291 Fate/Goddamned Omen
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[葩散り纏う、足許より仄吹く魔力の萌芽。 加具土命とは真逆の性質を司るような──。 ──彼もまた、高位の神霊であるならば、]
そう問いかける貴方は、 こことは違う歴史の かみさま なのですか?
[威光に対すように、儚い顔に、問いかけた。*]
(265) 2019/02/11(Mon) 18時頃
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「そなた以外に人は見えません──」
きょとんと瞳を瞬かせたなら、確かに、と膝を打つ。かつてない重圧と不安を、ただの一言に示されたようで。何を当然のことを、と思われても。──その理解が、今までになかったのは、常と違う精神であったからか。
そう呼ぶのなら、私が彼の世の人民であることに違いも躊躇いもない。 門前払いを告げられることも多い交渉であれば、願ってもないことで。]
(358) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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厄莎、、、
御名は、お聞きしたことがあります。 その眼に太陽と月を産み、
人間をお作りになられた創世のかみ。
(*12) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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[人々から忘れられゆく神話か。 カルデアの記録に残る神霊、確か、アジアの。 堂々たる居姿に、見届くるような意思を見て。]
(359) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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、、、、、 わたしは 、 厄莎さんの、供物にも 、贄にもなる覚悟は あります。 例えすべてを捧げて尽くしても、、、 私の 貴方の "世界" を、守るために。
お力を お貸し願いたく 存じます ─── ッ。
(360) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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(届けられない。)
(それでも人はまた結ぶ。)
(ひとり喪えば神をも求む。人の傲慢さで、助力を、と。)
縁─契約─をどうか 結ばせては いただけませんか ?
(*13) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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[待っていたか>>271のように、弓を執る英霊の男。 対立。既に歩んでいる敵対の路。き、と表情を引き締めて。 一層、義足へと魔力を回す。フルスロットル、惜しみなく。]
、、、 貴方は、神都(こちら)の英霊、なんですね。
──── ッッッ !!!
[瞳孔を開いて、ブゥン──、 と足許に風が舞う。 歯噛みする。そんなことは──、 そんな ことは──!]
……最終的に、結論が"こう"なるなら、私は殺されていたでしょう。 けれども、あなたは、あなたの正しさのために、戦うのなら。
ぶつかるのは必然だった。 [僅かに、瞼を伏せて──] だったら、私は─── 。
[静から激へ、稲妻めいて放たれる矢を── 迎撃しようと ──]
(361) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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─── へっ ?
[ふわ、と浮く身体。お腹に巻く腕>>296。]
(362) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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─── わ、 きゃぁぁぁぁぁああああああ!!!?!?
[あはれ、米俵が如く抱えられれば、宙を舞っているのです。]
(363) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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[いかづちの矢は空を裂き、地に大樹の剥くならば、 さして障りもなく砂絹が取りつき、 英霊の戦闘の巨大な音が鳴り響く。]
!?!?!〜〜〜〜どけすでんなまさかさが界世で形行進在現
[厄莎も神霊、なれば破天荒。暴れん坊とは言いません。 けどけれど絆レベル相応に助けてもらってもいるわけで。 地上に降りるまで、生きた心地がしなかった───。]
(364) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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[人心地ついた───とまでは、言えずとも。 取り出されたる銀の針>>331。悪魔祓いを告げられたなら、 アルシュさんに何か憑けられていたことを、ようやく悟る。
ぶっとい注射針めいたそれは、……刺すんですか?と一応尋ねます。 刺しますと告げられたなら、痛みへの怖れを覗かせつつも、 差し出すのに躊躇いはなく、それを待つ。]
...... っ ?
[思わずとぶるり震えたのは、恐怖ではない。 なにか、その針が肌に向けられて、途轍もない悪寒が走る。 悪魔祓い、というのなら、初めてだ。 ── その 代償。
悪魔が消える、穢れる黄昏に溺れる様を、想起させられる。>>313
か つ て 親 愛 な る サ ー ヴ ァ ン ト の 姿。]
(379) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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───── ぁ、 あ 、、
[ひたひたと、後ろから歩いてくる。─錯覚?─ 可憐に散った、"かつて契約していた英霊"が。 思慕するがあまり、そのひとはいなくなった。
しんでしまった。 私を遺して、 大切だった想いを、いまは時に想い寄せるだけの。
──── くるしんで
──── さけんでる
(380) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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──── たすけてって
──── また もう いちど 。。。
う 、ぁ 、 や、 、 やめて 、 くるしまないで
あなたは ────── !!!!
(381) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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[それは ひとひとり 容易く殺しうる悪魔の呼び声。 針を刺されて、幻を見たように、後ずさる。 助けを呼ぶ声。こっちに来てッて。 喪った脚が、ひどく痛む。
存在しない慟哭が 少女の胸を突き刺す───── !!!
…………………
解きがたき謎を強引に解いて突き付けてくるような。 ノッカは契約したサーヴァントを連れてこなかったのではない。 契約したサーヴァントは、既に消滅し、傍にいない。
デミ・サーヴァント。
AIを搭載する予定だったのだ>>0:53。その英霊は、カルデアに存在していた。ノッカが喪ったのは両脚だけではない。少女の契約していた、英霊にあらざる英霊は、ノッカを生かすために、欧州特異点で消失している。英霊の霊基が残っていても、ある意味で、人であった彼女を取り戻すことは、もう二度と、叶わなくなって。]
(382) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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[絹を裂くように鋭く高く、 二度と還らぬ大切な人を想うゆえの、厭という悲鳴。 惑い跪く、人の子の傍佇むルーラーの御前。
意識を失わせられるならば、すでに朦朧とする少女は抵抗ないか。背負う切なさ。荷負う苦しみ。世界と戦わなければならない少女は。純粋な、ただひとりの、少女でもあり。
─── 蒼白な顔貌を、
祓われゆく悪魔の片の前に、晒すか ─── 。*]
(383) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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── 時を少し巻き戻して>>445-447 ──
[梯子渡しの結末に、神のみぞ知る行方があると、 失い、喪う人間が、求めてやまぬ天よりの恵み。
俗に塗れて、生きる人であるなら。 欲し続ける、生きる為の願いを。 人に欠ける力を、超常にさえかしこみ申す。
意味のない言葉は、肉体に依って実を結ぶ、 実を結ばされる ものであるなら。 頷き、ただ、捧げよう。]
(460) 2019/02/12(Tue) 05時頃
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[覚悟告げるならば、神の願いへの不理へは ひたぶる顔貌向ける。太陽眼差す葩のそよぎの茎摘まみ、ささめきを掴まえるように、いとどまなこを見開き、鶴嘴の如き爪先を肌に沈められても──
神頼みでも 神隠しでも──為さねば 訊かれることはない。 くもらぬとはいえ、星々のあえかに瞬く光湛える如き瞳。
禊ぐ生娘差し出さねば、 契る約定得られぬのなら。
都合よく神意に叛くものか。 眉根寄せたひたむきな眼に。]
紡がれるのなら 縛られるのも道理でしょう。 救いの先に 報いがあったとしても。
───── 後悔なんて いたしません 。
[頼るより術ない事情はあっても、語気に宿るは一時の情にあらず。救われることこそ、人々が敷いた法の傲慢。報いと表裏一体のことを、少女は知らずとも、ずしりと心に重くとも、逃げたくないと、願う。]
(*20) 2019/02/12(Tue) 05時頃
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[ぴ 、 と、頬の輪郭に紅露引く指に、 肌咲く痛みを覚えながらも、それが種は肉体ではなく、 少女の精神体(オド)へと付けられた契りの証"魔除け"だと、
理解するのに、時は要らなかった。 典雅なルーラーとの繋がり、魔力の路が拓けて……]
(*21) 2019/02/12(Tue) 05時頃
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[…アステカの祭壇への生贄や人身御供であるならば、 まさしく選ばれてしまうような身の上ではある。 心臓とか入水とかはご遠慮したいお年頃だけれども…]
(*22) 2019/02/12(Tue) 05時頃
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[否など言わぬ、強情な娘。]
…… 誓います。
ルーラー 厄莎。 あなたの人の子、あなたの許に。
(461) 2019/02/12(Tue) 05時頃
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[そして抱えられながら、これは"文字通り"なのでは??? と想い巡らせもしたけど、誓ったものは、仕方ないのです。
一瞬の哄笑>>451。 …悪い気は起きない。 そういう契約、ですし。
それでも恥ずかしさは薄れない。 お米様抱っこして空中散歩なんて、 破天荒と言わずして、この心地をなんといえばいいものか……。
思考の隅、その笑声には、 どこか真意明らかならない、 謎めく不可思議を覚えて────。
──時系列は、進む。*]
(462) 2019/02/12(Tue) 05時頃
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[悲鳴を上げる少女>>383の傍に、 加具土命の炎不安げに舞うなら、 幼年の君にも、届くだろうか。
マスターの魔力供給が途切れるか、澱んだような。 その樹幹は、カルデアに頼っているから、 戦闘続行に支障はないだろうけれど。*]
(463) 2019/02/12(Tue) 05時頃
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[その追手>>444を認る余裕があるだろうか。 もう一人の英霊>>441には、女の声が届いたろうか。 揺らぐノッカの自我、動悸烈しく、うずくまるか───。**]
(464) 2019/02/12(Tue) 05時頃
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