30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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セシルは、屋根裏部屋に入ると、ばたりと扉を閉めた。
2010/09/07(Tue) 19時半頃
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――深夜/寮・自室――(>>283) [ユーリィを着替えさせようと、あちこちが汚され、破かれた夜着に手を掛けた。ナイフで左右に切り裂き、くたりと力を失った腕を袖から抜く。 そして、少年はある変化に気づいた]
……あれ。 手首の、痣――
[ユーリィの手首を取り巻いていた茨の痣は、その色合いを紅から蒼へと変じさせていた。 棘を生やした蔓のかたちが、今や白い肌を肘の辺りまで包むかのように覆っている。 撫でさすっても何の変化も無く、少年は*唇を噛んだ*]
(365) 2010/09/07(Tue) 20時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 20時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 20時頃
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―廊下― [浴室に向かう途中で、ランドリー室の前から階段に向かって歩いていくセシルを見かけた。 灰色の瞳はただ眺め、くつくつと喉を鳴らした。]
(366) 2010/09/07(Tue) 20時頃
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[散った花びらは其処だけ地面を鮮やかに彩って。 水遣りを終えると漸く傷が少し痛みを訴えて… 薄く唇開いて舌を覗かせると血の滴る手首から掌までを舐める。
消毒でもしておいた方がいいのかもしれない、 寮に戻ろうと振り返ると此方を見る誰かの視線に気付いた。]
(367) 2010/09/07(Tue) 20時頃
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[窓辺から見下ろしていた隻眼の視線は、庭にいた彼の手を染める赤に釘付けになっていた。 舐めとるその舌の仕草に惹きつけられて、声も出せぬままただ見つめている。]
(368) 2010/09/07(Tue) 20時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 20時半頃
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― 屋根裏部屋 ―
[そこは、寮の一番高いところ。 そこまで来て、やっと窓の外を覗くということをしただろう。 中庭にフィリップの姿を見つけて、あ…と小さな声をあげる。
その時、裡なる異様な声が笑い声をたてる。 ほら、大事なものには手は届かない、と…。]
――…何を……
フィル先輩…。
[裡なる声に、困惑しながら、それでもフィリップの姿を見たくて……。 そう、彼は恋をしているのだ。]
(369) 2010/09/07(Tue) 20時半頃
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――…ドナルド。 後輩もよく、庭を見てるね?
[視線の主の名前を呼ぶ。 舐め取った手首と掌は舐め取りきれなかった赤を微かに残して。 見上げた翡翠は日の光に眩しげに細められて、 其れはドナルドにあげた硝子球の色にも似ている。]
……けが、したんだ。
[見つめる姿にそっと、掌を翳してみせる。 薔薇の棘で怪我をした手、 高潔な後輩を穢した手、 どちらの意味で謂ったのか、くすりと笑って]
医務室、行かなきゃ。
[そう告げる。]
(370) 2010/09/07(Tue) 20時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 20時半頃
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[その時、フィリップがこっちを向いた気がしたけど>>370 それは、寮内の誰かに向けてのようだった。そう、自分じゃない。
フィリップは誰かに話しかけている。手を翳しているのは何か眩しいのだろうか。 とにかく、笑みを零して、寮内に入っていくようだ。誰かに呼ばれたのかもしれない。]
――……手に入らない……。
[その様子を見ながら、蒼薔薇が言った言葉を繰り返す。]
(371) 2010/09/07(Tue) 20時半頃
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…ぁ…… [ただとても、鮮やかで痛々しくて。 触れるポケットの中、硝子玉は指先で転がる。
痛々しいのは傷だろうか、それとも…。] その手で、手当てできんのかよ… 医務室だな?今、行っから。
[ただ、放っておけなくて。 部屋を飛び出して医務室へ向かう。 …本当は、そこにいるはずの人に会う口実が欲しかっただけかも知れない。]
(372) 2010/09/07(Tue) 20時半頃
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くーっ…こういうのいいんだよなぁ…… 互いに好意は在るはずなのに、誤解とすれ違いでうまく行かないのがいい。とてもいい。
(-70) 2010/09/07(Tue) 20時半頃
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[それから、窓を離れて、 いや、その窓際にずるずる座り込む。]
――…誰だ。誰なんだ。
[異様な声、蒼薔薇に問いかける。 物置小屋は、最初は何の匂いもなかったのに、蒼薔薇が反応した時に、強い香りが漏れ出していった。]
――…君じゃない…… 僕は………
[蒼薔薇は、楽しそうに、中庭に咲く魔精の木であることを裡に語りかけていった……。
その声は、2つの声色が混じった状態。 ドアごしに聞けば、セシルの木が触れたようにも聴こえるかもしれないが、
その蒼薔薇の行動を知るものならば、何か感ずるものがあるかもしれない。]
(373) 2010/09/07(Tue) 20時半頃
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―階段― [セシルの後をつけたのは何故だろう。 医務室での凌辱の最中、セシルの視線が堕獄を決定的なものにしたことを憶えていたからかも知れない。 彼の視線で心の奥底まで丸裸にされ、姦されたことを――
セシルが普段は倉庫となっている屋根裏部屋に入って行くのを見て、自分も階段を上った。]
(374) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 21時頃
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…してくれるの?
[手当てを。 問い返すも返事を待たずに姿を消してしまった 後輩の姿には翡翠が二度ほど瞬いて。 傷の残る手を下ろすと医務室へと向かう。]
[から、ころり]
[歩けば今日もポケットからは硝子球のくぐもった音。 その傍から此方を覗くセシルの視線には気付けずに…]
(375) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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―屋根裏部屋の前― [丁度扉の前に立った時、中からセシルの声が聞こえた。――否、セシルと、セシルに良く似ているけれどセシルでない者の声が。 ロビンは瞳を半眼に閉じ、声の言わんとすることを聞き分けようとした。]
(376) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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ロビンは、ドアノブに手を掛け――
2010/09/07(Tue) 21時頃
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―屋根裏部屋― [カチャリ、とドアノブの回る音がした。]
(377) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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―何処か―
[蒼薔薇に精気を注ぎ続けてきた躯は、かなり呪いを進行させつつある 既に肩の茨の棘は赤から紫に、紫から蒼へと色を変えて 呪いを移さねば、持ちそうもない―――……]
(*8) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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セシルは、ドアの音にはっと顔をあげる。
2010/09/07(Tue) 21時頃
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[中庭にある、とある時期にしか咲かないといわれる蒼薔薇の木。 ゆえに、咲いたことも知られず、花は散ることのほうが多かった。
だけど、蒼薔薇は、それでも咲き続けた。
そう、咲き続けた蒼薔薇はやがて魔精の木となり、 いつからか、その薔薇園で淫らな行為をする生徒の精気を吸い取る者となっていた。 だが、それは同時に、それほどまでの恍惚としたその香りを生徒たちに与えて……。
それは均衡を保っていたのだけど……。
でも、そんな蒼薔薇にも滅びの時がきたとき… 蒼薔薇は、それでも咲き続けたいと願った。]
(378) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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フィリップは、医務室に辿り着いたのはドナルドが先か、それともフィリップが先か。
2010/09/07(Tue) 21時頃
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だから、人のように、食うことにしたんだよ。
でも、いいでしょ。 気持ちよくなって、僕も咲き続けられる。 僕は貴重な蒼薔薇だから、
人を何人か吸い尽くしても、問題はないよね?
[青薔薇は笑うように告げただろう。*]
(379) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 21時頃
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―屋根裏部屋― [開いた扉の向こうには、着替えの衣類を持ったロビンが立っていた。 薄明かりに浮かび上がる、アンティークドールに似た白い貌、 少女のように紅い唇の端がうっそりと吊り上がり、淡い笑みを形作る。]
(380) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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―医務室― [入った医務室は夜の淫靡な乱交を知らない 翡翠にとっては何時もと変わらない光景で。 強い香がもしかしれば残っていたのかもしれず、 けれどもとうに麻痺してしまった身体にはわからない。
運悪く血がよく出る場所に当たってしまったらしい、 医務室に来るまでの間にも掌から血は滴って。 床に零すわけにもいかず、また赤い舌覗かせ舐め取り。
消毒薬はどこにあるのだろう。 掌を口許に引き寄せて、少し不自然な姿勢のまま 目的のものを探す。]
(381) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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―屋根裏部屋― [セシルの唇を借りて、蒼薔薇が語る事のあらまし。 セシル自身へと為される説明を、顔色ひとつ変えずに聞き、喉奥に笑いを溜めて呟く。]
――そう。そうだったんだ。
[それは実に楽しげに。 彼は、きつく薔薇の香る物置部屋に足を踏み入れた。]
(382) 2010/09/07(Tue) 21時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 21時半頃
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[二階の部屋からだったせいか、少し遅れてその部屋へつく。 深夜の宴の痕跡は無く、まるであれは夢ではなかったかと思うほどに。
部屋を任されているはずの人の姿はなく…]
…あー…いいっすよ先輩、俺が捜すから。 休んでて…。
ベネさん、戻ってきてないんかなぁ… [高い視線であれば他の者よりは棚を捜すのも容易。 消毒薬と脱脂綿、ガーゼと…
床に落ちていた、細く紐のように撚った包帯。 ぬるりと粘液のついたそれをみてギョッとし、慌ててくずかごへと捨てた。]
(383) 2010/09/07(Tue) 21時半頃
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…どうしたんすか、こんな……
[深く刺さったような傷を、ガーゼで上からしっかりおさえて。 多少簡単な応急手当は、以前いた所で教わっていたから。
赤く汚れた手と、翡翠の目の彼の口許。 その鮮やかさと部屋に染みた薔薇の香に、ぼうと頭の芯が痺れて。
隻眼の視線は、血濡れた唇から離せない。]
(384) 2010/09/07(Tue) 21時半頃
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/*
ああ、フィル先輩……ぐすぐす ドナとどうにかなっちゃうのかな。うう。 いや、駄目だ。おさえろ、自分。
(-71) 2010/09/07(Tue) 21時半頃
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―浴場― [自室から着替えを持ってきて浴場へ 服は脱ぎ捨てこびり付いた全ての饗宴の名残を洗い落とす。 それでも薔薇の匂いは纏わりつき]
……移さねば、もう、持たねぇな…
[大きな姿見に映る裸体。肩の茨の棘は紫から蒼へと変化しつつあり 胸へ、背中へとその棘は広がりつつあった
それでも、この思いは …――遂げられるかどうかも分からない身勝手なもの。]
[何もなかったようにタオルで水滴を落として洗い立てのくしゃくしゃの プラチナブロンドを震った。 ラフなシャツにカーゴを着込むと。棘は未だ外見からみえねど、 そうなるのも時間の問題かも知れない…]
あいつ、未だあそこにいるのかな――…?
(385) 2010/09/07(Tue) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 21時半頃
セシルは、>>380 白く浮かび上がる、人形のようなロビンに眉を寄せる。
2010/09/07(Tue) 22時頃
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/* デフォルーカスだったけど吊りフィル変更。 王子様どっちかというとフィルっぽい気がして。ディン追従かなぁ?
でもはっきりしなくて実は困ってたり。襲撃間に合わなかったらどうしよ。 あうー。その危険性大なんだが。襲い受けしかねぇかーw
(-72) 2010/09/07(Tue) 22時頃
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─屋根裏部屋─ [悠然と部屋を横切って、セシルの側、窓を覗く。 丁度薔薇園が良く見下ろせる位置。]
……ああ。ここからだと、薔薇園が良く見えるね。 さっき水遣りしてたの、フィル先輩だったのかな。
[さり気ないふうを装う声は、朗らかな響きなのにかすかな揶揄の色を帯びる。]
(386) 2010/09/07(Tue) 22時頃
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―医務室― [ドナルドの声が聴こえたのなら振り返って。 笑む翡翠は室内では普通の色にも映る。]
そう?じゃあ、お願い… あんま来ないからわかんなくってさ。
[近くの椅子に座って、ドナルドが包帯を捨てる姿には 不思議そうに首を傾げたけれども落ちた包帯なんて 手当てには使えないからその行動も特に気にせず]
ああ…ベネット、あの後手当てにきたんだ。 大丈夫そうだった?
[ドナルドの考えているベネットの姿と翡翠が思い描くベネットの姿。 そこに時間のずれがあることも気付かずに シャワー室の後は医務室に向かったのかと、勝手に解釈して。]
(387) 2010/09/07(Tue) 22時頃
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……ぃ、 …
[手当てが始まり、他人から上から押されると 自分で抑えるよりも痛くて掠れた声が零れる。 緩く眉を寄せて、棘の刺さった場所を見つめて]
…真似して潰してみてたんだ。 壊れたら…どうなるのかなって…。
――…綺麗、だったよ…
[あの時の血の色の硝子球を思い出すと、 手当てをされることが少し勿体無い気もして。 隻眼が此方を見つめていることに気付くと視線をあげて。 翡翠と隻眼がかち合うと、翡翠が、赤い口許が笑みを描く。]
……嫌い、なんだっけ…?……あか、 それとも、薔薇の方…?
(388) 2010/09/07(Tue) 22時頃
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─ 自室 ─
[朝日の差し込む窓辺から外を覗くと、薔薇の木々が見える。]
フィリップ先輩、相変わらずマメだなあ。
[薔薇の手入れをする上級生への悪意や嘲弄の念など全くない笑いが浮かぶ。]
[窓ガラスに映ったその表情は、亡き人の笑顔を写し取ったかのようで。]
(389) 2010/09/07(Tue) 22時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 22時頃
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[笑みの形へと歪む赤から目を離せぬまま。 傷口を押さえている格好は、手をとっているようなもので。]
…あぁ、嫌いだ。 綺麗すぎて、目立ちすぎて…
無くなっちまえ、って…思う。
[握った手は離さぬまま、背を屈めて近づける顔。 その唇を彩る赤を拭い去ろうとするのは熱に浮かされた舌。]
(390) 2010/09/07(Tue) 22時頃
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