30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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ディーンは、現在は薔薇の匂いに惑わされることなく、努めて【王子様(紳士)】的にふるまっている。
2010/09/07(Tue) 23時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 23時半頃
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/* あら、私、王子様って伝わってなかったのか。 図書館で王子様王子様連呼したんだけどな……。 判りにくかったか、そうか……―――。
(-75) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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/* そっちかwww いや、家柄ぼんぼんということでルーカスセットしちゃった。
しかし、ロビンの突っ込みが入ったので、ええとどうしよう。
(-76) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 23時半頃
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/*
わぁん、フィルせんぱーーーい(とじたじたしておく。しくしく、いや、抑えろ、じぶn
(-77) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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ユーリーが?
何か変わった事があったの?
[薔薇に囚われて、昏々と眠り続けるというだけでも、充分過ぎるくらい“変わった事”には違いないのだが。]
(419) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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[叶えられぬ想いならば、いっそ誰かを身代わりに…
鎖骨に刻まれた紅い痕が急激に色を変えていく。]
(420) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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/* メモ相談苦手なんだがな、さて、どうするか。 多分、私襲撃なんだろうが……―――。
(-78) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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/* あ、ごめん、最初の読みで正解だった。
(-79) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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[愛していないなら、いくらでも穢せる。 身の内の獣の本性はそれ。
この目の前の硝子玉を、己の色に染めてしまおうか、 それとも…既に手に落ちたあの少女人形を、もっと壊してしまおうか。
キシリと引攣れて痛むのは、既に蒼紫へと変わった棘の痕。]
(421) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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──…… 薔薇の匂い。
[昨日シャワールームに足を踏み入れた時、濃密に感じられたのと同じ薔薇の香。それは散る間際の花や、腐り落ちる前の果実が強く薫るに似て。 瞬き。ディーンに掛けられた声に淡く微笑んで、ん、大丈夫と頷く。 何気なく扉に背をもたれさせるようにして、仲違いをした同室者同士の会話に耳を傾ける。サイラスの背に向けた値踏みするような眼差しはそのまま。]
(422) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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――朝/寮・自室――(>>419) ルーカス、ユーリィの手首の痣って気づいてた? ――ああでも、見たとしても、昨夜が初めてなのかな。
[寝台へと近づいて、ユーリィのパジャマの右腕を捲り上げた。 そこに浮かぶのはくねくねと這い回った、蒼い茨の痣]
――これ、昨日の朝は、紅だったんだ。こんなに広がってもなくて。
[と、その時の状態(>>0:343>>0:352)を説明する]
医者に見せたって、何なのか判るようにも思えないけどね。 でもこの部屋よりはまだ、医務室の方が、何か変化があった時にも対処はできるかな……
(423) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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サイラスは、ディーンの視線の意味に気づくが、気づかない振りをした
2010/09/07(Tue) 23時半頃
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/* ドナルドが……―――。
あれよね、思い先が霊なので、今後考えると喰えないんだろうなぁと、判ってたんだが。 これはそれで申し訳ないというか……―――。
もうちょっと早めにサイラスのところに行くべきだったか。 私の時間配分ミスだなorz
(-80) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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>>412
欲しいもの……。
[そして、フィリップのビー玉が、いや、フィリップ事態が頭に浮かんで……。]
フィル先輩が………
欲しい。
[それは、セシルとしての回答。]
(424) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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/*
個人的には、ルーク初回吊り濃厚かと思っていたんだけど。 だって、誰とも恋してないし。そうなりづらいキャラメイクしかできなかった時点で、覚悟はしていたんだ。
しかし、言い出しづらくはあるな。むむ。
*/
(-81) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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トニーは、自分自身を納得させようとするかのように、そう呟いた。
2010/09/07(Tue) 23時半頃
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[青い薔薇の呪いは、じわじわと内側から染みとおる。 そちらが未だ持ちこたえるのならば、未熟で弱いこの魂は囚われて壊れてしまうだろう。]
(*9) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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[でも、そうセシルが言った後、 その口端はあがって…………。]
――……欲しいなら、奪いにいけばいいだけ…。 手伝ってもらわなくても、僕がしてあげるよ。
[それは蒼薔薇のセシルへの回答。 息を吐いて嗤ったあと、ロビンを向いて……。]
――……君は、何を味わいたい?
(425) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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/* んー。ドナルドが想いを遂げずに襲撃で行っちゃうのは勿体ないなあ。サイラスLWも正直不安だし。 いっそ、サイラス吊ってしまおうか。
(-82) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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手首に痣?
いや、昨夜も気付いてなかったけど。
[トニーが見せたユーリーの腕と、経緯の説明を聞くうち、表情は傍目にもわかるほどに曇った。]
茨の痣……。
(426) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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…俺は、お前が欲しくてもう耐えられそうもない…
お前に、俺を壊して欲しくて、もう駄目なんだ…
[零す、想い。呪いは思いを遂げて広げようと虎視眈々と狙う。 ディーンがラルフへと零した視線に気づいたからこそ 態とその目の前で起こす痴態。 薔薇の呪いは切欠でしかなく、裡に宿る恋情は確かなもの。 それゆえに唇は濡れて艶めいて。眼もうっすらと赤く充血し 頬も薔薇色が濃く。支えられたまま、その唇に寄せる唇。 柔らかく触れて吹き込む呪いの吐息。拒まれても、拒まれなくても―…]
(427) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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―――…、……
[目の前の後輩の裡で暴れる獣の姿は判らず、 ただ――…独白するように呟く姿に瞳細めると]
…大事にされすぎるのって、…苦しい、ん…だよ、ね。
[庭で、謂った言葉をもう一度呟いて]
…俺は、苦しかった…、から、さ。
[ぽつぽつと言葉を零してから、 そっと胸に触れていた手が赤い髪へと触れようとする。 好きって、謂ってたよ。 そう、伝えてあげようとして。
其れは恐らく、ベネットの所作と同じもので…]
(428) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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むしろさ……。 その身体で、まだ味わいたいの?
君、壊れちゃうよ?
[ユーリィの時を思い出したのか、蒼薔薇はくすくす笑う。]
(429) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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[…―それは呪い移しの成就―…]
[そのまま凭れ掛かったまま崩れ落ちた―――…。]
(430) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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─屋根裏部屋─>>424>>425 [「フィル先輩が欲しい」というセシルの声。 そして、]
昨日みたいなの、 もっと欲しい。 もっともっとね。
[くくっと喉奥で笑って、淫蕩な微笑。 セシル──蒼薔薇の唇から蒼い吐息を盗んだ。]
(431) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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…わかってんだ、でも……
[髪へと伸ばされる手を、止めることもせずに]
嫌われたく、ねぇんだ。…こんな穢い俺に幻滅されたくない。
好きじゃないなら、いくら嫌われたって構わねぇから…気にもならない。
…酷いよな。 こんな自分勝手で醜くて。
あの人に合わせる顔もねぇ。
(432) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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確かに、お医者でも対応できるかどうかはわからないけど……ともかく、医務室に連れて行こう。
トニー、君の手も消毒した方がいいと思うしね。
大丈夫、薬が沁みて泣いても、黙っててあげるから。
[わざと最後は軽い口調で言ったが、上手く笑顔が作れているかどうか自信はなく。]
(433) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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――朝/寮・自室――(>>423) 何か思い当たることでも、あるの? ルーカス。
[明らかな変化をみせた上級生の表情に、心配げに問いかけた]
……そういえば、昔ここに居た人の話、何度も聞いたって言ってたよね。この痣、その話に出てきてたの?
(434) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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[呪いに耐え切れなくなった身体はあっさりと崩れ落ちた]
…ディーン…もう、お前しか、お前だけしか…
[うわ言が零れる]
(*10) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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ルーカスは、トニーに茨の痣の事を聞かれ一瞬考える。
2010/09/07(Tue) 23時半頃
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─屋根裏部屋─>>429
──壊れる? 僕が?
[あははは、と心底可笑しいと言うように声を立てた。]
案外と親切なんだね。僕の身体を心配してくれるなんて。 さっき「人を何人か吸い尽くしても、問題はない」って言ってたのに。
[くくくっと止まらぬ笑いの発作の余韻。目の縁に浮かんだ涙を指で拭う。]
(435) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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>>431
[蒼薔薇の吐息を自分から欲するロビン。 その口唇に拒絶はしない。
だけど……。]
――…君は、貪欲だね。 でも、いいの? そんなに食べたがって………。
破裂しちゃうよ?
[そういいながら、ロビンの口唇に、淫靡な芳香を注ぎ込んでいく……。]
(436) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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トニーは、ルーカスの軽口には、泣いたりなんかしないよ、と唇を尖らせた。
2010/09/08(Wed) 00時頃
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― ラルフ部屋前 ―
[ラルフが淡く微笑むのを確認してから、紫は支え腕の中にある温もりへと視線を落とす。彼の人からむせかえるような薔薇の芳香に、少しだけ眉を寄せるのは酩酊感を覚えてのこと。]
お前、香は控えるといってたのではないか……――― 風邪で、鼻でもきかなくなったのか?
話があるのだったか、別に構わぬが 寝てなくて大丈……―――っ
[支える身体は、酷く熱い気がして、白眼を紅く充血する水色を覗きこんだ刹那、唐突な告白と、接吻けを受けた。]
…、……―――
[身体の裡に直接取り込まれる薔薇の香り、抗うにはあまりにもそれは濃く……―――。]
(437) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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サイラス、熱で、壊れたか? 嗚呼、わかった、とりあえず、部屋で寝ろ。 話は起きてからだ。一先ず部屋に送ってやるから。
[望まれれば与えるという性質を煽られて、けれどラルフの前、努めて冷静さを保ったように、唇が離れればそんな言葉を紡ぎ、くずおれた身体を支え溜息を一つ。]
ラルフ、とりあえず、これ、送ってくる。
[ラルフの値踏みの視線には気が付かぬまま、サイラスを支えて本来の部屋へ向かおうと。]
(438) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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