73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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[クソ生意気な。鳥が不遜にもこの俺様に威嚇を寄こしてきた。思わず眼鏡を中指で押さえて守ってしまった。フィリップの奴、気弱そうなフリをしてこの汚い鳥で俺をからかっているんじゃないだろうな。 怪訝な顔のまま咳払いをして鳥からフィリップへと目線を移す]
嘘つき?……ふーん
[情緒は不安定でも嘘をついている様子はない。フィリップの翠色の目の奥を覗き込むようにしても、虚言の影は見つからないように思う。嘘つき、と言われると自分のことのようで構えてしまうが、それだけに余計にそのセレストという男が警戒すべきであるように思えて記憶に刻みつけた]
2年のセレストね。覚えとくよ。
[噂話の話題で顔が一気に赤くなった。何か思い当るところがあるらしいな。こんなに反応が正直な奴の話だ、信じても良かろう]
(280) 2011/12/26(Mon) 01時頃
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[廊下を歩いて、ふと通り過ぎたのはジェフェリーとヴェスパタインの部屋の前。 立ち止まって扉を見詰めた]
……叩いて、どうするんだ。
[中の音は聞こえない。 ヴェスパタインを呼ぶ声が聞こえたくらいで、ただ、それがいつもの彼の声とは違って聞こえた。 思わず、後退り扉の前から離れて別の方向へと足を向ける]
(281) 2011/12/26(Mon) 01時頃
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お前も噂話を聞いたことあるんだな。 そうだ。8割方、単なるアホの与太話だろう。 だけどこのキツい薔薇の匂いはどうだ? それにお前もその顔、何か覚えがあるんだろう?
[と、こいついきなり俺のことを話に巻き込みやがる]
俺は関係ないだろう? お前に何があったか、詳しく聴かせてみろ。 もしその薔薇の妖精だかの話が本当なら 危険な薔薇ごと処理してやらないといけない。 そう思うだろう?
[そうだ。この状況が皆に共通するものだとすると、あんまり危険な人物は排除する必要が出てくるかもしれない。今や俺はネクタイを緩め、寛げたシャツの隙間から金色の神の標をきつく握りしめていた。それは大海に浮かんだ、一つの細い棒っきれのようだった]
(282) 2011/12/26(Mon) 01時頃
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[自分が何か口走った事すらよくわからない様子で、首を傾げる。]
兄貴はまだ大丈夫みたいだけど、 このままじゃきっと、みんな薔薇の棘に囚われてしまう…
わかんない、けど、なんとなく、わかるんだ。
[何処かぼんやりした様子で、そう告げる。 手も肌も、冷えてとても冷たかった。]
(283) 2011/12/26(Mon) 01時頃
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>>281 混じれよおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
あれ、ベネの好きな人って誰? さっぱりわからない。 エリアスが狼さんなのか。
(-70) 2011/12/26(Mon) 01時頃
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/* 部屋に行く人が…2人も居る……
よぉし、レオもい
(-71) 2011/12/26(Mon) 01時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/26(Mon) 01時頃
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咲く季節ではないというのは分かりますが…薔薇……
ああ、もしかして、中庭の……あの、強い香りの、バラ
[思い出し、鼻を覆う。 食堂を出て行くノックスに会釈をし]
薔薇の棘…ああ、それならば。ヴェスパタインくんは平気でしょうか。
その棘で、怪我をしていたのですよ? ろくに手当てもしないで……
[指先に。ぷつりと沸きあがった赤色に。心配そうな声をあげた]
(284) 2011/12/26(Mon) 01時頃
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[向った先は食堂で、簡単なサンドイッチを作ってもらう。
ノックスの姿はすれ違ったのかもうなかった。 サイラスの姿が見えると、足を止めて。
けれどいつもと同じようにあいたテーブルへとつく]
おはよう? でいいのかな。
何か、深刻な話?
[エリアスやレオナルドの姿もあったか]
(285) 2011/12/26(Mon) 01時頃
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― 音楽室 ―
[めちゃくちゃにピアノを叩いていれば、煩がって誰も来ないだろうと考えた。もしかしたら防音室に入れなかったセシルが来るかもしれないことには考えがいたらずに、というか知らないのだから仕方ない。 あまり大きいとはいえない手で精一杯に広げて何個分まで一緒に弾けるか、なんて。
傍から見れば目を赤くしてたまに嗚咽を洩らしながらそんな遊びをしてる様子は異常だったろうけれど]
……もう、いいや
[バーン!と楽器への配慮を知らない強さで叩けば立ち上がり、音楽室を飛び出そうと。もしそこにセシルの姿があればいくつか言葉は交わしたろうか]
(286) 2011/12/26(Mon) 01時頃
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[眼鏡を抑えながら淡い色合いで覗き込まれると 医師の診察を受けているようだと、 妄執で医者に引っ張って連れて行かれたのを思い出し あまり気持ちのいい記憶ではなく、 軽く眉をしかめたが。 逸らしたかった話題がこんなところで持ってきて 記憶に囚われている場合じゃなかった。]
な、ななな、ないよ、覚えなんてっ うなじが、白くて焼きついてはなれないだけで でも、その、性よ……溺れるって、 言うのは、あの、えっと……せ、せいこ……ぅとか
(287) 2011/12/26(Mon) 01時頃
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/* 食堂がはいぱー多角把握。 こわいのう。どうしよう。
(-72) 2011/12/26(Mon) 01時頃
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[どうすれば納得してくれるのか? 煙の巻き方も、覆い隠すことも、反撃も 会話スキルが0では到底難しく。 言っているも同じの弁明をしながら ロバ何とか、から目を逸らす。 なんとなく、彼が衣類を緩める行動まで、艶帯びそうで。 こういう時に限って薔薇の匂いが酷く感じる。]
……と、ともかく、 そりゃ、実際そうなら、 そうしなきゃいけない、とは俺も思う、けど。
後、その……衣類はきちんとしているほうが、 実際そうなら、良いとっ
(288) 2011/12/26(Mon) 01時頃
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/* 占い系:オスカー、サイラス、??? 降霊:セレスト、フィリップ 聖痕:レオナルド、ジェフ、??? 狼:ノックス、??? 妖精:エリアス お魚:ヴェスパタイン 追従:??? 片思い:???
(???=ベネット、モリス、カルヴィン、ロバート、セシル)
(-73) 2011/12/26(Mon) 01時頃
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/* フィリップが可愛すぎてつらい。
え、そんな中乗り込んだらどうなるんだろ。
(-74) 2011/12/26(Mon) 01時頃
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[やはり摘み取った方が…と、思案していたところに、食堂の扉が開く]
ああ…ベネットくん。 寝ていたのですか?
深刻と言いますか、その…サイラスくんが不思議なことを。
[サイラスの呟き>>266を伝えた]
(289) 2011/12/26(Mon) 01時頃
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― シャワー室 ―
[寮へと戻り、おそるおそる近づいたシャワー室に人影はなかったので、そのままシーツを放り込んでおいた。目に入った鏡を覗き込めばやっぱり酷い顔をしていて、とりあえず冷水で顔を洗っておいた。濡れてしまった髪をぬぐっている時にふと項に手をやったけれど、鏡ではよく見えなくてそのまま放っておくことにした]
へくしっ
[ポケットを探っても飴はなく、甘いものを、と思ったところで談話室に一人にしたロバートを思い出す。少しだけ、すっきりしたこの顔なら人に会っても大丈夫かも。何よりあのまま寝入っていたらさすがに風邪をひいてしまうだろうし]
(290) 2011/12/26(Mon) 01時半頃
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/* うーん、今おんの人は。自室組と食堂と談話室で
食堂が サイラスベネットレオナルドエリアスノックス 談話室が ふぃるろばおすか …うん、談話室だなあ。
(-75) 2011/12/26(Mon) 01時半頃
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寝ていたって、レオは起きたままなの? 食事もしてるのに?
時間間隔、なんかおかしくなってるよな。
[自分も含めて。 サイラスの呟きの事を聞くと首を傾げる]
薔薇を眠らせるって、つまりどういうこと? たとえば花を枯らすとか? 燃やす、のはさすがに油とかかければ大丈夫だろうけど、それじゃ眠らせるってことじゃないね。
そうだ、図書室になんかそういう本があるらしいよ。 今回のことについて書かれた本みたいなの? 薔薇の、言い伝えみたいなものなのかな。
[ノックスに聞いたことを話す]
(291) 2011/12/26(Mon) 01時半頃
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[触れるその手が、徐々に荒さを含む気がして 声を抑えながらも、代わりとばかりに 熱を孕んだ吐息がその深さと温度を増す]
…、ね…
[縋るような、微かな囁きを少し高いところにある耳に落とす。 音のない声と共に覗かせる渇望の片鱗。
壊して、と。 乱されたい、その望みのままに]
(292) 2011/12/26(Mon) 01時半頃
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[やっぱり中庭の見える廊下を進む。そこらへんの木を折って、それで焼きマシュマロをやればいいんじゃないかな、と考えたけれど]
ロバートがそんなこと、するわけないよね
[枝を前に憮然とするロバートを想像したら面白くて、少しだけ気分が上向いた。廊下はやっぱり寒かったけれど、談話室はあったかいだろう、と開いた扉の中には、意外な顔が、あって]
……ただい、ま
[とりあえずはそう言ってみた]
(293) 2011/12/26(Mon) 01時半頃
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食事と言いましても、私は夕食で……
夜食ではないのですか?
[であれば。エリアスへの伝言はとっくに時間を過ぎている…と? 慌てて時計を見れば]
…止まって、ます……?
(294) 2011/12/26(Mon) 01時半頃
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/* おじゃましまーす!(のーぷらん
(-76) 2011/12/26(Mon) 01時半頃
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[時間を過ぎたとしたら。 例え時計が壊れていたとしても、落ち度は自分にこそある…]
図書室、ですか。 調べたいのは山々ですが、お任せいたしましょう。
エリアスくん、大変です。 モリスくんを探してきますから。どうぞ先に約束の防音室に向かって下さいねっ。
[慌てたように、食堂を出て行った]
(295) 2011/12/26(Mon) 01時半頃
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[二人分の重みでベッドが軋む音と、布が擦れる音が響く気がする。 ずっと、二人で生活してきたところなのに。 だから。余計に興奮しているのかもしれない。]
……ッ、ふ。
[ぺろり、唇を湿らせる。捕食前の獣の仕草。
煽っているのか煽られているのか、解らないままに全てを脱がせてしまうと、軟膏へ手を伸ばす。 足を開かせて、閉じないよう身体を間へ。
全てを見下ろす、肌の何処に痕をつけようか。]
(296) 2011/12/26(Mon) 01時半頃
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[ロバ何とかの言動に酷く顔を赤くするフィリップと オスカーの手に触れられおとなしくしている鮮やかなほう。 普段なら人が増えることは嫌なことだけれど、 同じように痛む姿と声であること ……それと、泣いた様子を消し さっぱりさせていることに 安堵の表情を見せて、頷いた。 そうした後、一歩、ロバ何とかから距離をとる。]
(297) 2011/12/26(Mon) 01時半頃
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―廊下―
[人のない所で袖をめくり、青痕の上にある腕時計で時間を確かめた。
壊れてしまったのだろうか。 針が動いていなかった]
あ…
[ずべし。足下がおぼつき、転ぶ]
…あいたた……ん、眼鏡は…
(298) 2011/12/26(Mon) 01時半頃
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/* うえ、レオさん食堂から出るなら突撃したかったー!もう遅いうわああああ
(-77) 2011/12/26(Mon) 02時頃
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[眉をしかめたこの表情は、後ろ暗いところがあるからじゃないのか?鳥が居てまともに近づくのは恐ろしいが、翠色のきれいな魚眼レンズに自分の顰め面が写りこんだ様子を見られるくらいには顔を近づけてフィリップを審査したんだ。
そこでふっと、ミルウォーキのことを思い出した。他人のいいにおいだ。フィリップの首元から甘いにおいがする。うなじ、という言葉に俺もフィリップのそこを触ってみたくなって、邪念を頭から振るい落とした]
――…ふん。うなじね。 それでお前はだれかのうなじに見とれたってわけか。 ん? お前がそれをヤりたいんだったら、そりゃ することにもなるんじゃないか。
(299) 2011/12/26(Mon) 02時頃
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[少し歪んだフレームの眼鏡を掛け直し。 自室へと戻る。
部屋に戻るはずだと言った、モリスの言葉を信じて**]
(300) 2011/12/26(Mon) 02時頃
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[こいつがしどろもどろになるほど、俺はクールに振る舞える。俺の動揺をこいつが代理してくれてる気がした。目を細めてフィリップの様子を観察した。こいつも似たような経験をしているのだろう。薔薇の噂話は本当に、与太話と切って捨てられるものではないのかもしれない。フィリップが自ら一歩退く。そのままにさせておこう]
ふん、なるほど一理あるだろうな。 忠告、聞いておくぜフィリップ先輩。 [にやっと笑って胸元を直そう。その時、だれかが部屋に入ってきた。クレイトンが戻った]
(301) 2011/12/26(Mon) 02時頃
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