人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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【赤】 落胤 明之進

[思考の時間の後、やはり緩慢に元の寝台へ戻る。
 だが、眠ることはせずに懐を探して、
 そこにいつも通りの物がある事に安堵した。

 掌の上に引っ張り出して、動きを止めた。
 きれいな色柄の小さな巾着には血が染みて、
 半分くらいはごわついた赤茶色に変わっている。]

 ――、……

[薄く震えた呼吸を零して、口紐を解く。
 指先の動揺で、ひどく手間取りはしたが。
 中から円い手鏡を取り出すと、傷や壊れはないか、
 汚れが染みついていないか、熱心に目を眇めた]

(*48) 2014/02/08(Sat) 18時頃

【赤】 落胤 明之進

[懸念した事が起きていないのを確かめると、
 巾着に戻そうとして――その汚れに躊躇して、やめた。
 左右の手に鏡と巾着が残り、直円の独白を聞く。>>*47

 ぼんやりとした視線がじいと見守っていた。]

(*52) 2014/02/08(Sat) 18時半頃

【赤】 落胤 明之進

[そして、項垂れて空笑いをする段になると、>>*51
 再び首を傾げるのだった。
 今度は、彼の言う事の方が解らなかった。

 相変わらず、現象と反応の間に独特の間隙が挟まる。

 おもむろに立ち上がると、背中がずきりとする。
 直円の傍にも近付き、真弓にしたと同じように
 手に手を添えて、色なく静かに笑んだ。

 その宥め方は、今ここにいない少女のために覚えたものだ。]

(*53) 2014/02/08(Sat) 18時半頃

【人】 落胤 明之進

―回想・春雨の降る日―

[養母さんに寝室へと運ばれた幼子が目を覚ました時、
 黒檀のような眼が、僅かばかり細まった。

 潤んだ菫色の瞳に穏やかではない色が過ぎったから。

 それは何かに例えようのない――]

 ……だあれ?

[問う声。
 弱弱しい唇から繊細な二音が浮かぶ。>>110
 少年は口許をもぞりと不慣れそうに動かしてから]

 『あや』。

[初めて、幼子を呼び表した。]

(172) 2014/02/08(Sat) 18時半頃

【人】 落胤 明之進

[熱にうなされる額を、自分が病の時のように撫でる。
 すると、幼子は微かに表情を緩める引き換えに、
 切々としたものを浮かべるように思われた。>>111

 やがて熱が下がり、雪に後戻りしたかのような
 すっかり真っ新になった笑顔に、手を握り返して――
 霧のように微笑み返して、そっと首を傾げた*]

(173) 2014/02/08(Sat) 18時半頃

【赤】 落胤 明之進

[手が強く握り返される。>>*57

 彼の中で曖昧なままにしておけなくなった問いに、
 いくつか瞬きをして、眼鏡の目を見上げた。]

 ……ううん。

[直円の掌は、広くてしっかりとしている。]

(*60) 2014/02/08(Sat) 19時頃

【人】 落胤 明之進

―回想・直円について―

[直円が穏和で、明之進もそうであったから、
 活発に庭を駆けまわる子供達とは別に、
 彼に遊んでもらう事も、他より多かった。

 初めて昔話を読み聞かせてもらった時は、
 冒頭から結末までぴっとりと傍にくっついて離れず、
 微笑んでその声に聴き入っていたものだ。

 ただし、『おしまい、おしまい。』と告げる声がして、
 やや時間が経過してから、そのままの表情で
 深く首を傾げたのだが。

 ――直円が初めて選んでくれたそれは、
 聡明でない少年には難し過ぎたのだ。

 以降、彼はもっとやさしい物語を選んでくれるようになった。
 読書会に行くようになるまでは*]

(183) 2014/02/08(Sat) 19時頃

【独】 落胤 明之進

/*
>>*64 wwwwwwww使用前→使用後
振りにガチノリしてくれる直円いいひと
*/

(-68) 2014/02/08(Sat) 19時頃

【赤】 落胤 明之進

[瞳の様子が緩んだのを見て取ると、
 頭を撫でられるのをおとなしく受け入れる。>>*64

 続く話に一度は首を傾げたものの、
 言い直された二度目に、こくりと頷いた。]

 うん……

[再び、そっと寝台に座る。
 熱い手で巾着と手鏡を包み持って目を閉じた。
 これで休んでいるつもりなのだ。
 横になると背中が痛む気がしていた]

(*66) 2014/02/08(Sat) 19時半頃

【人】 落胤 明之進

―回想・キャロライナについて―

[初めて二人でお使いに行く事になった。>>118

[言動がとろとろしている所為で、壁に穴が開くような
 やんちゃな遊びにはなかなか追いつけない。
 そのせいか、ほんの一時期、男児たちの遊びを
 ぼんやりとみているだけだった事がある。丁度その頃]

 ……キャロ君。

[四つ角で急に立ち止まって、先を行く少年を呼び止めた。
 明之進の顔はキャロライナが進む方とは明後日を向いている。

 視線の先を、茶色い猫がのんびり歩いていた。

 早く来ないと置いてくぞ、と一蹴された。

 自分より重い方の買い物袋を抱えたにんじん色が遠ざかり、
 少し速くした足取りで彼に追い着く。]

(195) 2014/02/08(Sat) 19時半頃

【人】 落胤 明之進

 ――キャロ君……帰、ろう?

[当たり前だろ、と言った風に返されたような記憶がある。

 後ろを振り返った。やっぱり、早く来いと呼びかけられた。
 しばらくうろうろと視線を彷徨わせたが、
 最後までキャロライナは明之進を置いて行かなかったし、
 日がとっぷりと暮れてから二人でただいまを言った。

 因みに養母さんからお小言をもらうのも二人一緒だった。]

 ……ごめんなさい。

[明之進がぼーっとしてたからだ、と言われ。
 ひとのせいにするんじゃありません、と言われ。
 キャロライナと養母さんが言葉を飛び交わさせる中間で、
 ぺこん、と頭を下げた。

 次の日、彼が飴玉をひとつくれて、
 それから男児たちの遊びも見ているだけじゃなくなった。*]

(196) 2014/02/08(Sat) 19時半頃

【赤】 落胤 明之進

[任せたまえ、と告げる声は頼もしく思えた。>>*67
 それを信じて、じっとして体を休める。]

[次に目を覚ましたのはリカルダだった。
 珍しく(自分なりに)ぱっと顔を上げてそちらを見る。
 彼女について、最後に見たのは背後に迫る危機だったから]

 リッキィ……大丈夫?

[急いだつもりで、彼女のベッドに行こうとした]

(*71) 2014/02/08(Sat) 20時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/08(Sat) 20時頃


【独】 落胤 明之進

/*
今気付いたが真弓安吾停電だと……
まさか雪のせいか(震え声)
*/

(-71) 2014/02/08(Sat) 20時頃

【赤】 落胤 明之進

 ――リッキィ。

[枕元につくと、己を呼ぶ声がした。>>*76
 長く吐く息が零れた。
 閉じた瞼の奥で、瞳が微かに揺らぐのをつぶさに見入る]

 ……僕たち、「生きている」って。

[直円の言葉を繰り返して伝える。]

 リッキィ、大丈夫?
 痛い、ところはある……?

(*78) 2014/02/08(Sat) 20時半頃

【人】 落胤 明之進

―回想・サミュエルについて―

[自分と同じ歳の子が来た、と養母さんから聞いて、
 実はちょっと期待していた。
 仲良くしてあげて、とも言われていたものの、
 明之進が試みた行動が功を奏していたかは今でも不明だ。]

 ……これは、なに?

[指差した緑色の苗。
 野菜を丹精する手つきを見ているのが興味深かったのを
 今でも覚えている。>>194
 身の上話も、そこで聞いた]

(200) 2014/02/08(Sat) 21時頃

【人】 落胤 明之進

 お母さん、が……病気で。

[死というものをきちんと理解したのは、もっと後からで]

 お父さん――? は、いない。

[父というものの存在を知ったのも、孤児院に来てからだ。]

 お母さんは、きれいで、優しい……かった。

[母のことを、少しずつ過去形に出来るようにもなった。]

 ……、……

[そこで懐に手を置き、少し考える。
 父というものの存在を知って、思い出したのは
 この形見の手鏡を見つめて、母が誰かを呼んでいたこと*]

(201) 2014/02/08(Sat) 21時頃

明之進は、アヤワスカ達のことが脳裏をよぎった。

2014/02/08(Sat) 21時頃


【赤】 落胤 明之進

[リッキィは痛そうな顔をする。>>*83
 動いている指に、そっと手を添えて握った。
 こちらの手はまだ熱いままだが、彼女はどうだろう。

 泣き出してくちゃくちゃになってしまうから、
 少し迷って、着物の袖で拭ってみるものの、
 続いた問いには答えられない。]

 ――――あ……絢矢、は

[解らない、と、唇が戦慄いた。]

 ……ごめん、なさい。

(*85) 2014/02/08(Sat) 21時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/08(Sat) 21時半頃


【独】 落胤 明之進

/*
>>*203 おそろしいじじつwwwwwwwwww
可愛いじゃねえかミナカタさんよ

ちびっこに交じって読み書き習えばいい!!
ほほえましい!!!
*/

(-74) 2014/02/08(Sat) 21時半頃

【赤】 落胤 明之進

[その沈黙を破ったのは、理依が駆け戻ったこと。>>*82
 何事かと視線を向けると、出て行った時とは真逆の
 凍りついた蒼白の顔になって見える。]

 理依君……

[そちらへ体が傾きかけて、リカルダを振り返る。
 しばし二人の間で視線を彷徨わせて、
 少女の指を、きゅっと握った。]

(*86) 2014/02/08(Sat) 21時半頃

【独】 落胤 明之進

/*
零瑠兄さんがうるわしすぎて震える。
……ご、呉服関係?
*/

(-76) 2014/02/08(Sat) 21時半頃

【独】 落胤 明之進

/*
>>208 うるっと来るな……
次の展開が100パー解っているだけに倍率ドン
*/

(-78) 2014/02/08(Sat) 22時頃

【独】 落胤 明之進

/*
トル:ぱんだ
ホリ:葵
サミュ:ぶるべり
理依:みそちゃ
円:りとるくらうん
零瑠:かるら
リカ:あかつき

こう、かな……(敬称略)

いつもながらめーじさんの位置わかんねえ、
ミナカタでない事は確かだ

僕のゴーストは絢矢せんじゅ説を囁いているんですが、
正直ここは自信ない。
おこめはどこかなーキャロあたりかなー
*/

(-83) 2014/02/08(Sat) 22時頃

【赤】 落胤 明之進

[理依が戻って来た直後。
 急にぶるっと震えて、扉に視線を固定した。

 そうすると、ひとりでに扉が開く。
 否、向こうから開かれて、白面金糸の男が姿を現す。
 続いて控え立つ黒髪の少女もか。

 それは過日の――]

 ――――……

(*90) 2014/02/08(Sat) 22時頃

【独】 落胤 明之進

/*
理依の始祖さんへのラブコールっぷりにちょっと噴く。
*/

(-87) 2014/02/08(Sat) 22時頃

【赤】 落胤 明之進

[皆を睥睨する視線。

 手を繋ぐリカルダは、きっと怪我をしている事に思い至る。
 声にならない悲鳴があった。

 もう一度、指を握り返して、そっと位置をずれ、
 自分の体で少女を隠すことを試みた。

 表情はやはり、感情のない霧ではあったが、
 ずきずきと――薬でも切れたのか、痛みは増している。]

(*98) 2014/02/08(Sat) 22時頃

【人】 落胤 明之進

―回想・円について―

[何かある毎、少年が取り出す縮緬の巾着に
 小さな女の子が興味を示したのは、
 染付の色柄がきれいだったから、なのだと思う。]

 だめだよ。大事、だから……

[下から伸びる手が届かないように腕を高く上げると、
 ちょっとだけ、ちょっとだけ、とねだる声が響いた。]

 ……ちょっと、だけだよ。

[締めた口紐は自分の指に絡めたまま、触らせてあげた。
 その絹地の上等さを少年が知っている訳もないが、
 こんなに手触りの優しいものは、他にめったにないと思う。
 もし取り上げられたら正直泣いてしまう。]

(226) 2014/02/08(Sat) 22時半頃

【人】 落胤 明之進

[巾着の中身が何なのか、外で口にしてはいけない、
 決して誰かに見られてはいけないと、
 母にかたく言い遺されていた。
 だから、巾着の事を知っている子はけっこういたが、
 孤児院に来てから、中身を取り出した事はなかった]

 でも、

[ふくふくと笑う円の顔を見ながら思った。
 もう、ここが家で、皆が家族なのだろうかと。]

 みんなには、見せても、いいのかな……

[ぽつりと呟いて、窓の外に向けて首を傾ける。
 その答えをくれる人がここに来る事はないけれど、
 いつか、それも許されると思えるようになるだろうか。*]

(227) 2014/02/08(Sat) 22時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/08(Sat) 22時半頃


【独】 落胤 明之進

/*
ミナカタ飴ありがとう(もぐもぐ)
でもそろそろ補充来るし僕赤だし大丈夫よ!

しかし赤窓を使い切るのは俺には無理だったようだ……
*/

(-96) 2014/02/08(Sat) 23時頃

【赤】 落胤 明之進

 ……――永遠。

[端麗な発音から最も耳に残る言葉を自然と零す。>>*102

 自分達が置かれていた室内は決して暗くはなかったが、
 トルドヴィンを名乗る者が現れ、その容顔を見れば
 まるで内側に月影を含んでいるように思えるのは、
 彼が支配する者だからだろうか。]

(*107) 2014/02/08(Sat) 23時頃

明之進は、ミナカタはまた怪我をしていないだろうかと考える。

2014/02/08(Sat) 23時頃


【独】 落胤 明之進

/*
>>230 陰謀説噴いた。
この村は良レシーブが多いですね、ほんとにね……
*/

(-97) 2014/02/08(Sat) 23時頃

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