人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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【赤】 落胤 明之進

[重たく瞬きをした次の瞬間には、月影はそこにない。>>*109
 だが、首を傾げる必要もなく、くるりと首を巡らせた。
 零瑠のすぐ前に居る。

 ――ここに来て、初めに見せつけたものは牙]

 ……や、

[少年が声を上げた時には、吸血鬼にとっては
 欠伸が出るほどの間を経ていることだろうが、
 片手にリカルダの指、もう片手に巾着と鏡を確と握り。]

 めて――

(*112) 2014/02/08(Sat) 23時半頃

【赤】 落胤 明之進

[目の前で引き裂かれた幼子。炎が渦を巻いた死の赤。
 急激に脳裏に蘇って、表情が使途不明の微笑で凍る。

 視界を染め変えて思ったのは、同じように
 零瑠が殺されてしまう、という事だった。

 リカルダの寝台の傍から膝を立ち上がらせようとして、
 上手く行かずにほたりと絨毯に手をついた。

 ビリッと肩から背に痛みが走っても、
 まだ頭がぼうっとして、ゆらゆらと霞が揺れている。]

(*120) 2014/02/08(Sat) 23時半頃

【人】 落胤 明之進

―回想・零瑠について―

 ――ひいらぎは、どんな冬?

[冬の木と書く、と教わった直後に返した言葉がそれだ。
 正確には柊は木である。冬ではない。
 刺があるから鬼が嫌って寄り付かないのだと言う。]

 とげとげ……

[まだ幼い両の掌を見た。そして零瑠を見上げた。]

 …………鬼じゃなか、ったら、大丈夫?

[感情のない黒檀と小さな声だった。*]

(243) 2014/02/09(Sun) 00時頃

【赤】 落胤 明之進

 零、瑠君――……っ

[立て、なかった。
 手と膝で這って彼の傍に向かい出すのも牙が離れてからだ。

 あえかに開いた口から熱に弱った息を吐いて、
 零瑠に取り縋ってその顔を見ようとした。]

(*125) 2014/02/09(Sun) 00時頃

【赤】 落胤 明之進

 ……零、……――

[「生きている」、と零瑠は答えた。>>*129
 だが、直円に言われた時のそれとは違い、
 とろりとした声は明之進の表情を緩ませない。

 ――だって、目の色が違う。>>*127

 下から顔を覗き込むと、口の中が見えた。]

(*135) 2014/02/09(Sun) 00時半頃

【赤】 落胤 明之進

[熱を持った背中が痛む。多分、無理に動いて傷に響いた。
 自分では見えぬ傷口が開いて、血が滲む図を想像する。

 水を干しても潤わないと言う零瑠。>>*138
 諦観してこちらを振り返る直円。>>*137

 柊は鬼を刺す木だという――]

 ……零瑠君、

 痛く、ない?

[年長の零瑠には何度も看病されていた。
 頭を撫でる手も、安心させる笑顔も知っている。
 微かに首を傾げて尋ねた。>>*140

(*144) 2014/02/09(Sun) 00時半頃

【独】 落胤 明之進

/*
何も考えずに響きでつけた苗字でしたが、
そういう意味では響きが好きだからと言った
理依君はGJ過ぎて愛をささげたい程ですが、

良く考えたら柊が吸血鬼になっちゃうっていう、
あれでそれ
*/

(-117) 2014/02/09(Sun) 00時半頃

【独】 落胤 明之進

/*
これさあ
これで2dからハートフル→ハートフルボッコの
急転直下なんだろ……?

やだあああつらああああ って思い始める中身。
キャロライナ殺して絢矢に殺されるとか
絶望展開しすぎていて超ご褒美じゃないですか!!?!?
*/

(-118) 2014/02/09(Sun) 01時頃

【赤】 落胤 明之進

[横合いから、真弓に呼ばれる声がした。>>*142
 だがそちらを振り向けなかった。

 零瑠が零瑠のままでいる、しるしを何処かに探している。

 鬼でなければ痛くない。
 革色の瞳も、あかく刺してしまわないで済む。

 もし、彼が痛むそぶりを見せたなら、
 自分はすぐに彼から離れないといけない。
 そうしたら二度と触ってはいけない。

 けれど、鬼じゃなかったら。
 血を怖がる家族が自分にしてくれたように、
 頭を撫でたって、大丈夫だと手を繋いであげたって]

(*148) 2014/02/09(Sun) 01時頃

【赤】 落胤 明之進

[――平気だよ、と、優しい声が欲しかった。>>207

 部屋に降る雨はそこに有りて無き希望の]

 ――ッう!

[僅かだが、唇を噛み刺された。>>*152
 傷という単純な刺激には、単純に生物としての苦痛を示す。

 駄目だ。もう――駄目なんだ。

 ようやく、手に拒むための力を、未練がましい弱さを込めた。
 背に回った指が傷に圧を掛ける。]

(*153) 2014/02/09(Sun) 01時半頃

【独】 落胤 明之進

/*
なぜちゅーされたのだろう……
耽美さのためですか(まがお)
*/

(-121) 2014/02/09(Sun) 01時半頃

【人】 落胤 明之進

―回想・周について―

[周の声を聞いて、使途不明の微笑とともに頷く。>>241
 ここに来たばかりの頃、周は怖そうな子だったが、
 つい最近、外の子供が円たちに悪さをするのを
 追い払ってくれたのだと、人づてに聞いていた。

 ただ、手はこっそり巾着を包み隠そうとしていたりする。
 続きの言葉に、動きを止めて彼を見つめた]

 ……袋。

[手の中の巾着を見下ろす。
 多分、訂正された。この場合はお母さんの事である。
 くるりと向こうへ行く背中に、きゅっと裾を掴む。]

(263) 2014/02/09(Sun) 01時半頃

【人】 落胤 明之進

 周君は、お母さんが、いない……の?

[父は知らなかったが、母はとても優しかったから、
 ――少年の記憶ではそうだったから、
 周が母を知らない事はとても寂しいと思った。

 そうした内面の思いはいつも表れない顔であった。
 外の子供には気味が悪いと陰口される無色の笑み。

 周も外から来たばかりだから、同じように感じるだろうか。
 しかし、同じ孤児院の家族には好かれたいとも思った。]

 お母、さんはね、優しくて、頭を撫でてくれる、よ。
 ここに、住んでいる皆と……同じ、温かいんだよ。

[結果、周の頭を撫でようと試みた。
 身長差で可哀想な事になったのは否めない。*]

(264) 2014/02/09(Sun) 01時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 02時頃


【赤】 落胤 明之進

[離れた零瑠が始祖の吸血鬼に取り縋り、>>*158
 あれほど忌避した血を貪る様を見ているしか出来ず、
 直円とリカルダの心が折れる音も聞いた。>>*155>>*161

 真弓ちゃ……

[始祖が少女達の元に向かう。>>*166
 振り返って、もう動くだけの気力がなかった。

 傍らの家族は手を離さない。>>*164

 ……零瑠君。 とげだから、駄目だよ。

[自分で告げて、使途不明の笑みに涙が滲んだ。
 絵本で見た、笠や蓑に吹き付ける雪を払うように、
 小さく体を揺すった]

(*169) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

【独】 落胤 明之進

/*
落とす順番を間違えたでござる……
*/

(-129) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

【独】 落胤 明之進

/*
二人目真弓ちゃんいったー!
葵さんへのご褒美展開はお預けのようです!

支配するなら男女各1がいいですよね、わかります。
*/

(-131) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

【独】 落胤 明之進

/*
>>285 傾城→わたしのこときらい?
てんさいだろ
*/

(-133) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

【赤】 落胤 明之進

[ぐずぐずと手の甲で涙を拭く。
 零瑠はやはり血を見た所為か倒れてしまった。>>*167
 手を伸ばしかけ、踏み止まる。触れてはいけない。]

 ……、……

[家族に手が届かないことが、
 この短い日にちで何度あっただろうか――]

(*172) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

【独】 落胤 明之進

/*
>>*170 実際そこまで縁故があるかと言うと
ちょっと首を傾げる感じだけどな。
寧ろ後半が本音の予感。始祖様のドS!
*/

(-136) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

【独】 落胤 明之進

/*
あっ、違う違う、酷い誤読をしている事に気が付いた。
きっかけの雛鳥って食事の件だけじゃねーよ
理依君の事じゃねーか

解った、俺眠いんだな。
*/

(-139) 2014/02/09(Sun) 03時頃

【人】 落胤 明之進

―回想・零瑠について―

[帝都は雪が少ない方だから、吹雪の絵に震え上がった。>>260
 けれど、この一面の雪も、春になったらすっかり解けて
 水になって花が咲くのだという。

 零瑠が見せてくれた細い棒に、これは何かと尋ねたら
 これが春に咲く桜だと教えてくれた。
 母と暮らしていた頃、出かけた時に遠目にした
 薄紅色のもくもくしたものとは違う気がしたが、
 彼が言うなら、そうなのだろう。
 大事にしていると聞いて、近しい気持ちが湧いた。]

 ……大丈夫。

[ほっと息をついたら、髪をくしゃくしゃと撫でられた。
 それから、擽られたら珍しく悲鳴を上げてのたうった。
 子供特有のしなやかな体は妙な方向に反ったり捩ったり、
 顔も、笑みがひきつれて妙な事になっていた。*]

(298) 2014/02/09(Sun) 03時半頃

【人】 落胤 明之進

―回想・リカルダと零瑠について―

 …………あめ。

[部屋の中に降っていた。>>207>>282
 幾度も書いて散らされた『希望』の二文字。
 右手と左手に一枚ずつ拾った。どちらが書いたか解る。]

 僕、これ、……好きだな。

[感情ない顔で呟いて、両方の紙を大事に重ねた。
 丁寧に畳んでしまっておくつもりだった。
 駄目だと言われたら――諦めるけど

 きっとそれも炎の渦に消えた。*]

(300) 2014/02/09(Sun) 03時半頃

【独】 落胤 明之進

/*
>>299 一人称 リカルダと同じに した!!!
なにこれ胸熱
*/

(-144) 2014/02/09(Sun) 03時半頃

【赤】 落胤 明之進

 …………家族に

[悠然と投げかけられた声に、遅く反応した。>>*179
 傷ついた口の中に、気持ち悪い味がしている。

 永遠という言葉を聞いた時、
 ――斃れるまで敷かれた道をゆくだけの景色は
 脳裏に結ばれていたのだから]

 家族にさわれないのは、――いやです。

[そして、頭を垂れた。
 従属の証とは少し違う。体力の限界を超えたのだった。]

(*183) 2014/02/09(Sun) 03時半頃

【独】 落胤 明之進

/*
ホリーさんの吸血待ちなんですがこれは寝るべきか
*/

(-148) 2014/02/09(Sun) 04時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 04時半頃


【独】 落胤 明之進

/*
ぱんださんマジドS
*/

(-164) 2014/02/09(Sun) 13時半頃

【独】 落胤 明之進

/*
ぱんださんマジドS(二度目)
*/

(-167) 2014/02/09(Sun) 14時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 15時頃


【人】 落胤 明之進

―回想・サミュエルについて―

[黙って首を横に振ると、食堂に微妙な空気が流れた。
 これまで好き嫌いをした事がなかった子供が、
 初めて何かを食べる事を拒絶した。

 サミュエルが作った野菜が初めて食卓に載った日の事である]

 ……、……

[態度の変化に、好き嫌いを窘める声よりも
 なんで? と疑問視する声が多く上がった。
 だから言った。]

 かわいそう

[小さな畑を手入れして育てた事を知っていた。
 知ったから、今まで食べて来たその他の全部が
 そうやって、誰かが大事にしてきたもののように思えた*]

(346) 2014/02/09(Sun) 15時半頃

【赤】 落胤 明之進

[――だから]

[これは違うと知っている>>*188>>*189

[生きるために食べるという行いとあの一夜
 決定的に何かが違うと解っている。]

[髪を引っ張られる痛みに顔を顰めた。
 刺され、と願った。
 願うだけでは何かが足りなかった。]

[――だから、少年が首を縦に振るとすれば、
 家族の誰かから説得があった後だった*]

(*197) 2014/02/09(Sun) 15時半頃

【独】 落胤 明之進

/*
あれ、ちゃんと下僕るルートの筈が、
うっかりな苗字を付けたせいで妙な方向に、と言うか
中身の平常運転な方向に向かっている
*/

(-172) 2014/02/09(Sun) 15時半頃

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