5 おんがくのくにのふしぎなおはなし
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[プレストでもう一泊することになり、気は急いていたものの特になにも言わず。
ぼんやりと窓の外───北を見て1日過ごし、翌朝。
犬の道具屋に抱かれた赤子になった豹の騎士を見つけ、言葉をかけた。]
一緒に残れて嬉しいかい。
[答えはどうだっただろうか。 朝食の席で王子に御伽噺を話してからプレストの宿を後にした。
いばらが伐られ、ランタンに照らされた道を、烏の兄さんに気遣われながら歩く。
村に着けば、宿には向かわず他の場所へ。]
(21) 2010/03/27(Sat) 21時半頃
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奏者 セシルは、釣り師 ヌマタロウがいずこかへむかう後姿を 見る
2010/03/27(Sat) 22時頃
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[視線を感じながらも振り返らずに歩く。 やがて広場につき、広場の隅の木に近づく。
あまり大きくはない梅の木。花も実もなく、枯れかけながらも立っていた。]
もうおまえさんしかいないだろう、ぼくを知る者は。待つ物は。
お互い、枯れ果てる前に会えて嬉しいねえ。
ただいま。
[しばらくの間、木と語り合っていた。 それが済めば、村はずれの聖堂へ向かう。]
(22) 2010/03/27(Sat) 22時頃
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[じぃとピッパを見つめれば、昨夜守ると言ったことを思い出す。弱気になって、残ることは彼女が赤ん坊でなければ叩かれそうだった。もう一度いいかなというように手をくすぐる]
…よっしゃ俺は行くよ。俺達は、か。
熊のお兄さんは…見たとおり強そうだし、白鳥のお姉さんも腕が立つようだ。自分の身と子供の一人や二人…
[ふと「>>21一緒に残れて嬉しいかい」爺の言葉を思い出す。 その時にとっさに口にはできなかった答えを]
そうだな。一緒にいれることは嬉しい。 だけど残ることは嬉しくない。残るなんて誰が決めた?残れって言われても俺は聞かない。ねじまげてやる。
[昨夜の老人の話を思い出しながら薄く笑った]
(+16) 2010/03/27(Sat) 22時頃
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[風はゴォーゴォーとなるばかりで、一向に晴れる気配無く、猫の道化はひたすらそんな空を見上げる。]
取り戻せなかったら、こんな風になっちゃうのかな。
[ローブを深々と被り、小さく呟く。]
怖いね、僕はそんな風になったら、どうなるんだろう。 眠るのかな、それとも―…‥
(23) 2010/03/27(Sat) 22時頃
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はなぞむかしの かに匂ひける か
(-9) 2010/03/27(Sat) 22時頃
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[ちらりと見ると聖堂に向かう人々。 猫の道化は祈った事はなかった。 助けてくれない神様はいないのと同じだったから。]
みんな、祈るんだね。 神様というものに。
[笑いも浮かべずに、聖堂に向かう。]
(24) 2010/03/27(Sat) 22時頃
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[途中の家々からは、息をひそめてこちらをうかがう気配がした。]
昔はこんなじゃなかったのに。 音楽を奪われたせいか、ヨアヒムのせいか。
[遠い昔にはなかった塔に視線をやり、ため息を吐いた。 北風に身をすくめ、コートの襟をおさえる。
やがて聖堂に着けば、人の気配がした気がして聖堂の外で立ち止まった。]
誰かいるのかい。
[呼ばわりながら聖堂の中へ。殿下の姿を見つけたか。]
待ち人は来たかい。邪魔なら去るがね、お祈りを済ませてから。
(25) 2010/03/27(Sat) 22時頃
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ひとりぼっちで永く─── 生きすぎたね、ぼくも、おまえさんも。
おまえさんは休ませてあげよう。夜が来たら。
[梅の木にはそう話、幹をなでた。]
そして、ぼくは
(*0) 2010/03/27(Sat) 22時頃
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終わらせよう、ぜんぶ。
(*1) 2010/03/27(Sat) 22時頃
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―聖堂―
――……、 少しはましか [ディーンにランタンを押し付けてその場所へ。 天窓は高く、集められた光は穏やかに降り注いでいた。 ここにもまた、かつては音楽があった証。
同じく古びたオルガンは、けれど こんな状況でも手入れはされているのだろう。]
――…待ち人、か。 むしろ私に用があるのは、そなたではないのか?
[>>25 訪れた声に、鍵盤に触れようとする手を止める 祈ると言うのならそれは邪魔せずに待つつもりだった]
結末だけを知ってる御とぎ話を聞くというのは、おかしな気分だな。
[ぽつり、呟いて]
(26) 2010/03/27(Sat) 22時半頃
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行くんなら、ピッパの細剣も持っていったほうがいいか。 …で、ピッパはこれ持ってな。
[ピッパの首にロケットを掛けようとするが、ぶかぶかで チェーンを二重にし腕に巻きつけた握らせた]
…レティもよければおいで。
[無理強いはできなかったので軽く誘うだけ。 ピッパをおんぶしていくか、荷台に乗せるかを手を顎にのせ悩む。ピッパの置き場所?が決まれば茨の森へ*]
(+17) 2010/03/27(Sat) 22時半頃
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[祭壇に祈る。それが捧げられるのは神ではないが。
祈り終え、殿下のほうを向く。]
今日は一緒じゃないのかい、犬は。
(27) 2010/03/27(Sat) 22時半頃
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[犬、という言葉にはある種の確信を持って、 あからさまに耳が、ぴくり跳ねた]
…一緒じゃない方がいいんじゃないのか?
[オルガンの蓋を閉めれば、そちらへと向き直る]
(28) 2010/03/27(Sat) 22時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 22時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 22時半頃
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別にどちらでも。 御伽噺の結末は、彼に語って聞かせてあげればいい。
子守歌代わりに。
[いつも通り、好好爺然とした笑みを浮かべた。]
(29) 2010/03/27(Sat) 22時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 22時半頃
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―聖堂→元村長宅―
[聖堂の扉を開けようとすると2人の話し声が聞こえる。 何か大切そうな話をしているそうで、そのまま開けずに踵を返す。]
大切な話は邪魔しない方がいいよね。 どうせ僕は忘れちゃうんだし。
[小さな小さな独り言。 休みを取る為に、元村長宅に向かった。]
(30) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 23時頃
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――ッ
俺があいつに子守歌、って、 ……大体、話すのも恥ずかしいだろ、あのオチは。
[言葉と笑みに調子を狂わせられて、思わず髪をかき混ぜた]
――なんだよ、認めんのか。 理由くらいは聞いてやる、毎晩安眠妨げやがって。
(31) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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あれ?
[そして、その寒々とした様子を観察していたとき、ふと、王子の姿がなくなった。]
――……ッ
しまった、あいつ……。
[ここに来る途中も傍にいると危ないとか、なんとか言ってた。 立ち止まってふうっと息をつき、周りを見回す。]
(32) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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奏者 セシルは、扉の気配に一瞬ちらと目を向けた
2010/03/27(Sat) 23時頃
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――名も無き村――
随分と寂しい村だぁね。 [ひゅうひゅうと風が吹き、黒い森が揺れる。 高く捻れた塔はすぐ近くに見えて、その禍々しさに烏の男は息を飲む]
……あぁ、ヨアヒムの野郎は王国をこんな風にしちまいたいのかねぇ。 そんな世界に一体何の楽しみがあるのやら。
[月光のランタンはやがて光を失い、昏い森の中、月の雫の指輪だけがぼんやりと青白く輝く。 烏の男は聖堂に向かう者達を見送り、休憩を取れそうな家へと向かう]
(33) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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[暗い森を皆と共に抜け、次の町へつけば、旅の疲れが出たのかすぐに休息をとった**]
(34) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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どこにいった?
[押し付けられた月光のランタンの力をもってすれば…とも思ったが、それは力を既に失っていて、ただのランタンになっていた。 苦々しい顔になって、あたりを探索しはじめる。]
(35) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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恥ずかしいのは、まあ同意しよう。
[一歩、殿下に近づく。]
ああ、主語が抜けていたねえ。
「もし彼が赤子になったら。」 こうつけるだけで、認めたことにはならないだろう。
(36) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 23時頃
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LWはヌマ爺か!サイラスかと思ってた!
(-10) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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ワクワクがとまんねぇぜっ!といいつつ離脱**
(-11) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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[旅の疲れが出たらしい、蝙蝠の娘を休ませようと 元村長の邸宅らしい大きめの家に向かえば、苦々しい顔で何かを探す金糸の若君と出会う]
あれ、若君、どうされましたい?
(37) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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[>>35の姿を見やると、]
猫の王子様は聖堂だよ。 鶯のおじいさんと一緒に。 何の話をしてるかは知らないけれど。
[聖堂を指さすとにっこり笑う。]
(38) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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認めようが、認めなかろうが。
[距離が一つ、縮まる]
どっちみち、おとぎ話の結末をわざわざ、 子守唄代わりに聞かせられた俺には、バレバレだろうが。
――お前が、あいつの手下だってことは。
[真っ直ぐに見据える、 けれどその身の衰弱はやはり見て取れるほどで]
……それとも、あのおとぎ話を実演してみるつもりか? 手先の内緒話を知る者こそが――、とかいう。
(39) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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/* みんな来ていいとおもうんだ俺。 ヌマ爺次第か。
(-12) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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――だったら、 騙す皆がいたほうが都合がいいんじゃないのか?
[意図をまだはかりかねている、 けれど、うっすら笑ってみせた]
(40) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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勝手に聞いておいて、安眠妨害もないもんだがね。
[また一歩、近づく。靴の音が響く。]
ぼくと殿下では、どちらの信用度が高いかくらいわかっているよ。
やっぱり、あの時に犬は片付けておくべきだったね。殿下の隣の部屋は、彼の部屋だと思ったのに。
違った。カワセミの青年には悪かったと思う。
[人の気配がしても、黙ることなく語り続ける。]
(41) 2010/03/27(Sat) 23時頃
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さて、騙されているのは誰だろうね。 おまえさんかぼくか、それとも、ヨアヒムか。
(42) 2010/03/27(Sat) 23時半頃
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