298 終わらない僕らの夏休み!
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[ ──思い浮かびもしなかった。けれど、]
出口先輩ってば、 もしかして女の子とお祭り──あれっ?
[ デートですか? なんて。 カマでもかけてみようかと思ったところで、
そういえば初回の9月1日、 出口先輩は野球部の面々とお祭りに来てたのに、 昨日は女の子と一緒にいたな。と思い至る。
行動が変わってる? と抱いた違和感を、 千早は素直に言葉にしてみることにする。]
(36) 2019/09/04(Wed) 17時半頃
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……出口先輩、もしかして昨日、 公衆の面前で女の子を泣かせてませんでした?
[ 眉間に皺を寄せ、訝しむような目つきで、
……あくまで、相手がループ経験者かどうか、 見極めようという目的の元、やや固い声で、
出口先輩を見上げて、そう問うたのだった。*]
(37) 2019/09/04(Wed) 17時半頃
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― 9月1日2回目の回想 ―
[神社を去り、9月1日が2回目なことを話題に、明日はきっと大丈夫ですよね、なんて当たり障りのないことから、あたしはメッセージアプリで先輩に話しかけた。
先輩からの返事は暫くなくて、「誰?」と聞かれたから、あたしは随分ぎくりとした。
嫌われたのか、何かおかしいのか。あたしには何がおかしいのかわからなくて、「澪です」と返事をしたんだけど、先輩からの返事がそれきりなくて、あたしは悲しくて]
(*4) 2019/09/04(Wed) 18時頃
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[あたしは悲しくて、悲しかったから覚悟を固めた千早ちゃんの顔が思い浮かんで「もういちど会えませんか」と送った。先輩からの返事はない。
あたしは辺りの景色が変わっていることに気付いた。どこの道だろう。うちの近くではない。けれどはたとする。ああ、これは願い川の近くだ。叶い橋が見えている。 まだ夜ではなくて、昨日みた色と同じ夕焼け空の色だった。
あたしは秋山先輩の姿をみつけた。声をかけた。
ああ、もう、耳が聞こえない。秋山先輩、と声をかけた。先輩は振り向いて、あたしの顔を見ていた。ああ、あたしはどんな顔をしていたろう。
秋山先輩は何かに驚いているようだった。転んでしまった。あたしは驚いて秋山先輩を助け起こそうとしたのだけど振り払われた。怒っているんだろうか。ごめんなさいと謝った。
秋山先輩が何か言っているけれど、あたしは耳がうまく聞こえないから……いやだ、と言われたのだとおもう。あたしは悲しくて……秋山先輩に何か滴っている。黒い……なんだろう?]
(*5) 2019/09/04(Wed) 18時頃
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『譏■■取律縺ッ縺阪▲縺ィ螟ァ荳亥、ォ■■縺吶h縺ュ』
『貔■ェ縺ァ■縺』
『繧■ゅ≧荳?蠎ヲ莨壹∴縺セ縺帙■■』
「遘句アア蜈郁シゥ」
「縺斐a繧薙↑縺輔>」
(*6) 2019/09/04(Wed) 18時頃
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[秋山先輩は慌てて這って起き上がった。あんなに取り乱した彼をあたしは見たことがない。秋山先輩は足元を見ていなかった。
だから、願い川に落ちてしまった。あたしは助けにいこうと川に一緒に入ろうとした。
川の水ってこんなにも黒かっただろうか?秋山先輩が沈んでいく。秋山先輩の姿が見えなくなった。]
(*7) 2019/09/04(Wed) 18時頃
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[今度はもうすこし上手にやりたいな。 明日がきたら学校で…… ああ、そうだ。それは出来ないんだった。 だってあたしが死んでいることが分かられてしまうもの。
時計の針の音が耳につく。 今日のやり直しが出来ればいいのにな。
あたしはどこかから、焦げ臭いにおいがしていたような気がした。 あの死んだ誰かにもあたしのように未練はあるのだろうか。]
(*8) 2019/09/04(Wed) 18時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2019/09/04(Wed) 18時半頃
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─ 家から図書館までの道すがら ─
[暑い。 直射日光が真上から容赦なく降ってくる。頭皮が灼けてる感覚が、全身から汗がにじみ出る感覚が、それがTシャツの下を伝う感覚が不快だ。 家に親戚が集まってなんか居なければこんな思いしなくて済んだのに。]
…ん。
[ポケットの中のスマホが震える。メッセージアプリのアイコンが通知画面に現れた。送り主は…航だった。 ぎゅう、と眉間にしわが寄る。
「いきなり連絡してきたと思ったら夢の話かよ」
「んなことより叔父さんさっさと連れて帰って」
もしかして俺が見た夢のことを言ってんのか?そう思いはしたけどそれをわざわざこいつに伝える理由がない。それに、夢の中で夢を見る…とかそういうの、俺には別に珍しくもなんともない。 だから二言だけ。スマホをスリープ状態にしてポケットに戻す。]
(38) 2019/09/04(Wed) 18時半頃
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………ふう… ………………………………
[なんだか気分が尖っている。夢の中の方がマシだったと思わされるのが嫌だ。俺がどういう思いしてるかなんて知らないで幸運に無自覚なままで呑気に夢の話なんかをメッセージで送ってくる従兄弟が嫌だ。あいつが悪いわけじゃないなんてことは、わかってるのに。
「ごめん」
「八つ当たり」
「夢って何」
もし仮に航が「とりあえず何らかの理由でご機嫌伺いをするために夢の話などを持ち出している」んだとすれば、ウザいからブロックしたらいいだけの話。 そうじゃないなら………]**
(39) 2019/09/04(Wed) 19時頃
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[あり得ないこと起こりまくった夢の中が楽しかった、とか 虚無すぎ。]
/* 的な理由でも気分が尖っているよ。一人称で書いてると楽しい、とかポジティブ目なワードあえて避けちゃうので素っ気なさすぎるかなーとおもいつつ…つつ…
(-16) 2019/09/04(Wed) 19時頃
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― 3度目の9月1日:朝 ―
[冷房強い……。 部屋が冷えてる。 ちょっと涼しすぎる部屋であたしは目を覚ました。 夜も毎日あついからといってやりすぎだ。
今日は目覚まし時計が鳴る前に起きたみたい。 鳴ってない。
スマホを掴む。眠い…… ああ、メッセージが来てる。千早ちゃんから。
(>>15) 『今日は3度目』
その文面に一気に目が覚めた。 そのくせまだ夢のなかに居るような気分になった。]
(40) 2019/09/04(Wed) 19時頃
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[千早ちゃんのメッセージを見てから、すぐに日付けを確認する。スマホによれば今日もまた『9月1日』だという。
あたしにとっての『昨日』『或いは夢』を思う。 あたし含めた数人が、9月1日が2回目だと思っているという内容だ。根岸からは増えてるかもしれないけど、現状9人と聞いた。
2回目のお祭りは千早ちゃんや研人や根岸とみんなで。
ただ、人間の記憶って、あたしにとってはなんだかそもそもがあやふやだ。 物体として昨日あったことが残っていないなんて、ほとんど夢みたいなものじゃないか? 世界五分前仮説みたいな話になってきた。
ぶよぶよした謎が体積を増していて、あたしはあたしというもののどこに確実さがあるのかわからなくなりそうだ。]
(41) 2019/09/04(Wed) 19時頃
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[千早ちゃんにお返事をかえした。(>>15)
『覚えてる。』
『ごめん。 明日は9月2日だよっていったの嘘になっちゃった。』
それ以外にどうしようもない気がして「夏休みが伸びたと思って楽しく過ごそう」とあたしが言った時の、千早ちゃんの心配そうな顔がよみがえる。]
(42) 2019/09/04(Wed) 19時頃
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/* 1回目は颯成と、てかいてた文カットしたら2回目のメンバーにいれ忘れてますねえ!!!いやだァッ!!!!!!颯成もいたんだァ!!!颯成ィィ!!!!!!!!!!
(-17) 2019/09/04(Wed) 19時頃
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−家から神社までの道すがら−
根岸! 今日は独りなのか!
このエッチなヤツめ!!
[俺は神社への道を精一杯走りながら、根岸を追い越しざまに昨日と同じ台詞を吐いてやった。そうさ。あいつが俺の宝物を覗き込みながら、彼女の意外な一面発見みたいなこと言うから(>>1:259)。俺はあの紙片を手で庇い隠しながら言ってやった…内で岸となにやってるんだろうな羨ましいヤツめ!
そうして俺は、俺のイメージでは疾走するように根岸を追い越したつもりだったけれど、現実の俺は俺のイメージ通りのスピードは走れていなかった。現実は厳しい。
なかなか視界から消えない俺を見ながらイライラしてるんじゃないか根岸はと、俺の中の俺が嘲笑するように言った。*]
(43) 2019/09/04(Wed) 19時頃
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[うそ寒い気分になって、ベッドから降りる。 どうしようか……とりあえず出る準備だけしよう。 家に一人でいるのがなんだか寂しくてしかたがなかった。
テレビもインターネットも9月1日をやっていることをある程度だけ確認する。 顔を洗って服を着て、家を出る前に秋山先輩にメッセージを送ろうとアプリを開いたけど、そこであたしは少し息苦しくなって、暫くどうしようかしゃがみ込んで悩んでいた。
千早ちゃんの丸パクでいいかな……? でもあたし起き抜けにドキッとしたからもう少しなんか…… いや、いい。 あたしなんかより千早ちゃんの考えるもののほうがずっと爽やかに決まってるんだから。
『今日は3度目であってますか? 秋山先輩、覚えてますか?』
と送った。 返事はまだない。とにかく外に出よう。]
(44) 2019/09/04(Wed) 19時頃
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─外─
[母親と昨日と同じような会話をして、白地の半袖シャツと紺の短パンに黒のボディバッグを背にして、暑い外へと向かう。さっきの会話のせいか、夢のせいか、昨日よりはややテンションが上がりきっていない。]
おわ
[>>38バッグの中でスマホが震えた。親指でロックを解除して、政宗の返事を見るも]
…………、…………お ……おぉぅ
[昨日(といっても今日なのだが)もなんか小さく傷心する出来事があったけれど、今日も朝から波乱の予感だ。]
まぁた酒飲んでロクでもない話しているんだろうな……
[根岸家から婿に出た親父は、それなりに苦労を重ねたのか、根岸家に行くとホームタウンに帰ってきたぞー!!みたいな安心感からか、だいぶ…家では見せない顔を見せまくっている印象がある。政宗すまない…本当にすまない…って気持ちが募る。
(45) 2019/09/04(Wed) 19時半頃
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/*
ケントさあwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwすきwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-18) 2019/09/04(Wed) 19時半頃
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[>>39 画面をボーーーッと眺めながらそんな事を考えていたら、ぽぽぽ、と返事が追加された。]
…、…
[暑いので日影の中に移動してから返事を指で綴る。
「気にすんな。」
「海が夢に出てくるんだ。」
小さい頃、無邪気に話した身の上話。従兄弟だから、1つ年下で歳が近かった政宗だから、話した話の中に、消えた双子の話もあって。その名前が、海(かい)という事も言ってたけれど、水分昔だから覚えてなかったらどうしよ、と、思いつつ送信ボタンを押した。]**
(46) 2019/09/04(Wed) 19時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2019/09/04(Wed) 19時半頃
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/* 宍井ちゃんの一人称めっちゃいいよなあ!!!! 丸パクでいいかな…?かわいすぎるでしょう
ところで宍井ちゃんの寝室描写、書かれてないのにやたらすらりとした生脚が脳内で再生されるのでやばいです
(-19) 2019/09/04(Wed) 19時半頃
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/* わたるーーーーーーーー!!!!!!!!はあああこんなほんと コミュ障クソ野郎構ってくれてありがとうな…うっうっ
(-20) 2019/09/04(Wed) 19時半頃
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― 2度目の9月1日:自室・夜 ―
[今日は、部活の話をしようか。 なんでその話を選んだかって?さあ? 今日本来なら行くはずじゃなかった神社で、後輩の顔を見たからじゃない。 もしくは、なんとなく]
[競泳を始めたのは中学に入ってからだ。 それより以前は、家庭状況の方でいっぱいいっぱいでそれどころじゃなかった、なんてことは知ってるか。 始めた理由は友人に誘われて見学に行って、そのままずるずると。 正直なところ、何でもよかった。 もっと先に触れるものがあったなら、そちらを選んでいたことだろう]
(47) 2019/09/04(Wed) 19時半頃
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/* 研人ほんとにおもしれえなwwwwww
(-21) 2019/09/04(Wed) 19時半頃
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[最初は、当然ながら小学生の頃からスクールに通っているような子たちとは大きな差があった。 そのうちに追い越して、ゲコ西やゲコ町のハロウエルアマガエル等という二つ名を拝命することになるのだけど、それは闘争心や対抗心によるものではない。 ただ、もくもくと何事かに打ち込むのが得意で、自頭も悪くはなかった。 それだけだろう。 調べる→噛み砕く→実際に試す→効果と問題点を検討する。 それを繰り返すことが苦にならなかっただけ。 記録が縮めばそれを身に染み込ませ、縮まなければ何が問題だったか絞り込む。 それを延々と延々と繰り返した。 しなやかな筋肉を身に着けて、流線型のストリームラインを作り、加速するのに最適なタイミングで上半身と下半身を動かす。 体格はそのうち良くなるだろうと思っていたが、あまり育たなかった。 それでも、ある程度の記録を残すことができたのだから、同じように同じだけやれば誰でもこのくらいにはなれるのだろう。 多少、個人差は出るだろうが]
(48) 2019/09/04(Wed) 19時半頃
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[団体競技ではない、ということも良かったのかもしれない。 もし、チームワークが重視される競技を選んでいたら、和を乱す存在などと言われていたかもしれない。 どのような対応をされたにせよ、よろしくは無い結末を迎えていたことだろう。 それでも、辞めるのが早いか遅いかの違いでしかないが]
[退部のきっかけは、ある朝居間に置かれていた親の手紙。 『部活は辞めて受験に集中しなさい』。 それだけが書かれていた。 どちらの文字だったか憶えていないのは、それがどちらでも構わないからだろう。 その手紙を見て、その日のうちに退部届を出した。 その頃はまだ勉強の負担になっているとは思っていなかったし、辞めてからの方が成績は伸び悩んだけれど。 なぜやめたのかと聞かれれば、結局のところ私には向いていなかったのだ]
(49) 2019/09/04(Wed) 19時半頃
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[そろそろ眠くなってきた? 睡眠不足は勉強の大敵だからね。 ゆっくりおやすみ]
[自分自身の事を自分自身に言い聞かせるようにして、客観や俯瞰へと落とし込む。 私の悪い癖だ]
(50) 2019/09/04(Wed) 19時半頃
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/* 安住先輩の独特の価値観面白くていいなあ。 先輩に限らずキャラそれぞれの価値観が固有であってみんな割と丁寧に描いてくれてるのマジで最高と思うんだよこれこれこれ・・・
(-22) 2019/09/04(Wed) 19時半頃
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― 3度目の9月1日:自室・朝 ―
[シーツとパジャマを洗濯機に叩き込み、シャワーを浴びて制服を着る。 そこまでが、寝ぼけ眼で行うルーチンだ。 休みの日でもしてしまうことがあるのだから、異常事態とはいえ本来ならば平日なのだから仕方ない。 ようやく、スマートフォンに表示される日付を確認した]
[居間にあるテレビをつけて、新聞を回収する。 外に出たついでに神社の方の様子を確認する。 そのどれもが、嫌になるくらい今日が9月1日だと主張していた]
(51) 2019/09/04(Wed) 19時半頃
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[『今日は登校しますか?』 そんな短いメッセージ。 皆もやはり9月1日かの確認と、どこかに集合したりするのか。 二つの意味を込めたダブルミーニングというやつだ。 実にスマートなお手並み。 昨日の記憶を頼りに会堂くんとヒナコサンに、それと既に持っている連絡先から部活の後輩である澪ちゃんへと*送った*]
(52) 2019/09/04(Wed) 19時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2019/09/04(Wed) 19時半頃
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― 自宅前 ―
[冷房の効いた自宅から出る。 外の空気との温度差がすごい。 お風呂の扉をあけた気分になった。 スマホの通知が鳴る。
それは受験で忙しい愛海先輩からだった。 暫く連絡のようなことは控えていたから、珍しいやら嬉しいやらだけど、状況的には喜びづらい……。 貰ったのは、シンプルなメッセージだった。
あたしは何よりも先に「こうすればよかったのか」とさっき送った丸パクメッセージを後悔して肩を落として溜息をついていた。]
(53) 2019/09/04(Wed) 20時頃
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