青年は耳の裏に手を当てる そこにあるのは、今回の仕事での相棒と 連絡を取り合うための機器。
小声で報告を行う。]
(618) 2010/08/06(Fri) 14時頃
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今からロビンが月瀬を案じに 月瀬のところへ向かう。 お前が傍にいるようならば 二人の様子、観察お願いしたい。
私は本郷が私と話がしたいと 大広間で声をかけられているので そちらへ向かう
(=41) 2010/08/06(Fri) 14時頃
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記者 イアンは、屋敷の者に探し人の自室を訪ねている
2010/08/06(Fri) 14時頃
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/* 刷衛=共がどこまで匂わせできてるかどうか……
しっかし、きょうの吊が どことぶかわからんなー
(-144) 2010/08/06(Fri) 14時頃
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― B棟 本郷の部屋前 ― 本郷殿、いるか?
[屋敷の者に教えられて本郷の部屋に向かう。 大広間で話がしたいといった当人は ここにいるだろうか?と扉をノックする]
(624) 2010/08/06(Fri) 14時頃
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― 本郷の部屋 ―
……失礼いたします。
[内から許可の声が聞こえれば戸に手をかけ開く。 そうすれば蓮の匂いが広がって。
そのまま、声が響いた方へと進んだ]
大広間でいっていた話を伺いに …………蓮の花、本当にお好きなんですね。
[部屋を満たすにおいに、ふと、口をついて出た]
(632) 2010/08/06(Fri) 14時半頃
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― 本郷の部屋 ―
はぁ……花主となるとそういう扱いになるのですね…
[花の部屋は貧相なわけではないが 個々の趣味が反映されるわけでもなく。 大樹より南の地方でよく見る民族衣装を 思わせる黒い服を着た部屋主の言葉に甘え 青年は昨日壇上に会った時と同様の姿で座る]
………殺されることを望む相手も殺せない人が 獣と思いずらかったので…… ならば、獣に食い殺されるか 人であっても疑い集まれば死ぬかもしれない場からは 遠ざけておきたく思い
……こちらからもうかがいます。何故、逃げなかった……?
[膝の上に両の手を置いて静かに口にする 水音が聞こえるとついではなに届く茶の香り。]
(641) 2010/08/06(Fri) 15時頃
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[本郷の説明には成程、と一つ頷いて。 器の中花開く茶に礼を述べ手に取った]
……はい。獣の宴である可能性が濃いと…… それ故の獣に食わせる毒花ですので。
[深闇空の視線を紅で受け止めながら頷く 熱く香り良い湯気は宴前に痛んだ喉に優しい]
……本当、頑なですね。どちらの理由も 結果、このような事態に巻き込まれて……
[頑なさを計算して考えるべきでした、と 嘆息一つ零した後……闇夜を見ていた赤は 茶の花に視線を落とした]
……泥から咲く蓮はあっても、 血の池から咲く蓮もありますまい もうおわかりでしょう、私という花が 今、何を吸って散るまで咲いているか
(652) 2010/08/06(Fri) 15時半頃
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[本当だといわれれば、青年はくすくすと笑って。 自己責任だという本郷の言葉を聴きながら 一口、口に含む茶は口内で淡く香った]
……自己責任といわれても 命の危険がある場所になど、いて欲しくなかった。
[己を殺そうとしてくれた本郷にぽつりと、こぼす]
……血を吸い咲く花は復讐の毒花 そのような花、百害あって一理なしです。 家名も……いえ、そういったものどころか 貴方自身が血まみれになり、 そのまま倒れかねない修羅道の花です。
[伏せた後見つめてくる夜を 睨むように紅は見つめた後…力抜き笑う]
……本郷殿の手は蓮の花を咲かすためにある もっと、綺麗な花をお選びなさい……
(663) 2010/08/06(Fri) 16時頃
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しょうがないじゃないですか。 こちらも潜伏の仕事なんですから。 本来なら逃げろというのだって守秘義務違反なんですから
[独りよがりなのはその通りですが 素直に逃げてくれればよかったんです、と 本郷の言葉に少しむっとして言い募ったが 手で招かれれば、首を傾げながらも 椅子から立ち上がり歩を進め]
……一利の方じゃなくて百害のほうを気にしてください 私怨で無辜の者にも手をかけてる私です そんな花を持てば命さえ狙われるんですよ……
[今回とてかなりの大家を潰す。 隠された花とはいえどこで情報が漏れ 何に狙われるかなんてわかったものじゃない 商品価値云々の話には、それはそれで 酷い言い草ですねと苦笑して ゆるりと座る本郷の前に立った]
(673) 2010/08/06(Fri) 16時頃
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/* なぐりこい!!(笑)
(-161) 2010/08/06(Fri) 16時頃
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…センターから聞いてません、でしたか?
[投票箱まで持たせて花を仕込んでいるのにと 刷衛の言葉に首をかしげて]
……私が殺すことも厭うてください…… でも、そうですね。自分で研いだ業が くびをおとすのは…ねぇ?
[なので、どうにかなさってくださいと、こぼして]
(=43) 2010/08/06(Fri) 16時半頃
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……殺そうと、してくれましたから。
[強調される部分に、返す言葉は 傍から聞いたら不思議なやり取りにも聞こえるか
ただ、両手をあげ頬を挟む仕草は 口付ける仕草に似ていて。 抵抗のない青年は断ってる時に どうなのかなと思いはしたがされるがまま
殴られた。]
――――――――………… 私は、殺す以上殺される日が来るのを踏まえて その日を待っている花です 守るための戦いかななぞ……知りません
[当然のように言い募る本郷に頭がくらくらする 叩かれた両頬が痛い]
(681) 2010/08/06(Fri) 16時半頃
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……第一、こんな花に何故そこまで執着しますか わけがわかりません…
[眉間にしわを寄せて、少し低い位置にある本郷の 自分にそういう理由がわからず]
(682) 2010/08/06(Fri) 16時半頃
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……そういう様子なのですか……?
[本郷と話しているときに聞こえた言葉 頬の痛みを抑えながら話す ……頬打つ音は聞こえたかもしれない]
(=46) 2010/08/06(Fri) 16時半頃
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…血の絡まない笑い話のほうが 私は良いです……
(=47) 2010/08/06(Fri) 16時半頃
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………わかるぐらい露骨、だったのですかね…
ああ、今、本郷になぜか殴られました……いたい…
(=49) 2010/08/06(Fri) 16時半頃
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…殺されてたら、こうやって会話してませんしね
[片手で叩かれた両頬をさすりながら 物騒なのか間抜けなのか 相変わらず当然といった様子の本郷に なんだか、だんだん言っても無駄な気がしてきて苦笑一つ]
……随分乱暴な手なんですね…… と、言いますか、比ゆ表現、なので、そのまま とられても、ちょっとあれ。なんですが……
[どうやら火傷したらしい様子を ぼんやり眺めながら、脱力して紅で見ていたが
続いた言葉……ただただ、ぽかーんと どれくらい間抜けな顔をしていたか判断つかないぐらい 紅で闇色のその様子を眺めてから、ポツリと零した]
…………酷い花主と花も、ある、ものですねぇ
(691) 2010/08/06(Fri) 17時頃
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……はぁ…私はちっともわかりません
それと、表に出ること、わかりました。 そうですね、出れば食い殺されても 自殺はなくなりますね
(=52) 2010/08/06(Fri) 17時頃
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