1 とある結社の手記:6
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―集会所(サイモンの話の直後)―
ふぁ……
……人狼が、二人も、ねぇ…… いまいち信じられないけど……
[この中に人のふりをした『魔物』がいると言われても、ぴんと来ないようで。周囲の人間の顔を、困ったように見回す。と、名乗りをあげる占い師候補が二人。そして耳に入るのは、「一人のはずでは?」と疑問をもらすメアリー。>>10
少し考え、メモに何か書き付けて、コルクボードにピンで留めた]
【Q1:占い師が二人居るというのはありうる状況なのか】 【Q2:人間だと判明した者は外に出る事が出来るのか】
んー…どっちも本物なら、そりゃ…調査の早さも二倍になるから、いいと思うけど。
[けれど…どちらかが偽者だった場合は、どうすればいいのか。…あまり考えたくはない]
(26) 2010/02/19(Fri) 15時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/02/19(Fri) 15時頃
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─ 自室:朝 ─
[この日の眠りは、浅かった。 夜遅くまで起きていたのは半ば習慣、もうひとつは寝付けなかった所為。 そのために、妹が起こしに来た時に布団の中では半ば目覚めていたのだが。>>8]
あ゛ー…、はいはい。 起きる、起きるから急かすなって……ふぁあぁ…
[漏れた欠伸は本物。
充血した目を擦れば、半ば呆れたように笑う妹と視線がかち合う。 小言を零す妹に言い返しながら身支度を整える。 この場は、確かに日常の一コマのようであった。]
(27) 2010/02/19(Fri) 15時頃
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─ 集会場:広間 ─
[兄妹で連れ立って広間に降りれば、既に幾人かの人影がある。 皆が集まった頃、告げられたサイモンの言葉に眉を顰めた。>>#0]
2人の人狼…? 間違ったんじゃないのか。
[信用ならない。 そう顔に書いたまま、呟く。
胡散臭い話だ。 そう続けかけた言葉は、続く村人達の言葉に呑まれて消えた。>>2>>4]
(28) 2010/02/19(Fri) 15時頃
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……は?
おい。 ウェーズリーに、サイラス。 あんたたち、何、言って……。
[占い師。 胡乱げなその言葉に、頭を振る。 きゅ。と握られる手に視線を落とし、握られる妹の手を握り返した。>>9
──ここは、異常だ。]
(29) 2010/02/19(Fri) 15時頃
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───……。
[視線を感じて目をあげると、黒檀の視線に行き当たる。 妹を安心させるように、もう一度握り返して手を離す。
やがて、同年の優しげな娘から向けられた視線には、>>19 バツの悪そうな、照れ隠しのような表情がちらりと過ぎった。]
………。
[居心地の悪さに、くしゃりとこげ茶色の髪をかき混ぜる。]
(30) 2010/02/19(Fri) 15時頃
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外に出てもいいなら、キャサリンやカルヴィン君から調べてもらった方がいいだろうねえ。
[一人ごちながらメモを眺めていると、その間にメアリーたちが朝食つくりに精を出しているのに気付き]
あ、ごめんねー、作らせちゃって。
[料理は他の女の子にまかせ、テーブルの上をふきんで拭いたり、ジュースやミルクを用意したりと簡単な手伝いをする事にした]
(31) 2010/02/19(Fri) 15時頃
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……物語は物語だろ。
[いまいち信用ならない。 サイモンとかいう男の言葉も、この状況もだ。 なのに動き出しているこの状況が、一番気に食わない。
妹の言葉>>10に呟きを返し、食事という単語には頷いた。]
…まったく。 2日だって?食わずにやってられるか。
[微妙にずれた悪態をつく。 やがてキッチンから美味そうな匂いが漂ってくれば、健康な胃袋がぐうと鳴いた。]
(32) 2010/02/19(Fri) 15時頃
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さて、ねぇ。
結社員とかいう連中とは友達になれそうもないのは私も一緒だけど…これだけ大規模に動いている以上、単なる「物語」と片付けるわけにはいかなくなるかもしれないね。
[ミルクとジュースとお茶、どれがいい?とベネットにコップを掲げてみせて]
人狼がいるとかいうのなんて、サイモンって人の勘違いだった…ですむのが一番なんだけど、ね。
…物語だと、この後どうなっていくんだっけかな。
(33) 2010/02/19(Fri) 15時半頃
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…ん?あー…。
[メモを張るピッパの様子で、思い出したことがある。
昨日の妹の疑問だ。>>0:213 結社の女からの答えはどうだったか。記憶になかった。 サイモンの様子から大よそは知れたけれども、聞かずにおくのも癪だった。]
【集会場の前辺りに、一歩でも出ることは出来ないのか? Bennett Barclay】
………。
[溜息のような息をつき、コルクボードにメモを貼る。 ついで、ピッパのメモに目を止めて苦笑した。]
占い師、な…。 本当に人狼とやらが、いればの話だろ。
[陰気な男への不信感は、隠しようもない。]
(34) 2010/02/19(Fri) 15時半頃
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本屋 ベネットは、漂白工 ピッパに軽く頷いて
2010/02/19(Fri) 15時半頃
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あー…、じゃ。ミルクティがいい。 ちょっと甘いやつ。
[わがままを言った。]
……は。 見当違いで閉じ込められちゃ、たまったもんじゃない。 あいつら、他にも閉じ込めてるんだろ?
[顎で指した方向は村長の家。 村に人影はなく、村長の家にも気がつけば鉄の格子が見えていた。 ……ならば、想像は容易いことだ。]
物語だと? ……………。物語は、物語だからいいんだろ。
[自宅にある物語。 メアリーの口にした物語とやら、実際に語りたいようなものではない。 ──殊に、この状況下では。]
(35) 2010/02/19(Fri) 15時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/19(Fri) 15時半頃
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はいよ。ちょっと甘めでいいなら砂糖はスプーン1杯かな。 健康のためにもね。
[ベネットの要望に応え、ミルクと砂糖を紅茶のカップに注ぐ。それを盆に乗せて]
サイラスは、皆に頼られている薬屋だ。 郵便屋さんは、私とは縁が薄いけど…昨日、狼宛の手紙を二通持ってきていたのが気になるんだ。 サイモンって人が言った狼の数と一緒でしょ。
結社員は胡散臭いなあって思ってたけど…私はあの二人は彼らよりは信じられるからね。
[ベネットの前に、カップを置いて]
(36) 2010/02/19(Fri) 15時半頃
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――勘違いで、閉じ込められるだけならまだいいよ。
勘違いで殺されるよりは、ずっと。
あいつら、狼だと疑ったら容赦なく撃ってきそうなんだもの。 …それが、私は少し怖い。
[声を潜め、ベネットに囁く。たとえ狼がいなかったとしても…疑いだけで人間が殺されてしまいそうで。居るかわからぬ人狼よりも、そちらの方を恐れているのを打ち明ける]
(37) 2010/02/19(Fri) 15時半頃
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わー。ありがとう、優しいオネエサマ。
[にこりと笑って、手を合わせてみせる。>>36 そうして、嬉しそうにカップを抱え込んだ。 立ち上る湯気が、良い香りだ。]
…そりゃあな。 あの二人のことは、俺だって信じたいさ。 けど、勘違いってことだってあるだろ?
なんか……気に食わないんだ。
[この状況が。 そうして、とんとソファの背もたれに背を預ける。]
(38) 2010/02/19(Fri) 15時半頃
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本屋 ベネットは、漂白工 ピッパの言葉に瞬いて、少し笑った。
2010/02/19(Fri) 15時半頃
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……ああ。
俺も、気になるのはそこなんだ。 占いとやらが、勘違いだったら? それとも、サイモンとかいうやつが誰かを捕まえて、人狼だと言い立てたら? 俺たち、そんなことで人狼に仕立て上げられるのか?
……あの女。 ずっと、猟銃を離さないんだ…。
[脳裏を過ぎるのは、ローズマリーの銃。 似たような危惧を抱いていたらしい言葉に、頷いた。]
(39) 2010/02/19(Fri) 15時半頃
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うん…「そんなこと」で人狼に仕立て上げられる可能性は…あるよね。だから、占いとかで、ずーっと人間だと判断されていくのを祈るしか、ないかな。
[自然と声は静かになる。]
あんな危ないものをちらつかせる奴に、ろくなのはいないよ。いざとなったら、あの人を盾にして、ここから逃げちゃおうか。
[ひそひそ。冗談とも本気ともつかない声で、笑ってみせた。]
(40) 2010/02/19(Fri) 16時頃
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[静かな声。
ぱちぱちと、暖炉の炎の爆ぜる音。 遠くから響く、キッチンの賑わい。 そう他の者には聞こえまい……が、声は自然に小さくなる。]
占い、ね…。 あいつらの話も、聞いてみないとな。
[ちらりと見遣ったのは、占い師を名乗る2人の様子。 本気なのか、それとも。]
あー…、いいな。 いいかもな、それ。あの猟銃、奪えないか…ううーん。 室内で発砲されたら、大惨事だぜ。あれ…。
[大真面目に検討して、困ったように眉を下げる。 冗談ともつかず、何とも言えない表情で苦笑した。]
(41) 2010/02/19(Fri) 16時頃
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もちろん、おとり役はベネットね。 銃弾をひきつけてね? そしたら後は、色んな物で壁を壊して逃げればOK。 作戦は貴方の肩にかかってるんだ。頑張れ、お兄ちゃん。
[くすくすと笑う。今度ははっきりと冗談とわかる口調だ]
それにしても、メアリーちゃんのご飯おいしいねー? こんなの毎朝食べられるんだから、ベネットは幸せものだなぁ。
[テーブルの上に運ばれてきていた、料理の皿に手を伸ばす。目玉焼きやパンをつまみ、口に運んだ。暗い話題はおしまい、とでも言うように]
(42) 2010/02/19(Fri) 16時頃
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…は。
早く終わらせたいな。
[本を読んで、ぼんやりしているのが性に合う。 こんな緊張感は、柄じゃない。
それでも、話せば少しは気が楽になる。 ひそひそと交わす言葉に息をつき、ピッパにも飲み物を勧める。 グラスが満たされれば、自らのカップを掲げて密やかな笑みを送った。
…が。]
(43) 2010/02/19(Fri) 16時頃
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[襲った事がないと告白する声に、微妙な間を挟んで言葉を返した。]
……そうか。まあいい。 であれば我らは無実の虜囚。目には目を。歯には…歯を。
お前の言うとおり、座して待つ必要などない。 災いを転ぜよ…。お前は人狼なのだ。囁くだけが能ではないと証してみせろ。
[煽るような囁きに熱が纏う。 そして声の色が、唐突に優しさに似たものに変わった。]
カルヴィン。お前の父君には、世話になっている……
[昨日の、彼の肩を叩いた意味が伝わっただろうか。**]
(*9) 2010/02/19(Fri) 16時頃
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な……っ…!?
鬼!酷いぜ、オネエサマ!!
[続く衝撃的な言葉に、口元に拳を当てる。>>42 冗談に冗談を返し、やがてくつくつと肩を揺らした。]
…だろ? 俺の妹だからな。
[妹への褒め言葉は、しれっと肯定して頷く。 辺りに同じく食卓を囲む者がいれば、笑顔で勧めながらも 健啖な食欲を見せただろう。
やがて食べ終わってソファに凭れる。 窓に切り取られた空は灰色に沈み、薄っすらと黄色い太陽が天に滲んでいた**]
(44) 2010/02/19(Fri) 16時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/19(Fri) 16時頃
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やればできるさ。くくっ。
[しれっと呟くと、グラスに注いだ牛乳を一気にあおった。]
……遠まわしに自分を褒めてるんじゃないよ、まったく。
[「俺の」という枕詞が付くのはつまり、そういうことだろう。魚肉ソーセージもつまんだりしながら、食事はしっかりと取っておいた。
特に話しかけられる事もなければ、暖炉の前で暖をとった後、二階の部屋へと向かっただろう**]
(45) 2010/02/19(Fri) 16時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/02/19(Fri) 16時半頃
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[ヤニクがマーゴにお盆を押しつけその場から逃げるのを見てくすりと笑う。 マーゴとキャサリンがテーブルへと運んでいくのを見送り、フライパンの上で卵が焼けるのを待ちながら]
物語は物語…。
[小さく兄の先程の言葉を繰り返す。]
占い師が2人。 でも間違いかもしれないし。
[そんなの単なる作り話。と自分に言い聞かせる。 それでも心の片隅に残る「誰かが人狼かもしれない。」そんな不安は拭いきれないまま、何か焦げ臭い匂いにくんくんと鼻を動かす。]
……………。 あーあ…。
[フライパンでオムレツになるはずだった物を見て眉を下げ、 不安も一緒に流してしまおうと勢い良く水を出した。]
(46) 2010/02/19(Fri) 16時半頃
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[調理台の上を簡単に片づけて、伸びをひとつ。 広間へと戻れば、思い思いに食事を始めている姿が見える。 今までとなんら変わった様子は見られない事にほっと溜息をつく。 ふいに兄がピッパに鬼!というのが聞こえてきて、そちらの方へと。]
ピッパさん。 おはよう。 兄さん、迷惑かけてない?
[ピッパの隣の空いてる席にちょこんと座り、テーブルの上のパンへと手を伸ばす。
食事が終われば、食器を持ってキッチンで後片付けを始める。**]
(47) 2010/02/19(Fri) 16時半頃
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野菜は生で食べた方が本来の味を味わえるとは言うけど…… ヤニクさんが食べてるのは、どう見ても。
[諭すような言葉に小さく笑う。 彼が手を伸ばしているものは、どれも人の手が加えられたものだったから。]
ほら、マーゴが運んでくれたよ。 ヤニクさんも一緒に食べようよ。
[フォークを一度置いて、軽く手招きした。 ベネットとピッパの会話は、途中から>>44しか聞こえていない。 常と変わらない様子の二人の顔を交互に見遣り]
妹思いなところだけは、褒めてもいいと思うよ。 ちょっと度が過ぎる気はするけど、ね。
[間接的に同年のベネットを揶揄したのだった。]
(48) 2010/02/19(Fri) 16時半頃
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/* みんなからのダメ兄貴認定っぷりに噴くしかない。 見るたびに噴くww
ありがとうありがとう…。 ちなみにPCで妹がいなかった場合、延々と窓を眺めて心配しようかとも思っていました(← 来てくれて良かった、ありがとうww
(-14) 2010/02/19(Fri) 17時頃
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……ぐ。
おまえら、ねえ…。
[妹を褒めれば、ピッパには呆れたような顔をされ>>45 当の本人からは、このザマだ。>>47]
こら、メアリー。 食事で迷惑も何もないだろ、余計なことを…。
[言い返したところに、間髪容赦ない揶揄に額を押さえた。>>48]
キャサリン。 それ、一言余計。
[短く言って、ぱくりとベーコンを口に放り込む。 女性陣の笑い声が居心地悪く、何だかいつもよりしょっぱい気がした**]
(49) 2010/02/19(Fri) 17時頃
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そうかな。 妹離れしないと、メアリーの倖せ奪っちゃうかもしれないよ?
[先刻、キッチンでの会話を思い出して笑う。 額を押さえる様子に、もっと困らせたくなるのは、「無理をするな」と止める父がこの場に居ないからか。]
コホッ、コホッ、
[言葉を続けようとしたところで、軽く咳き込み、手で口を押さえる。 そして、慌てて飲むのは、朝分の三種類の薬。]
……にがぃ、
[粉薬が苦手なのは、幼い頃から変わっていない。 渋い顔をして、汚れた食器を運ぶのだった。]
(50) 2010/02/19(Fri) 17時頃
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[広間に戻ってきた後、コルクボードに気がつく。 車椅子で傍まで寄り、ピンで留められた二枚のメモを見遣る。]
占い師って、本来一人なの…?
[ピッパの名が書かれたメモを見て、小さく呟く。 そういえば、メアリーも似たようなことを言っていた。 考えるように文字を眺めた後、傍に置かれたペンを取る。]
【コルクボード】
占い師以外のことも知りたいです。 二人居る可能性はありますか?
―――Catharine・Fowler.
[何となく湧き上がった疑問を、ピッパの「Q.1」の隣に記した。]
(51) 2010/02/19(Fri) 17時半頃
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〜〜…、そんなことは。
[反論を言いかけて、面白がる風に輝く黒檀の瞳に情けない表情を見せる。 どこか、普段より生き生きとして見える様子に瞬いたのも束の間。]
…っ、大丈夫か。
[咳き込む様子に顔を覗き込み、水を差し出した。>>50]
まったく。 いいよ、それ。貸せって。
[車椅子を動かそうという彼女の手から食器を取り、キッチンへと向かった。]
(52) 2010/02/19(Fri) 17時半頃
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―回想・少し前―
あはは、…コホッ、 罰…当たっちゃったか、な、
[そう言う表情は、彼よりも情けないもの。 差し出された水に礼を言って、薬を飲んだ。]
あっ、……ありがと。
[結局、キッチンへは向かわずに、ベネットの背にもう一度礼を。 度が過ぎてる妹への思いも、きっと彼の優しい心の表れなのだろう。そんなことを思ったりした。]
―回想・了―
(53) 2010/02/19(Fri) 18時頃
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