205 Fluch〜禁忌の恋愛村〜
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―店の外―
[店中と外との温度差のせいか、すごく寒く感じられる。 はーっと息を吐いてみれば、白い靄。]
……帰りに、お夕飯の材料を買っておかなきゃね。 何を作るかは、まだ決めてないけど。
[そう歩き出しながら、頭の中で店での話を反芻する。
――もしも、もしも、私の存在がお兄ちゃんを縛っているのなら。 私のことなんて気にしないで、お兄ちゃんがしたいようにして欲しい。 それが、私の願いだった*]
(368) 2014/12/03(Wed) 18時頃
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/* メアリー脳内 「お兄ちゃんの枷になるのは嫌だけどお兄ちゃんに甘えたい」 「働いて一人暮らしして兄離れしたいけどお兄ちゃんと一緒にいたい」 「常識的に考えてダメだけどお兄ちゃんにLOVEって言いたい」 「もーどうすればいいのー!!!(ごろんごろん」 って葛藤してる感じなのです。
(-79) 2014/12/03(Wed) 18時頃
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[白い花のような女の子と別れて まだ時間がある様なので 友人の弟の店を訪ねることにした ちょうど>>368先ほどの客が店を後にするところの様だ]
よう、俺のこと覚えてる?
[彼女とすれ違いながら、 軒をくぐり中の店主に声をかけた]
別に用は無いんだけどこの辺て聞いたから 何を扱ってるんだ?
[引っ込んだ場所にある 少し薄暗く感じる店の中を見渡し訪ねた]
(369) 2014/12/03(Wed) 18時半頃
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―商店街―
――お姉ちゃんの喜ぶ物ってなんだろ?
[早速僕はうなだれていた 誰かに贈り物するなんてしたことがない 覚えていないだけかもしれないけどわからない お姉ちゃんはなにを喜んでくれたっけ]
……わかんないよ。
[わからない自分には何一つわからない ふわふわふらふらと見える商品を見ていた*]
(370) 2014/12/03(Wed) 18時半頃
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-黒百合の後で:>>307-
――――……、っはぁ、
[道端にしゃがみ込む。暫くそこから動けずに、目を閉じる。 そして、何度か嗚咽を繰り返した。ヘアボールのような形状のそれは、羽毛が幾重にも合わさったものだった。]
………。
[>>163 母と同じ病気を抱えた自分を、黒猫が知ったらどんな表情をしただろう。痩せた自分を、聡い黒猫はもしかしたら感づいたかもしれないが。 言える勇気は、無い。置いていかれる事の悲しみは、誰よりも知っているから。]
[何度か深呼吸をした後、漸く立ち上がる。 >>289 約束の時間までまだ先だと思っていただけれども、この調子では遅刻してしまう。約束の店のある方向へと足を進める。商店街も途中通っただろうか。もし、道すがら誰かに会えば何かしらの挨拶は交わしたことだろう。*]
(371) 2014/12/03(Wed) 18時半頃
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―商店街―
[商店街をとことこ、お夕飯は何にしようか考えながら。]
……あ。
[>>370遠くに見える誰かの後ろ姿。 見間違えることもないような、白い姿。]
やっほ、カリュちゃん。 そっちもお買い物?
[早足に駆け寄って、友達に挨拶を。]
(372) 2014/12/03(Wed) 19時頃
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[うなだれてると声が聞こえる この呼び方はお友達>>372 にこりと笑って振り返る]
――こんばんは。メーちゃん。 うん、でもまだ悩んでる。
[こちらからも駆け寄って]
……会えてうれしい、な。
[にこりとしたまま話す 偽りなどそこには必要ないはずだから]
(373) 2014/12/03(Wed) 19時頃
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うん、久し振りだね。 元気だった?
[>>373浮世離れしたような、不思議な雰囲気を持つお友達。 メーちゃんという呼ばれ方も、羊っぽくてちょっと気に入っていた。]
……悩んでるの? 私みたいに、お夕飯の献立で悩んでるとか?
[首を傾げて。]
(374) 2014/12/03(Wed) 19時半頃
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――うん、私なりには元気だった。
[メーちゃんは僕が病弱なのを知ってただろうか?誰に何を話したか忘れてしまうのは多い それはともかくとして悩んでることを答えよう>>374]
……んーと。 お姉ちゃんが発現したんだよね。 なにかお祝いできたらなぁって思ったの。
メーちゃん。メーちゃんはどんなのもらったらうれしい?
[こてりと首を傾げて聞いてみる 相談できる相手がいて少し安心してた]
(375) 2014/12/03(Wed) 19時半頃
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そっか、それならよかった。
[にっこり笑顔を向ける。 具体的に病気があるのかは知らないけど、彼女があまり体の強いほうじゃないことくらいは分かっていた。]
お姉ちゃん……ジリアさん、だったっけ? お祝いにもらって嬉しいものかあ、うーん。
[私なら、本を貰ったら嬉しいけれど。 きっとそういうことじゃない。]
気持ちの篭った物なら、なんだって嬉しいんじゃないかな?
[言ってて、答えになってないとは自分でも分かってた。]
(376) 2014/12/03(Wed) 20時頃
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そうかぁ?
[>>340追い求めることに関しては、ヤニクも相当なものだと思ってはいた。 本人は気付いてはいないようだが。
肩に額を乗せてきたヤニクの頭をぽんと撫でてやる]
おう、おつかれさん 今日はケーキでも買って帰るからゆっくりしとくといいさ
[>>346頭を挙げて去っていく姿を手を振って見送ると、リッキィの方へと顔を向けた]
この後は歓談会だそうだけど、どうする?
[ヤニクとは別の意味の質問で――]
(377) 2014/12/03(Wed) 20時頃
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[結局、女はオルゴールと小箱の誘惑に勝てずに購入し。]
ユリ、喜ぶかな。
[お揃いの小箱。 オルゴールは違うもの―シチリアーナと庭の千草―を選んだけれど。
見知った顔に呼び止められれば、家路へ向かう足を止めて答える。*]
(378) 2014/12/03(Wed) 20時頃
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……そっか。 お姉ちゃん好きなものわからないし。 気持ちの込められそうなものってなにかあるかな?
[その答えが>>376答えになっていないとわからないまま また首をこてりと傾げた 外の世界のことは知りたい ここが箱庭とわかっていても箱庭の中だけは]
――ねぇ。なにかあるかな? お姉ちゃんに僕が出来そうなこと。
[あんまりお金持って来てないんだけどどうしようかな]
(379) 2014/12/03(Wed) 20時頃
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/* 下書き
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[まだ賑わうには早い時間。 それほど広くない店の、人目に付き難いカウンターの端に座る。 此処がお気に入りの場所だった。周りを気にする事なく、好きに飲む事が出来たから。 飲酒が許される年齢になってからはしょっちゅう通ったものだ。]
ん、ダイキリで。
[顔に似合わず甘いカクテルを頼むのはいつものこと。 無駄にアルコール度数の高いそれを、ゆっくりと嚥下する。 身体の芯が少しずつ温められていくようだった。]
(-80) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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[メアリーとすれ違うように現れたのは 見憶えのある姿で>>369]
…ヒューさん? 珍しいですね 兄がお世話になってます
[兄の古くからの友人で 飲み歩いていた兄と共に家に上がったことや そのまま、泊まっていたこともあったか]
煙草でしたら多少在庫はありますよ ヒューさんの愛用の銘柄も揃えてますし それ以外だと…完全受注での入荷がほとんどです
[軍か警官だかに入ったと風の便りで聴いた ここ最近の取り扱い品で見つかって困るものは メアリーに渡した本くらいだったので、内心安堵する]
(380) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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[>>374>>375 道すがら、二人の少女が話しているのを見かけた。 彼女達とは知り合いだっただろうか。 もし、そうだとしても最後に出会ったのは、彼女達がずっとずっと幼い頃だろうけれども。
一体何を話していたのだろう。 首を傾げながら何から密やかに会話をする様子は微笑ましくて。 特に彼女たちに自ら声を掛ける事はしない。 ショーウィンドーに映る自分のシルエットは、随分と細い。*]
(381) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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[>>379まあ、次にはこう聞かれるよね、と予想はしてた。うん。]
じゃあ、手作りのものをプレゼントするとかどうかな。 ちょうどこれから寒い時期だし、マフラーとか手袋とか。
[そう言って、私が首に巻いているマフラーをひらひらと。 毛糸くらいなら、すぐに売っているのが見つかることだろう。]
いくつかあっても困らないものだし、いいと思うんだけど……。
(382) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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[来た理由は分からないが それを気取られぬよう何気ない風で]
兄は…朝から出てるようで すみません
[唐突に帰ってきたり、どこかへ行ったりと 落ち着くところをあまり見ない兄とはいえ 約束をすっぽかすほどいい加減でもなかったので 何かあっただろうかと、不安が過る]
もしかして、約束の時間が過ぎたとか?
[兄がまだこの町で暮らしていた頃に 何度か顔を合わせていたこともあったが こうして、2人きりでいることはほとんどなかった]
(383) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2014/12/03(Wed) 20時半頃
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今日は雪が降るかもしれない寒さだから ええ、私は歩きながらでも結構ですよ
[>>353の言葉をそう捉えて、空を見上げた後、頷いた]
病院に勤めている……、やりたい事を見つけてやってるのは簡単な事だけど出来ない事。 もしかして妹に付き添っている時に出会っているかもしれませんし、お世話になっているかもしれません。
[>>354に少し相槌を打って少しだけ合いの手を入れた後は、その合いの手を入れた事を詫びて、静かにまた耳を傾けた]
(384) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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別に……
[>>335にそう答えたものの、少しだけ白い肌に赤い印のがポツリと滲んでいる アイリスの流れる自分にない感情を己の中に取り込み感じ取れるように、ただただ聞いている。 それはグラスに入った赤い酒を飲み干すし、ほろ酔いを得ようとするかのよう]
やりたい事をすればいいと思う。 やりたい事があるって、羨ましい。 私はそれはない。
(385) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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[彼から、用はないけどといわれたのを 今さらながら思い出し]
よければ、何か飲みますか?
[今日は珍しく続けて客が来る日だ 本業喫茶店でも充分いいような気がしたが 飲食店ではなかったので、そこはかなりいい加減]
…よければ、お酒も出せますよ もちろん、肴もお出しできますし
[と、誘いかける]
(386) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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ああ、違う。 やりたい事はあるけど、薄汚い復――
[言葉を飲み込んだ]
貴女のやりたい事の雲泥の差
この外見に甘えて散々色々な物を甘受して怠惰な暮らしをしていた私が、その与えてくれた人間に対して唾を吐いてこういう事を考えている。
ありがとう、貴女の話を聞いて少し心が洗われた
[赤い唇の両端が少し上がった]
(387) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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もう、お客さんは来ないと思います 今日はかなり混んでた方ですから
[なので、店を開けているのもなんとなくで 少し恥ずかしそうに声を潜め]
…道楽みたいな店です なので、お客様は大歓迎ですよ
[にっこり微笑んだ*]
(388) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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――本屋――
ん……。
[いつもは寄りつきもしないそのお店で、見知らぬ国の旅行記を探し歩く。どこか知らない国へ消えることができないのなら、せめて雰囲気だけでも。そんな想いからだったけれど、実際にその本へ目を通してみると――]
……綺麗。
[――そう、綺麗だった。 色褪せてしまった楽園よりも、手の届かない本の中から浮かぶ景観が。
外のことなど知る必要もないと言われ、 ただ大人たちに教えられるままの倫理を擦り込まれ、 そうして生きてきた今までとは違う世界に。
そのまま夢中になって、本を読み続ける。
世間一般ではこれを迷惑行為の立ち読みというのを知るのは、 暫く後に店員などに怒られて知るのかもしれない*]
(389) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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恋ね、恋。 きっと私は恋は明かさない。 世界を変える、新しい世界へと行くじゃなく――、世界を破壊し絶望させる方を見ているから。 だから誰も巻き込まない。
[優しげに手に付けられた赤い印を舐める]
それが私の恋、いいえ愛し方
(390) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/12/03(Wed) 21時頃
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覚えててくれてた? まだちっこかったのにな
[>>380、 9つ違いで自分が二十歳前後の頃に見かけていたから まだ11とかだったろうか]
すっかり若旦那って感じだね 完全受注か、なんでも?
[にやと笑って伺う仕草 本気ではないが]
ああ、大丈夫 これから会う約束してる
(391) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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[そういえばこの時期になるとお姉ちゃんはいろいろ作っていたような気がする それらは>>382自分にも作れるのだろうか]
……作ってみようかな。 ね、何処で売ってる?
[ふらふらしているだけで場所などはよっぽど興味のない限り全く覚えていない 記憶を頼りにするよりだったら聞いてみようと思って聞いてみる 視界の端に男が見えて>>381また首を傾げたけど]
(392) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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てことで呼ばれたいけど 今飲むと、ハンデがなあ…
[>>383>>386兄目当てにきたのだと思われ 申し訳無さげな彼に、飲み比べるのだと暗に告げ 負けるわけにはいかないと]
お前の店を見たかっただけだよ じゃあ、あいつ拾って 帰りにもっかい送りついでに寄るよ 茶でも飲ませて
あんたが、迷惑じゃないなら
[店内の時計を見るにそろそろ出た方が良い様だ 慌ただしい出入りを詫びて店を後に*]
(393) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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/*Σうわ、盛大にすれ違い多すぎ…orz
(-81) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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[昔学生だった頃、まだ親しく付き合っていた頃、 彼と居心地がいいからとか、安いからとかそんな理由で 入り浸っていた店
6時前になればこの時期もうすっかり暗くて夜も同じだ]
さむ… あいつも朝から出歩きっぱなしってことか あの体で…
[死ぬ病だとわかっていて、 養生する気がないのだろうと考える]
ほんと、あちこちに不義理なやつだよ
[小さな紙袋を二つ下げて、目的の場所へ 友人はすでに居るだろうか*]
(394) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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