112 燐火硝子に人狼の影.
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ねぇ、サリスさん――あなたは、
あの子を人として死なせることを望みますか?
あなたと『同じ』にすることを望みますか?
……それとも、人のまま。 あたし達に協力させることが、できますか?
[いくつかの選択肢の提示。 サリスの答えによって、牙は向く先を変えるだろう。]
(*7) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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[完全なる人の身で人狼の眷属となるを選ぶならば、 きっとその者は狂気の沙汰。]
(-11) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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そう言って貰えると有り難い。
[獲物の件については僅かに安堵を滲ませる。 今日は、と言ったミドルが誰を思い浮かべたかは知れない]
嗚呼、もちろん。 好きに選んで構わない。
[余程のことがない限り 彼女の選択に口を挟む心算はなかった]
(*8) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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/* >>30がこれまた襲ってくれとおっしゃっているような。 ちなみにデフォがホレーショーさん投票なんです(
ケイトとしてはメアリーのが断然襲いやすいけど、 そこはサリスからの返答次第ってことで。 吊り襲撃被せてもいいかな…?
(-12) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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そうだな。
[ミドルの意志を確認しゆるくわらう。 サリスへの問い掛けを耳にするも 思うことは口にせぬまま――]
(*9) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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また人が死んだ・・・ もう誰も死ななければいいのに
[誰の目にも見えないしぼやいても声もききとってもらえないけれど、生きている人には 泣きそうな顔で上を見上げた]
気をつけて・・・ ・・・死なないでと・・・**
(+5) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/02/07(Thu) 22時半頃
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[ふと、幼い少年の声。
するりと闇の中をすり抜けて。
健気に涙を堪える頬に掌を伸ばす。]
……。
[慰めにかける言葉はなく。 微かに笑んでから、また静かに闇を歩き出す。*]
(+6) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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――翌朝までのこと――
[あんな申し出をしてしまったのだ。恥ずかしくない訳がない。 実際、メアリー>>25の動揺、困惑するような様は伏した目の内にも見えていて――。 けれど彼女は、笑みと共に、この申し出を受け入れた。]
うん。
傍に、居て、くれ。
[己の手を取る少女の手は柔らかく、小さく。その温もりが直に伝わる。 ―――あぁ。嬉しい。 その時確かに、そう、感じた。
眠る前に、男は黒い上着を脱ぐ。それを敷き布団代わりに。 そして、何も言わずに、左の肩口の牙痕をメアリーに示した。 己が何を言わんとしているか、彼女にも恐らく伝わったのだろう。]
(31) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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[この宵は。 古い傷跡の齎す苦しさが、和らいで感じられたものだった。]
(32) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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――翌朝・メアリーの客室――
[夢か現か、といったところで、ふと身体に何かが掛かる>>27。 ぼんやりと、少女の声が、聞こえてくる。]
―――――… めあり ぃ 、
[『嫌いにならないで』。 そう、聞こえた気がした。 ぱちりと目を開け、ゆっくりと身体を起こせば、其処にメアリーの姿はとうに無い。]
メアリー?
(33) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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フランシスカは、遠い、記憶の中の、狼の咆哮を探すように**
2013/02/07(Thu) 22時半頃
シーシャは、辺りを見回しながら、脳裏に繰り返されるは「ふたり」のあかいこえ。
2013/02/07(Thu) 22時半頃
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/* やっぱコミットしないとダメですよね?w がんばる……
(-13) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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[広間の椅子に座り、男は黒檀の杖を手遊ぶ。 仕込み剣は飽くまで護身用のお守り。 使う心算なくとも贈り主の代わりに傍に置く]
人狼を殺さねば――… 人が喰らい尽くされる。
[男の声に恐怖の色はない。 杖の継ぎ目をそろと指の腹でなぞり 思案げに翡翠を伏せた]
(34) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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[昨夜、グロリアに関する問いへの返答は無かった。 おそらくフランシスカの狩りで何かが、と漠然と思っていた。 あぁ、あのまま、何の返答も無かったのであれば。 今の心の内、揺れるものは無かったのかもしれない。 ……問わなかった方が、楽で居られたのかもしれない。]
………………
[>>*3伝い聞こえる、そのあかいこえ。 其処に上がったサリスの名前。リヒトが、求めていたもの。]
……………ひとりぼっち なん、だ な 。
[畏怖や怯え、呪縛からの「おなじにならなければ」では無く。 まるで家族であるかのような声色>>3:*56だった男への、想い。]
(*10) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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[――――…二つは選べぬ、愛おしさ。]
(*11) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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[聞こえてくるのは、ミドルの覚悟を問うリヒトのこえ。 そして、ミドルの意志>>*6。それは己の意志とも繋がる。 ミドルにはまだ、自信作のワッフルを食べて貰っていない。 それに――彼女には、何処か自分と似た境遇を、漠然と感じていたから。]
………………………
[けれど。 「あの子」、と彼女>>*7が口にした時に、また何かが、揺れる。]
(*12) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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オスカーは、フランシスカにお辞儀をした。
2013/02/07(Thu) 23時頃
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[重厚な、内と外を隔てる扉。 この扉はいつだって外側から開かれる。 内側から開かれる時があるなら、それは――
一定の距離から近寄る事なく、その場を離れる。 広間を通りかかり、ルーカスの姿>>34を見つければ、 ゆるりと微笑みを向けただろう。
足はそのまま、廊下の奥へ。]
(35) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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殺させはしない。
[それは、強い意志。]
同じにも、させない。
[それもまた、真っ直ぐに響く意志。]
……………でも。 協力させられるか、は。 やってみねェと、解らない。
[そしてこれは、揺らめく言葉。]
(*13) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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――…ひとりにも慣れた。
[金糸の獣は、サリスに嘘を吐く。 一人のまま終を迎えるのも覚悟していた]
(*14) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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[何時か、ルーカス――と名乗る人狼に問われたことがある。 『私達に喰われたくない者がいるなら』、と。 男はその時、一人の少女の名を挙げた。 ふたりの人狼は、「少なくともその時は」この望みを聞いてくれていた。
問いに対し、己自身の名を先ず挙げなかったその男は。 この時に、ふっと意識することとなった。 その人間の少女の存在が、己の心の内を占めはじめていたのだと。]
(36) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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[それでも、人狼たちとの決別も出来ていない。 彼らのこえを聞くうちに、狼の傷跡故の、獣のこえ故の呪縛だけでなく。 ――絆されてしまっても、居たのだから。]
…………は、
[人でありながら人でない。どっちつかずの、苦しさ。]
(37) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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[人の命を奪い生きる事を決めた幼いあの日。 あの時から、同時に奪われる覚悟もしていた。
生きようとする強い意志もつ獣なれど 同じだけの思いには敵わぬやもしれぬ]
(38) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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そう。
ならば少しだけ猶予を。
[サリスの声>>*13に表れる意志の強さ。 ここまで彼が自分達に協力してきてくれた事を思い。 願いを無碍にするつもりはなかったが。]
もし、彼女があたし達へと害を及ぼすようなら――
[その先は、言わずとも伝わっただろう。]
(*15) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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フランシスカは、オスカーにチョコを差し出した。(ナデナデ
2013/02/07(Thu) 23時頃
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・・・
[何かを言いたいのだろうが 少し前にそばに居たフランシスカがどこ行くのが気にはなるが追いかけず]
もう少し生きていたかった・・・**
(+7) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
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[物語の結末はどうなったのか。 思うにそれはきっと幸せな形とは言えない物ではないか。 そう考えるには幾つかの理由があった。
まず一つ。 主要な人物達が先を見据えてはいない事だ。 何もそれが正解だとまでは言わない。
しかし無鉄砲に突き進み バランスを取ることも知らず 欲しいものだけを貪っていれば何時かは破綻する。
物事は案外単純であるのに、 阿呆ほど、難しいと言い余計な理屈をこねくり回す。 その典型が微かに見え隠れしている。]
(39) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
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ホレーショーは、本の頁を捲った。
2013/02/07(Thu) 23時半頃
オスカーは、フランシスカ(おやつだ〜
2013/02/07(Thu) 23時半頃
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――…私を殺さねば、全て喰らい尽くしてしまうよ。 人狼の存在を知った者を生かしておく酔狂は一度きりだ。 喰われたくない者として名をあげたあの娘も 全て――…
[サリスとミドルの遣り取りを聞けば 己の意志を淡々と告げる]
(*16) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
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殺させなんか、しない。
同じにも、させない。
[それは、今「あかいこえ」の方で、告げた意志。 人としての声でも、また、紡ぐ。]
……馬鹿。 お前を嫌いになんて、なれねェ、よ、
[男は上着を羽織り、ひとり部屋を出る。 途中、自警団の男と出くわす。テッドの処刑が済んだことと、フランシスカが喰われたことを聞くこととなる。 ――そうか、と。ただ一言だけを返し、廊下の先へ。]
(40) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
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オスカーは、フランシスカにむぎゅうした。
2013/02/07(Thu) 23時半頃
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[動かないフランシスカの指先をもう一度、なぞる様に撫でる。 思い返すのはたった数日間の出来事だけれど。 怖かったけれども、それ以上に。 久しぶりに、人並みに扱って貰えた事が。]
……私にとっては、人よりも。 ほんの少しの気遣いだったとしても。 人外の方が、優しかったから。 それが嘘だったとしても、気紛れでも。良いんです。
[だって、]
(41) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
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私は嬉しかったから。 優しい人達が、生きてください。それで、良いです。
[本当は、もう少し一緒に居れたら良いなって思うけれど。 その望みを口にすることは、無い。*]
(42) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
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[――もし、他の選択肢として。
彼が少女を己よりも、あるいは同じ声を持つ者達よりも 優先するのならば。
己はいかに、動くだろうか。]
(*17) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
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[何時か大事な者をこの爪と牙が傷つける。 離れようとしても縁を切る事は出来なかった。
何よりも近く何よりも遠くある存在。 守る為には己が消えるしかないのだと思う。
けれど生きる為に命を奪ってきた獣は それを自ら手放す事は出来ない]
(-14) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
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