204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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やぁ、シメオン。君に――…いや、また後で。
[個室に戻ろうとする姿に、今は見送るに止め。>>436]
バイ菌が入ったらいけないものねぇ。 じゃあラルフ。ひとつ頼まれてくれるかい?
水を器に入れて、持ってきてくれないかな。
[手当する様を遠くからでも見せれば安心するだろうと、笑んだ。]
(441) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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/* でぃーんにきずぐすり
ぬってなおよね
はとでろぐかくときけんなのはねおちが
くすりぬる
ぴーしーのえぬじーはむしろぬふみにいきたいのだがなかなか
(-93) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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[その顛末を知っていたなら もっと警戒しただろう ノックスに ある種の畏敬の念を覚えただろう
唇をまくったように 瞼をまくられて 同じようにされなくて良かったとは 彼のあずかり知らぬところ]
…… 突然食べたくなっちゃうかも だから
[トレイルに掴まれ ニコラにまさに駄々を捏ねられ なれない状況に 眉を下げて 自分と言う存在の危険性を説得しようと]
食べられたら痛いよ? 怪我するよりもっと痛いよ?
(442) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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フィリップは、ニコラスのばたつく足で藁が舞うのを見る
2014/11/17(Mon) 01時頃
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そっかな……そうだといいな。
ありがとう、フィリップ
[あわてて重ねられる思考に、ほっと吐息をこぼす]
一瞬なら、我慢できるはず……
(*142) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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[両手のふさがったフィリップを摑まえて、 それからぺたんとしゃがみこんだ。 引っ張って、座るようと促して>>351
”僕を たべたいと思ったのは、何故?”
まず、トレイルは文字をそうつづった。 あまり紙に字を書く習慣がないから、綺麗とは言い難いけれど]
(443) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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ポトフか、うまそう。
[ポトフならば野菜だけでなく肉も入るだろう。 献立をフランシスから聞き微か嬉しそうに声を弾ませる。 ラルフの事を問われればふると首を横に振り]
――…上に、用があるみたいで
[先程別れた階段の方をちらと見遣る。 紹介の声にフランシスからホレーショーと呼ばれる男に視線向け]
……ドナルドです。 えー、と。宜しくお願いします。
[軽く頭を下げて挨拶するは保護者の手前。]
(444) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 01時頃
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[ノックス>>441の頼みごとに、琥珀の瞳を瞬かせる。 何か、と問うように首をかしげて、その薄い瞳を見上げた]
水、だね。 わかった、すぐ持ってくる。
[手当てする気になったようで、ほっと吐息をこぼし。 一度階段を下りて、居間へと入る。
フランシスやドナルドとすれ違って、炊事場に向かい。 深めの器を手にして、水を汲んだ]
(445) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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ドナルドは、ベネットがゆっくり居間の扉開くのを少しだけ不思議そうに眺める。
2014/11/17(Mon) 01時頃
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―スチールグレイ/椅子を背負っていた頃の話―
『いい加減にして、ニコラ!!!』
[きいきぃと木板が鳴るような金切り声が、部屋の奥から聞こえた。 ノックスは肩を竦ませ、テーブルの正面に座る姉を見る。 久し振りに会ったが、ひどく疲れているようで。自分が呼ばれた理由を察し、溜息。]
俺、ガキの子守りはごめんだよ。
[あんたもついこの間までガキだったでしょうと、姉は笑い飛ばし。次には重く息を吐く。 記憶の中よりも目元の皺が深くなっている。醜いと、ノックスは思った。]
(446) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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[やれることがあるのが嬉しくて、水をこぼさぬよう、気をつけて歩き。 フランシスたちに問いかけられたら、ノックスさんに、と答えてまた階段へと戻る]
お待たせ。 これでいいかな。
[両手に抱えた器は、手首までつけることができそうな深さで。 そこには冷たい水がはいっている]
(447) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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『もう嫌なの。 魔女とか、南瓜の馬車とか、宙に浮かぶ猫とか、妖精とか……もう、訳が分からない。気味が悪い。勘弁して欲しいの。』
[6ヵ月前に、子供を預かったと聞いていたけれど。1年ともたなかったようだ。‘神童’だと喜んで居たのは彼女達ではなかったか。
『片付けもろくに出来ないなんて!』 『なんて悪い子なの!ダメな子なの!』 部屋の奥。まだヒステリックな声は続いて。姉の目尻に皺が増えた。醜い皺が。]
(448) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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『いつもは良いの。うちに居る子供の中でも一番小さくて、私達も愛しているの。ちゃんと可愛がってるのよ? ――でもね。姑が。』
[子供の声が、した。 我慢が出来ず、ノックスは椅子を倒す勢いで立ち上がった。]
(449) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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……普段。
[>>437質問に答えるのはやぶさかではないが、想定していたよりも難しい質問が来て、ディーンは思わず口籠った。 傍らで遊ぶルーツに視線を逃し、その嘴を見ながら考える。 ――しかし、気の利いた答えは出て来ない。]
物語を、書いていた。 今は……ただの、文章を書いている。
[結局、生業を除けば何も無い。 ディーンは近づくプリシラの様子を見た。 距離はまだ十分にある。]
(450) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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[フィリップは、同族。
ニコラは、>>330衝動を、知らない―― 知らないのか、気付いていないのか。 トレイルもまた。
ちょっとしたことで、食べたくなる フィリップは、トレイルを食べかけた。
シメオンが声をかけても トレイルはまだ、思考の中で 胸元に飾られたリングを握っていた。 その奥に、隠された傷が、きっとその たべたい 衝動のあと]
(451) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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ううん きっと のりきれるさ
[と 勤めて心はポジティブに 混ざる感情は どうしよう この子供達と トレイルとニコラの様子に ちょっと遠い目したい けれどそれは牧歌的な悩みで 気がポジティブに寄ってたのもある]
痛みを感じさせないくらい 素早くしとめるよ…………
(*143) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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[>>369驚いたねと、ニコラは言うけれど 確かに、湯場で驚いてはいたけれど 今は、ただ、困惑していただけだ。
撫ぜられるのも、なぞられるのも 触れられるのも、擦りあわせられるのも 先ほどニコラが頭を撫でてくれたのと 何が違うのか、わからない。
ニコラは、たまに目をつつこうとするし >>438実際ノックスは怪我をしたりもしたけれど それはただ、大きな犬がじゃれているだけだったから。
フィリップの行為自体も、少し変わった遊びだったなと、そんな感想が残るくらい。 見られたくないものはあったけれど それ以上に、久々に高揚する音を聞いたから
――――いつのまにか、シメオンがいないことに気付く。 トレイルは、文字を綴る]
(452) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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っ!
[鞭のしなる音、肩に衝撃。 少年から醜い姑の顔が見えないように、その頭を抱く。 じんとした痛みを笑顔に隠して、大丈夫、大丈夫と耳元で繰り返す。]
『何をするの、ノックス! どきなさい!』
[柔らかなプラチナブランドが揺れ。スチールグレーの瞳にノックスが、映った。
その瞬間から、ニコラはノックスの愛しい子になった。]
――きみは、悪い子じゃない。ダメな子じゃない。
[首輪を鳴らし、内なる獣が吼えた。
いい子だと甘く優しく褒め。 月の満ちる夜のうちに、拐った。**]
(453) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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だよね。
[話しているうちに楽観的になってきたのは間違いない。
なにかほのぼのとした悩みが伝わるけれど、そこまで気にする必要はなさそうだとも思う]
……わあ、狩人っぽい。 獲物になった気分ってこういうのかー。
[こちらはそこまで言い切れないから、なるべく確実性を狙うか、と思う。
血が流れているわけではないから、まだ そこまで匂いで動揺することはない。]
(*144) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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[>>440扉の開く音に反応して、ルーツはそちらを見る。 既に遊び道具の一つとして認識したベネットの姿を確認した途端、羽を大きく広げてディーンとプリシラの間を飛んでいく。 低い位置から徐々に高度を上げて、居間の扉に着く頃には丁度、胸の辺りの高さまで。
ディーンはそれを止めようもなく、ただ見送る。 ルーツがいなくなって開けた視界に、先程より多く、プリシラの顔を映して。]
……プリシラは、普段は何を?
[聞き返す。話すのは得意では無さそうだが、快活そうでもある。 彼ならば自分よりももっと気の利いた返答をするのではないか。そんな期待があった。**]
(454) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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/* 明らかなる 無茶ぶり そして寝るという アレ
(-94) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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[トレイルがしゃがむように腕を引く ニコルのばたつく足に 蹴られないよう気をつけながら 藁の上座って 眉間にシワを寄せ なんとか文章を読み取る
読んで理解して……バツの悪い顔一つ] [言わなきゃダメだろうか? けれど 食べようとしたのはこちら 彼には 知る権利があるし 知ることで 対策も立てられるかと思えば]
…………トレイルの 裸が なんだか あんまり 同性に感じなくて……
[しゃがみこんで シメオンから 渡された防寒着に 顔を突っ伏して 細い声で答えた]
(455) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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/* ニコラに 触りたい と ディーンさんが 言っています
(翻訳) (ホンヤクコンニャク)
(-95) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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[>>442ちなみに、ノックスにダメだよって言われたことを思い出さなかったら、歯を引っこ抜こうとしてた。 だって綺麗だから、手にとってみてみたい。 でも歯を抜いたらどうなるんだろう。それはまだわかんない。 小さい頃みたいに生えかわってくる?それとも、包帯、巻く?]
むう……っ。
[フィリップの言い聞かせる口調に、ぶすくれて。 赤ちゃんみたいに、足をばたつかせるのはやめない。 藁と不満がふわふわ部屋を飛んでいる。
イヤイヤをして、思いっきりしかめっ面をしてみせた。 >>445蹴っ飛ばそうとしたけど、避けられて]
……ぶー。
[ふてくされて、立ち上がって。 ぷいっと階段の方に足を向けてしまった]
(456) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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[トレイルの倫理観を知らない 彼も山で暮らした時期はあるけれど それでも 一定の年齢までは集落で ごく普通の少年として生きていたから
ある一線から性的な接触とスキンシップは別れ 別れた性的接触には 羞恥やモラルは持っている
だから トレイルがどう感じたか 理解する糸口も見えず ただ 笑顔を覚えているから 改めて危険だと 伝えようという意図はあったけど]
(457) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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[関わっちゃだめだ そう言われて不服なのは、>>439ニコラも同様のよう 藁が舞い、紙の上に落ちる。
返答に>>455苦笑い。 インクをペンにつけて、綴った。 藁の上、文字は歪んだまま]
(458) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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―薄緋/3階、階段―
[どうして子供と言うのは純粋に、あぁも喜んでくれるのだろう。戻ってきたラルフににこにこと微笑んでしまう。]
おかえり。早かったね。
[器に湛えられた水に両手をつけた。 冷たさに思わず目を瞑る。
このぐらいの冷たさがあって良い。頭が冷える。 擦り合わせた手の間から、薄緋が流れていった。]
あぁ、ラルフ。今なら時間がとれるけど、どうする?
[赤くなった手を水から引き上げた。]
(459) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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”少年には見えなかった? そうだろうね。 僕の秘密を、キミは見てしまっただろう。
僕の子孫は、残らない 声もない 生きていても二人に迷惑ばかりかけてる 壊れた楽器以下の僕なんか
食べてもよかったのに。 あの音を聞きながら、死ねるなら”
(460) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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[笑うような気持ちで 薄く羞恥プレイに 恥を感じる思考もあれど 今はのんびりと楽観の中笑って]
ふっ 獲物になり切りすぎて 逃げないでね?
[などと 冗談もこぼれ]
(*145) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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トレイルは、ニコラスが立ち上がるのに、一度視線を上げた。
2014/11/17(Mon) 01時半頃
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”僕はきっと後悔なんてしなかったのに”
[ニコラを視線で追いながら、綴った最後の一行。 最早文字とも言い難い]
(461) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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/* あっ、おさかなじゃないです。 少女です……
初回襲撃はちょっとまっておくれよおまえさん って思ってますがまあ、ほかに落ちたい人いなければ ここ噛んでも良いよ
(-96) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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[防寒着に突っ伏しながら ニコラのばたつく足と舞う藁の気配を感じる
そこまで 自分への関わりに それを制止することに 明らかな不満を見せられると どうしていいかわからないけれど 同時にだからこそ 近寄らないようにと思えば ふてくされる遠ざかる足音を 引き止めることはぜず ……そのまま 怒って忘れてくれればいいと思った]
ーーー…………
[ちらと トレイルはどうしたかと 微か顔をあげれば 苦笑が見える 其の後書き始める動作も]
(462) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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