60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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も、無理っ……はなしてっ……―――っうぁっ!
[相手の口の中に放つという選択肢は、少年の中にはなかったのだけれど。 自分でするそれもあまり慣れていない身、他人から与えられるそれに達するタイミング計れず。 制止ししようと伸ばした指先が、くっと相手の肩を掴んだまま、 びくびくと身を震わせて精を相手の口腔に解き放った。]
うっ……―――。
[まるで粗相を相手に見られたような気恥かしさに、 視線は彷徨い相手の腕に落ちる。 そしてその掴んだ場所に絡む蔦の様な黒に気がついて、 眼を見開くのだった*]
(268) 2011/08/08(Mon) 16時頃
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[指の合間から見えるのは、青ざめた顔の同級生。]
……ふ、ふ
[何か力になりたい、と、言ってくれた時はとても、とても、嬉しかった。
けれど。]
ふふ、……ふふ、ふ、は、 ははっ、ははははっ
[唇から漏れる笑いを止めようとせずに、ゆらり、立ち上がる。 空虚な青磁の其の奥に、隠すことをしない、もうひとつの色を秘めて。]
心配しなくて良い。……今に、始まった事じゃない、から。
もう、誰と寝たかすら、覚えていないくらいには、……沢山の人間と、枕を共にしているからな。
[一歩、一歩、歩み寄る。 部屋の中に、足音が、響く。]
(269) 2011/08/08(Mon) 16時頃
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[扉の元まで歩けば、その壁に手をついて屈む。 逃げ道を、奪う様に。
蒼ざめたその顔に自分の顔を近付けて、小さく、嗤う。]
……君は、僕なんかには相応しくない。 僕は、君の友人には、……なれない。
[耳元に唇を寄せ、言葉を落としていく。
はじめからわかりきっていた事を。 フィリパに、教えていくように。
自分に、自覚させていくように。]
(270) 2011/08/08(Mon) 16時頃
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君には君のままで、居て欲しかった。 僕の事なんて知らないで、笑っていてくれればそれでよかった。
……フィリパ、……僕は、君を、壊したくなかった、のに
[震えた声が、喉から溢れて止まらない。 零れる言葉を、止められない。
虚ろな嗤い声が、響く。]
もう、どうでもよくなってしまったよ、全部……。
……だからもういっそ、全部、壊してしまいたいんだ……
[君も、と。 声なく、呟く。
笑みの形に歪んだ唇を、その唇に重ねようと。
そっと、顔を、寄せる。*]
(271) 2011/08/08(Mon) 16時頃
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/*※聖痕者です
あれこれ別の村でも言ったな
(-80) 2011/08/08(Mon) 16時半頃
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/* 一番の問題はべつにコレルーカスさんからしたら通常運行って事だと思うんだ。
(-81) 2011/08/08(Mon) 16時半頃
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/* あと「君は僕なんかには」っていう言い回しはどうなんだろう。 一応フィリパを持ちあげたいのだけれどその意図は伝わっているだろうか。
<カスですからー!!!
(-82) 2011/08/08(Mon) 16時半頃
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―プール―
さあね… 昔慕っていてくれたのは今とはぜんぜん違う俺だから
……変わった俺の事は
[プールサイドから少しだけ身を乗り出した相手を見上げてむっとした顔をして]
―つか、そんなことお前に関係ないだろう
(272) 2011/08/08(Mon) 17時半頃
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[>>236こちらを伺うような猫の瞳にため息をついて]
俺が、信じられないんじゃあ、しかたねぇ もういいさ。
てか、お前、プールに水着忘れてくるとか…ださっ 暑苦しいかっこでそんなところにぼぅとしてんじゃねぇよ そのまんまの格好で泳げばいいじゃねぇか
[ふざけた声を挙げて手を伸ばして袖口をつかんだ。 グィと引いて、ヤニクを水の中へ落とそうと。 ―泳ぎに慣れていれば着衣したままでも溺れる事はないだろうが…]
(273) 2011/08/08(Mon) 17時半頃
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へクターは、ヤニクが水に落ちる水しぶきに…ひゅうっと歓声をあげた**
2011/08/08(Mon) 17時半頃
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/* ちょっとだけ……
襲撃は直接えろいことをしなきゃいけないのかな〜と思ってたのだけど、そうとは限らないなら、俺襲撃担当でもいいよ〜。ちなみに、セシル先輩、テッド感染させるつもりなんだな〜と思っていた。今日。
候補なら既に薔薇の精と関係持っちゃったルーカスや、芽吹きつつあったセシル先輩を抱いたサイモンかな〜
んで俺は茨に飲まれてあぼ〜んでいいよ〜 どっちでもOK。
(*10) 2011/08/08(Mon) 18時頃
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―プール― [言葉に今は繋がりの見えない二人の接点を知る。 以前は今よりももっと人と距離を置いていたから、 彼のいう 昔 のことなど、自分は知らない]
……まあ、俺は昔とか知らないですけど、 今のあなたもそう悪くないと思いますけどね。
[さらりと告げたところで、見下ろした顔はむっとしていた。 そっと身をひこうとして]
同級生なので、関係ありますよ。
[少しからかうように、先ほど彼が口走った言葉を理由にしてやった]
(274) 2011/08/08(Mon) 18時頃
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信じる信じないとかじゃないです。 あなたのいうこと、ロビンには言付けてそうするように言おうと思いますけど、
――……でも俺は、ここからは、
[俯く視線、落ちた髪にその表情は隠れる。 ふと考えこんだ瞬間は、大方隙だらけだった]
って、 あんた何す―――…ッ、!!
[袖口をひかれれば、そのまま傾れて、 盛大に水しぶきをあげて、プールに落ちた]
(275) 2011/08/08(Mon) 18時頃
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[白く反転する世界、 一度水の中に沈めば、いくつもの気泡が昇って行くのが見える。 水の層を越えた先の白い光が、霞むように揺らめいて、 一瞬とても綺麗だ、と思い――伸ばそうとした手がもがく様に水を掻いた。
濡れた衣服の重みに引きずられて、 沈んでいる時間は、少し不自然に長いかもしれない]
(276) 2011/08/08(Mon) 18時半頃
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『綺麗だね。綺麗だよ』
『醜いよ。醜いね』
『でもやっぱり綺麗だよ』
(@8) 2011/08/08(Mon) 18時半頃
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『壊れていく人間は。とぉっても綺麗』
(@9) 2011/08/08(Mon) 18時半頃
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『まるで嵐の夜に狂い咲く 薔薇の花弁のよう』
(@10) 2011/08/08(Mon) 18時半頃
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『風と雨に千切れ 打ちひしがれると判っているのに 咲かずにはおられない』
『そして 再び 咲き誇る為に 他の精気を 吸い取って』
『人間は どうして こんなに 可哀想なんだろうね』
(@11) 2011/08/08(Mon) 18時半頃
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服まんまプールに飛び込むのものも爽快だろ−がっ
[ヤニクの体をプールに落とすと、大きくしぶきがはじけ飛ぶ。大きな声で笑いながら手足をバタつかせるヤニクをバカ笑いしながら見ていたが]
………っあれ
[泡だった水面がやがて静かに波打って光を放つ。 ふわり水の中にヤニクの赤い上着が揺れるのがみえて]
やばっ…
[慌てて水の中へ潜り必死に水をかき分けながら、ヤニクのそばまで辿りつこうと。 明るい水の中に崩れ落ち、沈みゆこうとした体を、腕の中にすくい上げて、プールの床を蹴ると水面に顔を出す]
(277) 2011/08/08(Mon) 19時頃
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んっ……っふ、ァ……おいし……
[口内を満たす欲を飲み干して。 娼婦の顔で、笑う。 先端に口付けて、最後の一滴までも吸い出そうと啜る。 そうしているうち、また熱を取り戻すだろうか。 服を脱ぎ捨て、大きく足を開いて見せる]
俺、もう、我慢出来ない…… テッド君を、頂戴? それで……俺の全部を、攫って行って。
[体も、理性も。……あの人への想いも。 全部全部、奪って欲しい。 薔薇の蔦に囚われた体を。全て、晒して]
(278) 2011/08/08(Mon) 19時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/08/08(Mon) 19時頃
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/* 1日時間増えたのでなんとか間に合わせます。
(*11) 2011/08/08(Mon) 19時頃
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/* しかし中の人が死にそうなのでテッドがくるまで仮眠とろうかしら。 テッドにも無理させてしまうすまねぇ。
(-83) 2011/08/08(Mon) 19時頃
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/* >>*11 すまぬ・・・すまぬ・・・・!
(-84) 2011/08/08(Mon) 19時頃
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[冷たい水の中で、たゆたうそれは、 息苦しいのに、心地よくて光の眩しさに目を閉ざしたくなる。 こぽり、とまた気泡が一つ浮き上がって。
ゆっくり沈んでゆこうとする体が、 唐突に引き上げられた時、少しぼうっとしていて、 無反応にも見えたかも知れない。
重たげに濡れたまつげが震えた]
(279) 2011/08/08(Mon) 19時頃
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/* 医療従事者ヘクターには、 人工呼吸をしてもらうターンな気がするのだけd
問題は俺にまうすとぅーまうすしても、 ときめきの欠片もなさそうなところだな…!
(-85) 2011/08/08(Mon) 19時頃
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[>>269聞こえてくる笑い声、 それが同級生のものだとわかると肩を震わせて。 近付く姿、見慣れた筈の青磁は――見たことのない色。]
……ルーカ…ス…、
[歩み寄る者が紡ぐ真実に身を震わせて。 無意識に下がろうとする体は、扉に押し付けるだけで それ以上は後ろに引くことかなわない。]
……ぁ…、 私は…ただ…
[退路を断つ様に囲い、突き放される言葉に、 吹き込まれていく言葉を受け入れることに怯え、 淡い髪を揺らして緩く首を何度も横に振り]
(280) 2011/08/08(Mon) 19時頃
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ヤニクは、しばらくしたら、咳き込みだすだろうけれど。
2011/08/08(Mon) 19時頃
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私は…今でも… ――…わたし…は…
[セピアを見開き目の前の姿を呆然と見つめて、 薔薇の香と、心を突き刺すような彼の言の葉に 足元から力が抜けていく。]
ルーカス…、……
[だめだと、そう紡ぎかけた唇は声にならず 薄く開かれたまま戦慄いて。 拒んでしまえばその瞬間失ってしまうかもしれない。 壊すと紡ぐ姿に、まだ一縷の望みを捨てきれていなくて。 瞳が懇願をするように苦しげに細まったが届かないのだろう。 近付く姿を――…触れ合う唇を拒むことなどできず、 また裡で崩れていくものに、吐息を震わせ眼を閉ざす。*]
(281) 2011/08/08(Mon) 19時頃
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ぇっ、飲んじゃったんです、か?
[薔薇の蔦覆う様子に眼を見開いているうちに、 嚥下する音が聴こえ、更に眼は見開かれ、 ぎょっと相手の表情を窺うのだけれど。]
ぅっ……――――
[艶やかな笑み浮かべられ、また欲を煽られれば簡単に下肢は熱を取り戻す。 けれど、脱ぎ棄てられる服の下、 シャワールームでは確かになかった茨の存在が欲より前に立つ。 大きく開かれた脚の意味することは、流石にわかって、 今はぎこちなく逸らされるのだけど。]
(282) 2011/08/08(Mon) 19時頃
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貴方が、俺でなければならないなら、あげる……けど。 でも……
[これはどうしたんですか?と伸ばす肩から滑らせる指先は、 茨に絡みとられたように艶めかしく黒の痕をなでる。 黒を辿れば、まるで導かれるように後ろの窄まりに辿り着くのは偶然ではあるまい。 彼が望むまま――全てを攫う為に、指先が菊座の淵に触れる。]
(283) 2011/08/08(Mon) 19時頃
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/* あくとと発言ではさんじゃったごめんね ノノ
(-86) 2011/08/08(Mon) 19時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/08(Mon) 19時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/08/08(Mon) 19時頃
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/* しかしテッド受けっこっぽいのにセシルとフラグ立てちゃって大丈夫です? 美味しく頂いちゃうよ?(^ω^
(-87) 2011/08/08(Mon) 19時半頃
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