人狼議事


212 Dark Six

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【人】 馬鹿 イワン

分かった。
じゃ、僕は一言司祭様に伝えてくるね。

[イワンはケイイチに断ると、一度教会の奥へと向かい、司祭に商業ビルに向かう旨を伝える。出来るだけ早く戻ると言い、その間はガーディが来てくれるかもしれないことを伝える。]

む。

[はたと何かに気付いたかのように声が洩れた。]

………。うん、司祭様を通じて、ミッシェルちゃんにまた頼んだけど、ちゃんと変化するか不安だな……。

[通常の服だと完全に獣化した時点で弾ける。裂ける。更には、元に戻った時は全裸である。それを防ぐ為に、組織の服職人に頼んだりした訳だが。悩んでいても仕方無い。答えが出ない事は深く考えない質だ。]

獣化中は消えてくれる服を作れるとか、どういう技術なんだろうね。…服に入れた持ち物は僕の毛皮の中にでも入っているのかい。

[謎技術にイワンには珍しくぼやきつつ、ケイイチの下に戻りながら獣化した。]

(102) 2015/01/17(Sat) 20時頃

【人】 馬鹿 イワン

[ケイイチの下に戻って来たのは、イワンの鞄を首回りに提げるというよりはやや巻いてる形になっている、雪のような狼だった。微かに灰色の面影のある白い獣の四肢は太く爪は鋭く、首元周りの毛は他よりもふさふさしている。黒い鼻面から尾の根元までの大きさ、つまり体長は、2m強ほどの巨大な狼だった。]

 クゥ・・・
 《じゃ、行こうか》

[甲高い声で小さく啼く。完全に獣化した際には、囁きという力で相手に声を伝える為に、意思疎通には問題が無い。両耳を伏せて、ケイイチに緩く尻尾を振っている。]

(103) 2015/01/17(Sat) 20時頃

馬鹿 イワンは、メモを貼った。

2015/01/17(Sat) 20時半頃


【人】 馬鹿 イワン

[人の時と眸の色だけは変わらない。冬芽色の眼差しをケイイチに向け、頭を撫でられればくすぐったそうに眸を閉じた。]

 クゥゥ・・・
 《ミツボシちゃんが?え、えぇ…。》

[冬芽色の眸を開けて、ケイイチに本気で言ってるのという目を向ける。否定する訳ではなく、発想に驚いている様子だろう。]

 クー・・・ゥン?
 《吸血鬼ってこう牙がグワーって出て、眼も赤くて、
  肌も血を喪ってますみたいに蒼白いんじゃ、…ミツボシちゃんのまま、味方してるってこと?》

[上位の吸血鬼の特徴を知らないイワンは囁きに呟きを落とした。それでも、向かう事を今更止める素振りは無い。]

 ウー・・・、ォン
 《う、ううーん。今の僕は狼なだけで、…君の異能を使わず、僕が風下から向かえば、ミツボシちゃんも気付かないんじゃないかなあ。》

[ケイイチを振り仰ぎ、困ったように首を傾げる。そんな難しいこと分かりませんと言いたげだ。くいっと服の裾を軽く噛み、教会の外に出るよう促す。扉の開け閉めはケイイチに任せて、乗るのは教会の外での意だろう。]

(106) 2015/01/17(Sat) 21時半頃

馬鹿 イワンは、メモを貼った。

2015/01/17(Sat) 21時半頃


【人】 馬鹿 イワン

[やけに撫でられるなあと思ったが悪い気持ちにならないので、撫でられた時は気持ち良さそうに撫でられている。硬めだがもふっとした手触りだろう。]

 クゥ
 《分かったよ。》

[教会の外に出るとケイイチが乗り易いように背を屈めた。]

 ウォン
 《君達は教会の護衛の狼くん達?宜しくね。》

[教会の外の狼達に出逢えばそんな言葉をかけて。]

 クゥゥ・・・
 《僕の毛でも鞄のベルトでも握ってて。顔は伏せておいた方が良いよ。》

[背中にケイイチが乗ったのを確認すると、出発する。最初は歩きから軽く走り始め、次に風に乗り、そして自らが風になる。音もなく駆け続ければ、見る見るうちに辺りの景色は過ぎ去り、時速は通常の法定速度をゆうに越えた。
ブリッジは立ち入り制限が既にかけられた>>11が、七転学園が吸血鬼の手に落ち、更には被害は広がっている>>63。市街地にも何らかの制限が、そして吸血鬼の存在にいまだ気付かぬものも異様さを感じとっているのだろう、道路に人の姿は見えない。]

(109) 2015/01/17(Sat) 22時頃

【人】 馬鹿 イワン

[無人のアスファルトを走り、置きっ放しの車で走り抜き難い場所があれば、車を踏み台に跳躍し、次の車の天井やボンネットを凹ませて着地し、また走り続ける。
トップスピードに至れば、一般人なら目を開けていられないだろう。
風の向きを確認しながら、商業施設達が見えて来ると風下より近づくルートを選ぶ。やがて、ミツボシが向かうと言っていた商業ビルが見えてきた。
吸血鬼や眷属の姿はどうだっただろう?見えれば、警戒をしながら近づいただろう。]

(110) 2015/01/17(Sat) 22時頃

【人】 馬鹿 イワン

― 商業施設付近 ―

 ・・・・・・
 《僕の背に伏せていて。
  ここも、落ちてるみたいだね。》

[囁きにはミツボシへの心配の色が微かに滲む。
一階は吸血鬼や眷属達の出入りが多い。では、二階は?主体は一階なのだろうか、…今は途絶えているのか屍の姿は無い。別の建物の影から商業ビルの二階へ向けて短い助走で跳躍し、ケイイチを促そうとする。
何事も無ければ、二階の入口からそっと入ろうと試みるだろう。音も無く侵入し、一階の様子を窺う為に。*]

(113) 2015/01/17(Sat) 22時半頃

イワンは、ケイイチの動きに従うつもりで。

2015/01/17(Sat) 22時半頃


イワンは、ミツボシを探そうとするだろう。

2015/01/17(Sat) 22時半頃


馬鹿 イワンは、メモを貼った。

2015/01/17(Sat) 22時半頃


【人】 馬鹿 イワン

― 商業施設・1F ―

 《意志を、…持ってないのかな。》

[ブリッジで戦う事の無かったイワンだが、ケイイチの誘導の最中に小さく囁きを落とした。商業施設内にある雑多な物陰は、時には小さく、物陰を中心に吸血鬼や眷属とは反対側に周りながら何とかやり過ごす。もし明瞭な意思あるものがいれば……結果はどうだっただろう。
とかく、最後にはミツボシが居る場所へと辿りついた。イワンの耳は、指示を出す彼女の声を捉える。]

(118) 2015/01/17(Sat) 23時半頃

【人】 馬鹿 イワン

[ケイイチが見たイワンの姿は戸惑うばかりだったろう。信じられないといった眼差しだが、ミツボシの声もそして微かに感じる爆発物の匂いは、“こう”であって欲しいという気持ちを易々と裏切る。]

 クゥ・・・

[辺りは殺気立つ吸血鬼や眷属。それを制するミツボシに、夜の挨拶。ケイイチを乗せたままなら微かに後退ったが、ケイイチが降りてその身から蔓を伸ばし始めれば、ケイイチの後ろに一歩下がるようにして、夜の演者達と対峙するだろう。今回、緩く振られる尾は喜びの証では無い。]

(120) 2015/01/17(Sat) 23時半頃

【独】 馬鹿 イワン

/*
警戒とか気まずいとか、そんな感じだね。
パーンって頭がなってる感じだよ。

(-29) 2015/01/18(Sun) 00時頃

【独】 馬鹿 イワン

/*
次に虜にされたら死にそうで怖いよ(ぶるぶる

(-30) 2015/01/18(Sun) 00時頃

【人】 馬鹿 イワン

[下級の吸血鬼や眷属、彼らは血を介した感染や血を抜かれる事による魔物化だろう。彼らが“人として死んでいること”については、イワンも異論は無い。だが、それでも動いている…“生きている”…と彼らのことを思ってしまう。
淡々とした冷たい言葉に返す言葉は無く>>121、イワンからの囁きは無かっただろう。]

 ウゥ・・・
 《爆弾の匂いがする。この街を壊してしまうつもりなのかい。》

[軽い唸り声。微かに鼻面近くに皺が寄る。
それでも、ミツボシへ向ける狼の眼差しは、まだ、敵意には満ちていない。]

(122) 2015/01/18(Sun) 00時頃

馬鹿 イワンは、メモを貼った。

2015/01/18(Sun) 00時頃


馬鹿 イワンは、メモを貼った。

2015/01/18(Sun) 00時半頃


イワンは、ケイイチの邪魔をするつもりは無いが、自分自身は人型をしたものを殺すことへ躊躇いを感じている。**

2015/01/18(Sun) 01時頃


【独】 馬鹿 イワン

/*
ミツボシの予定的に、まだケイイチと出逢うつもりで無かった気がひしひし。

(-34) 2015/01/18(Sun) 01時頃

【人】 馬鹿 イワン

― 十数年前・挿話 ―

[双眸は満月よりも眩くされど濁った金。
夜闇の中で狂気に揺らめき血を啜る化け物。
月光は闇に鎖されるべき路地裏を煌々と照らし、
男の眼差しには、生きている時にあった炯眼は無く、
喰い破られた喉元は、たくたくと血の河を作り、冷たい石畳を潤わせる。
頸骨が完全に砕かれた音が路地に響く。
ずるずると獲物を引き摺りながら近づく音。
狼の足音はせず、白灰の塊だけが存在を示す。
べろりと口元の血を舐めた後、首の振りだけで男の身を路地の傍らに投げ出し、逃げた獲物を追いかける。]

[適うならば無惨に生きたまま喰い殺せ]
[それがオーダー。意味を尋ねることは無い]

[最初の男は生きた侭喰い殺しきれなかっただろう。
狼の口元が歪む。まるで笑みを浮かべるように。
ターゲットは、吸血鬼に敵する夫婦だった。]

(124) 2015/01/18(Sun) 02時頃

【人】 馬鹿 イワン

[飛び掛かり押し倒した女の腑を生きたまま喰い破る。
その所業はきっと、子供が見るには凄惨に過ぎる光景だったに違いない。辛うじての救いは、その食事は路地裏の影の中でだったこと。
月の光は届ききらず、微かな陰影の違いで、何が行われているかは明確に分からない。]

[全てが終わった後、路地の影の中で狼が立ち上がる。
否、人が立ち上がる。…“ライカンスロープ”だと知る機会はその時か、似たような事件の話からだろう…。

人のシルエットが、ふらりと半身を捻り振り向いた。
眼差しは金のまま、何かの物音が聞こえたかのように。
瞬きひとつせず見開かれた双眸から、何かが零れる。
涙だったのか、浴びた血の一部か。シルエットだけからでは分からない。
だけど、狼はどっちでも構わなかったに違いない。
魔眼の虜で無くとも、その頃にはきっと、狂っていたに違いないのだから。
人の味を覚え、外道に堕ちた獣を救うものは、悪魔か聖女か、…或いはどうしようもないくらいの…人間くらいだ。]

[再び、人のシルエットは狼に戻り、路地裏から狼は去る。後に残されたのは……**]

(125) 2015/01/18(Sun) 02時頃

馬鹿 イワンは、メモを貼った。

2015/01/18(Sun) 02時半頃


【独】 馬鹿 イワン

/*
そういえば、元は、同じ力や精神干渉、精神洗浄で治るよ!というト書きを考えて、吸血鬼設定に触るかなと止めたんだよね。>>17

(-35) 2015/01/18(Sun) 02時半頃

【人】 馬鹿 イワン

― 商業施設・1F ―

[ミツボシの声>>126に、はっと信じられないものを聞いたような眼差しでケイイチを見上げた。]

 オ、オゥン・・・?
 《ケイイチくん、僕知ってるよ。それ、死亡フラグって言うんだよ。》

[囁きの呟きは真面目なもので心底心配している。]

 クー・・・
 《僕は、この戦いが終わったらチャールズさんにチョコを作りたいけど。》

[もっとも、ミツボシに眼差しを向け直し落とした囁きで台無しだったが。教会の子供達にチャールズと仲が良くなるにはどうしたら良いか相談した結果、今年はバレンタインの時にチョコを渡すのを奨められたのである。
悪戯だとか騙されているとも思っていないイワンはそういうものかな?と思いつつ奨めに従った。…首謀者は、トニーとゾーイである。]

(133) 2015/01/18(Sun) 11時半頃

【人】 馬鹿 イワン

[余談だが、去年は去年で奨めに従い、クリスマスの時期にマフラーを編もうとして、時間が足りずに緑色の正方形の中にピンク色の大きなハート型のハンカチだか鍋敷きだかなものを渡そうとしたのは、ここだけの秘密だ。]

 クル・・・

[蒼色の炎>>128は離れていても熱を強く感じる。下からの蒼い炎はミツボシの貌に魔性の美しさを、熱に煽られた黒髪は妖艶さを醸し出していたか。
ケイイチの蔓が>>130誰彼構わず刺殺するのが視界に映る。ケイイチに引く意志は最早無いだろう。]

 ウゥ
 《カリュクスちゃんが来てるんだよね…だったら、》

(134) 2015/01/18(Sun) 11時半頃

【人】 馬鹿 イワン

 ォオォォ――――――――――――――――――ン

[頭上を仰ぎ高く長く遠吠えを行う。
哀しげにも聞こえる咆哮は何処まで届いたか。]

(135) 2015/01/18(Sun) 11時半頃

馬鹿 イワンは、メモを貼った。

2015/01/18(Sun) 12時頃


【人】 馬鹿 イワン

[啼き終えれば自分に出来ることを行う。第一線で戦うことこそ無いが、ケイイチが死者生者の区別なく殺すことを、今どうこうは言えない。事態は切迫している。何も言わずに光景を眸に映し出すだけだ。今は。]

 グル・・・

[蒼炎に既視感を覚えた。女性の背中と蒼炎>>0:60>>21の。其れは夢でしか見れない>>37、心の底に残ったたった一つのもの。]

 ・・・

[雪色の狼は頭を振り、駆け出した。
人型をしたそれらを自分が殺そうとするのはどうしても躊躇いが生まれる。青炎を避けて回り込み>>131、爆弾を持った人間達を一撃で気絶させる為に、追い縋り飛び掛かる。]

(141) 2015/01/18(Sun) 13時頃

馬鹿 イワンは、メモを貼った。

2015/01/18(Sun) 14時頃


【独】 馬鹿 イワン

/*
救いが欲しい子とメモで書くんじゃなかった感です。
キャラを捻っていたらごめんね…。もっと憎んで良いんだよ!

そして何でもっと格好良いグラフィクスにしなかったんだろうと、しょんぼりしてます。

(-39) 2015/01/18(Sun) 14時頃

【人】 馬鹿 イワン

― 少し前 商業施設・1F ―

 ク、クゥン・・・クゥ
 《死亡フラグはね、突っ込むと消えるらしいよ。》

[突っ込みへの囁きは普段通りだったが、啼き声はやや違っていたか。気まずそうである。緩く尾も振って誤摩化していた。
昨年、プレゼントを渡す段において、ケイイチからの”止めておいたら”との言>>142には、「やっぱり形が悪いよね…。」と、助言を勘違いして受け止めただろう。アクリル毛糸で編んでいた為、ケイイチにそこで止められていたならば、教会のアクリルたわしとして、まだ活用されている筈だ。]

(145) 2015/01/18(Sun) 15時半頃

【人】 馬鹿 イワン

― 商業施設・1F ―

[天井の崩落。]

[商業施設の天井材に蔓が攻撃を加え破壊する。
頭上から瓦礫が零れ落ち粉塵舞い、蒼炎が蔓を燃やし…終わることの無い、到底、イワンからは割り込む事の出来ないと感じる歴戦者同士の戦い。見ようによっては苛烈だが優雅な舞いでもあったかもしれない。
別の見方によっては、…喰らい合いか。]

[そこから少し離れた場で、魔眼の虜となった人間を前から襲いかかり押し倒した。巨体による一撃は、床に強く人体を叩きつけ、肺の空気を叩き出す。一撃を加えると同時、手に持った爆発物を払いのける前肢の動き。]

 ウゥ・・・
 《ここから先は行かせないよ。》

[威嚇の唸り。
それでも逃してしまった者は居るだろう。
…勿論の話だが、離れている為にミツボシ>>139の絶対領域等は見えもしない。]

(149) 2015/01/18(Sun) 16時頃

【人】 馬鹿 イワン

[操られた人間の体を麻痺させ、心の中で謝りながら打撃で気絶させたり、とそうこうしているうちに、次は吸血鬼と眷属が近づく。自分が行動不能にさせた人間数人を背に、彼らを守るように対峙する。]

 ルルゥ
 《…こうなっちゃうよね。》

[それでも、殺したくなかったのだから仕方無い。彼らを生かしても、どうやってここから救出するかという問題も残ってはいるのだが。
尤も最大の問題は、吸血鬼や眷属に爪を振るえるか、だ。]

 (ッ、)

[何も思い出せない、筈なのに。爪は命を奪うことに躊躇いを見せた。振るった攻撃は、浅く薙ぐだけに留まり、眷属からの攻撃を受ける。厚い毛皮の前に傷らしい傷は負わないものの、戸惑うように退く。]

[火薬による煙が晴れたなら、丁度退いた直後、眷属と対峙した狼がミツボシとケイイチから見えるだろう。]

(151) 2015/01/18(Sun) 16時頃

馬鹿 イワンは、メモを貼った。

2015/01/18(Sun) 16時頃


【人】 馬鹿 イワン

[……覚悟を決め、無理に牙を剥き、飛び掛かり様に眷属に爪を振りかざした。砕いたのは脳幹で…つまり頭を、砕く。床の硬さも利用して、押し潰すように。]

 クゥン・・・

[嫌悪感か哀しみか、それとも分からない欠如感を感じ、次の攻撃に直ぐさま移れない。赤と灰の飛沫は、商業施設の床に零れている。屍体だ。これは既に吸血鬼に命を奪われた死骸だ。ならば、何が爪を鈍らせるのか。]

[それでも、立ち止まる訳には行かない。大きな隙を付いて襲いかかる低級の吸血鬼を巨体を回転させ、体当たりする様に弾き、柔らかな腹部へ向けて、意識的に爪を突き立てようと]

(157) 2015/01/18(Sun) 17時半頃

馬鹿 イワンは、メモを貼った。

2015/01/18(Sun) 18時頃


【人】 馬鹿 イワン

[…した時には、魔眼の吸血姫がそこに居ただろうか。
ぱっと低級吸血鬼から退き、戸惑うように更に後退する。
ただ、幻覚の様にイワンの目の前に子供達の死を映すのみであれば、護符自体何も呼応はしないだろう。]

 ・・・クルル

[勿論、子供達が居れば守る。けれど、……。]

(158) 2015/01/18(Sun) 18時頃

【人】 馬鹿 イワン

[冬芽色の双眸を向けて、ミツボシに語りかける。]

 クゥン、クゥ
 《ミツボシちゃん、今ならまだ…間に合わないかな。
  殺し合いなんて止めて、手を引いて…これ以上、被害を出すのを止められないかな。》

[商業施設に入ってから下級の吸血鬼に眷属は見て来た。
けれど、意思ある吸血鬼はおらず。意志ある吸血鬼が、ミツボシだけなのだとしたら。彼女が止めると言葉にしてくれたなら、この…戦いは終えられないだろうか。
望みを託して、語りかける。
緩く、尾を振り、哀しげに。
それは、彼女ひとりだけなら、悲し過ぎると言いたげでもあった。]

[たとえ、同じ幻影を見せられたとしても、それだけは囁かれた筈だ。]

(161) 2015/01/18(Sun) 18時半頃

【人】 馬鹿 イワン

[一度、瞬く。守らなければ、子供達は死んでゆく。
それでも、未だ、爪が鈍るのは。]

 《僕は、きっと薄情なんだろうな…。
  子供に手出しされたくないって言うのに、爪が上手く振るえないなんて。》

[ジリヤの胸を抉った記憶は無い。…無いが故のものだ。
きっと戦えることは戦える。惑っても、躊躇しても、最終的には。
戦いが深まれば、遠慮無く振るう事だって、出来るようにはなるだろう。記憶に無い、嘗ての動きから遠くあっても。
…これは、無意識に、まるでトラウマの様に刻まれた忌避感情めいたものが根本原因なのだ。記憶が無い為に露にならない、ストッパーじみたもの。
けれど、]

 ルル・・・
 《…そうか、すごく、残念だな。》

[無理という断定>>162が、爪を振るう切欠になる。
躊躇いながらも、致命傷で無い軌道でも、眼差しを強めて、ミツボシに一撃を振るおうとする。幻影の子供達を守る為にか、それとも今所属しているのがDark Sixであるが故にか、或いはそのどれでも無いのかもしれない。]

(164) 2015/01/18(Sun) 19時頃

【人】 馬鹿 イワン


 ルル、ル
 《僕は、すごく哀しいよ。》

[唸りは小さく歌のように。
血に酔い殺戮を心から愉しんでいた過去を喪った獣は、道を分かつように、“吸血姫”に爪を振るう。]

(165) 2015/01/18(Sun) 19時頃

【人】 馬鹿 イワン

[北方の動物は体が大きくなる傾向がある。

獣化という異能を代々継いで来た血脈。過去には狩られ追い立てられた異分子でもあるだろう。
イワンの記憶には無いが、彼の母方は白狼、父方は瘴狼という精神干渉の力を持つ末裔だった。精神干渉は廃れ、妹にだけ先祖還りのように発現したが、代わりの様にイワンは低い精神耐性となった。

それは、イワンが獣化出来る代わりの様に、妹ジリヤが獣化も出来ず物理耐性が低いのと、丁度対とも言えただろう。]

(169) 2015/01/18(Sun) 19時頃

【人】 馬鹿 イワン

 オォ――――――――――――――――――ン

[吼え、猛る。毛はふわり膨らみ、牙を剥く。
駆けた。蒼炎を燃えるのも構わずに駆け、去りゆくその体へ向けの追撃。当たるかどうかなど、考えてはいない。去りゆくままであれば、せめて吸血姫と眼差しは交差しただろうか?
哀情と親愛を綯い交ぜにした哀しい遠吠えが響く。
最早帰らぬ、ミツボシという少女が居た、日々への*追悼*のように。]

(170) 2015/01/18(Sun) 19時頃

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