人狼議事


197 獣ノ國

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【人】 手伝い クラリッサ

[問おうと口を開きかけた所で時間の事を先に問われれば、ガタリと忙しなく椅子を鳴らす。
手を滑らせながら取り出したサイフは、先に支払われた伝票を見て仕舞われることになった。
渡されたであろうサンドイッチの入った袋と、自前の時計の袋を抱える。

何度も何度もお辞儀をして礼を述べると、今はもう姿の見えなくなった時計の主にもしたようにその場を後にした。
また、繰り返す。]

 先生に護って貰える人は幸せでしょうね。
 何を護るべきなのか分かっている……先生に。

[無くさない為に、相手が抱えている物は何一つ知らないけれど。]

 それでは、また講義楽しみにしてますから。

[残りの仕事を片付けに、バイクへと向かう。*]

(187) 2014/10/10(Fri) 23時頃

【人】 手伝い クラリッサ

―夕方・大学構内→自宅―

[先生との話を終え、仕事も終われば自宅の扉を開ける。
誰もいない部屋に"ただいま"と声を掛けて、返事が来ない事に安堵するのが日課であった。
サボテンと折り紙を玄関の靴箱の上に飾ってやる。
ドアに備え付けられたポストから、マンション管理に関する手紙を取り出した。

目を見開いた。
ガス代と電気代の領収書、廊下清掃のお知らせの間に仰々しい封筒が挟まっていたから。

鞄を床に落とす。その場で封を破った。飛び込んできた文字に、心臓が早鐘を打つ。

『出国手続き完了』

現実が、音を立てて崩れて行くのを、ただ聞くことしか出来ない。*]

(188) 2014/10/10(Fri) 23時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[何秒、何分、もしかしたら何十分、放心していただろう。

慌てて取り出したのは端末。
そこには既に彼からの着信が入っていた。
渡りに船……というのは、この事。

どうして彼に会いたいか?

先生の言葉>>170を思い出した。
私を表す明確な言葉。
目に見える嘘吐きの証を手に入れたいという欲。
彼と出会わなければ、否……沢山の皮を被っていた彼に言われたからこそ、恐らく得られた物だろう。]

(189) 2014/10/10(Fri) 23時頃

【人】 手伝い クラリッサ

 同族嫌悪……

[だったのかもしれない。

いくらジーザスと叫んだ所で、神様は私を救ってはくれなかった。私にも神は救えない。
ヒトとヒトは?


残り僅かな現実にパン屑を落としても構わないだろうか。
例え、もう引き返せないとしても。
彼に願いを託す事がワガママだとしても。

……できれば願うだけではなくて、最後に与えられる物があればいい。

向かう先は、彼と出会った商店街。*]

(190) 2014/10/10(Fri) 23時頃

【独】 手伝い クラリッサ

/*
錠さんの話が深くて返事するの恥ずかし、恥ずかし
あと話を切るのが下手くそなのどうしようもないもう……
ヤニクさんに呪いをかけてエンドに迎えたらいいなああああ

(-67) 2014/10/10(Fri) 23時半頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 23時半頃


【人】 手伝い クラリッサ

―商店街―

[暗がりにバイクの明かりと荷物を放置したまま、辿り着いたのは商店街の入り口。
小走りで其処へ向かえば元は自分の物であった赤い頭巾を探す。
そこに、彼の姿はあっただろうか。

何度も行こうとして、決して扉を開いてくれなかった花屋。
静かに本だけが鎮座するのみで店主のいない本屋。

そのどちらも、夕方の斜光に紛れて明かりは付いていないように見える。
商店街の時計に目をやればポケットに忍ばせた懐中時計よりも数分遅れていて、手のひらに彼から貰った秒針の鼓動を感じながら人を待った。

違うポケットから伝わる振動は、笑みを貼り付けた少年から。
その内容に一つ、息を吐き出すと文面を綴って行く。]

(205) 2014/10/11(Sat) 00時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

――――――――――――――
宛先:シメオン君>>192
――――――――――――――
件名:
20xx年 10月4日
――――――――――――――
傘の心配ありがとう。走ってたら乾いちゃったわ。

そう、お友達に会えたのなら良かった。迷子にはならなかったのね。
白い子は、私が言っていた子ではないのだけれど……長い髪の、可愛らしい女の子よ。もしかして会った?

貴方の恋人について聞かせて貰えるのね。大学…のことを聞く相手は私でいいのかな?それでもいいなら、あっ恋人の話は諦めてね!

学校が始まるのは、いつからだったっけ。
たぶん会えると思う。

その時は、お話しましょうね。

ps.プロポーズなら指輪も忘れちゃダメでしょう?
花束は枯れてしまうから、残る物でガッチリ掴みなさい。

(206) 2014/10/11(Sat) 00時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[また、嘘を吐いた。

会える保証なんて私には無いのに、会おうと言ってしまった。
もう癖になっている。
嘘を本当にしようとしてしまう、悪い癖。

でも、いかにもシメオンらしい文面には頬が緩んだ。それだけは本当だと思う。

行かなくなった掲示板を開いても、もう更新は止まっているようで。
ただ、待つ。]

(208) 2014/10/11(Sat) 00時半頃

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