208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】
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/* 胃が痛い。 しかしきっちり玉砕せねば。
(-59) 2014/12/28(Sun) 16時頃
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─朝・食堂─
[ジェレミーがめくった写真は参休を渡って>>160、今己の目の前に。]
気にならないって言ったら嘘になりますわ。 でも、自分の知らない様な自分がそこにいると思うと…。
[好奇心と、猜疑心と、恐怖心と、猜疑心。 それらが綯い交ぜになって節ばった指の先が白く震える。
暫く紙の上に手を置いて、何度か瞳を左右に振る。 深呼吸を繰り返していれば、何を恐れるのかと改めて思い、勢いのままにそれをめくった。]
──……っ、!
(194) 2014/12/28(Sun) 16時頃
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[現れた写真は、ここに居るものからクアトロだけが抜けた集合写真。 それは和やかだったりぎこちなかったりと思い思いではあるものの、笑みを浮かべて皆が集まって写っている。
その横、少し離れたところで此方を睨む己であろう若い男の姿を除いて。 紛れもなくそれは自分の顔であるのに。 この世の全てを恨む様にただ真っ直ぐ、不機嫌そうな表情を隠さずに冷たい光をその目に湛えているそれが、自分だとは思えず。
こんな、不細工な顔を他人様に晒しているのが自分だとは思えず。
この写真から今の間に何があって、こうなったのか、全く思い出せない恐怖と、まるで別人の様な自分の姿に目を見開いて動きを止めたならば。
頭の中、靄が広がり全てを飲んで。 その勢いに飲まれ、意識を手放し床に崩れた。
如何、というジェレミーの問い>>177には答えられないまま。]
(195) 2014/12/28(Sun) 16時頃
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[>>183年長のライジと、主の会話は聞こえていた。視線を向けられた為誤魔化しはせず]
あんたにも、時間の経過に意味が?
[自分よりも倍生きたものは、死にたくはないと言っていた。だからこその問い。]
(196) 2014/12/28(Sun) 16時頃
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[問いかけに、眉を寄せる。
今日の予定、自分の部屋の掃除と、洗濯と、後は何があっただろうか。 他に何も無かった筈、そう断定する為の要素は、あまりにも少ないけれど。]
…… 一応、今日は平気、です。
……食後でも?
[ならば急いで食べる必要があるだろうか。 グラスを置いた手は、再び匙へと伸びる。]
(197) 2014/12/28(Sun) 16時頃
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[ライジが納得したらしい事を見て取れば、 吸血鬼の笑みは深いものとなった。]
いい子だ。
[最も多くの時間を共に過ごしてきた我が子。 あの日彼に出会わなければ今でも独りのままだったろうかと、吸血鬼はふと思う。]
(198) 2014/12/28(Sun) 16時頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/12/28(Sun) 16時頃
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/* え、床に崩れたの!?
(-60) 2014/12/28(Sun) 16時頃
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それでいい。 別に急ぐ必要はない。
[>>197 食後との問いに頷いて、 己も漸く席に着き、昼食へと手を伸ばす。 面からはそれ以上のことは読み取れなかった。 シュロの深い笑みが障ったが嘆息に留める]
(199) 2014/12/28(Sun) 16時頃
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たかだか数年でこうは成らないからな。 俺に流れた時間を知りたい。
[>>196 それと、これからの時間と。 死を望んだことはない。だが、先にある時間は有限なものであって欲しかった]
まだ死にたいのだったか?
[流れる金の髪を見つめる]
(*74) 2014/12/28(Sun) 16時半頃
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……はい、
[急ぐ必要はない、その言葉に小さく頷き、零さぬよう匙を口へと運ぶ。 柔らかく煮こまれた、温かなリゾットは空腹の胃を優しく温める。 ゆっくりと、食事を口に運んでいた手付きは、次第に常通りのペースへと早まっていくだろう。
カステラの最後の一口を口に放り込み、牛乳で流し込む。 一通りの皿を空にすれば、ふ、と息を細く吐いた。
何もせずとも三度、与えられる十分な食事。 清潔な水、穏やかな気候。 それらの対価として、主は何を求むのか。
月光を受け艶めく黒髪。 差し伸べられた手を、縋るように掴んだ夜。 あの夜から、何度の満月を数えたか。
皿から視線を離せば、ライジの方を見つめる。 視線が合えば、何処へ向かえばいいかと問うただろう。]
(200) 2014/12/28(Sun) 16時半頃
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― 図書室 ―
そうとも限らぬ。 悪童と称される者ならば、声が途切れただけで籠ごと打ち捨てる事だろう。
[愛らしい子供だったのではないかと囁く口元は、緩い弧を描いている]
……そうか、すれ違いか あるいはそんな事もあるやもしれぬ。
[丁助が別れの涙に思い至らぬように、此方は人とのすれ違いによる涙に思い至らなかった。元より穏やかに日々を過ごす質ではある。暗い記憶は闇に溶け、大凡後には残らない]
(201) 2014/12/28(Sun) 17時頃
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参休は書庫に用がある。 箱を探しているのだ――紙を整理したい。
[奥の扉を一瞥して、雪崩の起きた部屋の話を少し]
……そうだ、書庫の整理をしているのは誰か知っているか。 食堂で見かけたなら、常はどうしているのか聞いてもらえると有難い。
[食事には後で向かうと告げて、奥の扉へ足を向けた]**
(202) 2014/12/28(Sun) 17時頃
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[参休の愛らしいという言葉>>201がこそばゆくって何か言い返そうかと口を開いたが、ごく穏やかで此方をからかう意図のない彼に何を言ってやったらいいか分からなくて其の儘口を閉じた。]
書庫の整理をしている者ね、 分かりましたよ。
[彼と分かれて、食堂へと向かった。*]
(203) 2014/12/28(Sun) 17時頃
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ー食堂ー
わあ、かすてぇらだぁ!
[食堂に入るなり、今日のでざぁとが目に入ってきて席に駆けて寄る。 食堂には何処か重い空気が漂って居たようだが、そんな事には気づきもしない。 思わず箸でかすてぇらを一口ぱくりと摘まんだ所で、隣の席の赤毛頭の存在に気づく。]
おや、木乃伊くん。具合は良くなったのかい?
[其れから食事を始めた。]
(204) 2014/12/28(Sun) 17時半頃
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[初めてシュロに会ったときのことを思い出せはしない。 その話を、彼に尋ねたこともあったのだろうか。 それすらも忘却の彼方。 彼はそれでいいのだろうか? 出会いを忘れ去られたままでも]
美味かった。
[手の甲で口を拭い。 >>200 ゆっくりと食事を摂る赤髪に、談話室にいると伝えて席を立つ]
(205) 2014/12/28(Sun) 17時半頃
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あ、そうだそうだ。
[食事をしながら、参休からの頼まれごとを思い出す。]
ねえねえ、書庫の整理をしているのは誰か知ってる人は居るかい? はわぁどさんかね? 参休さんが用が有るらしいよ。
[周りの空気も気にせずに食堂に居る面々に呼び掛ける。 そのついでに金の長髪の好い人にも用向きを伝える。]
ねえお前さん、この後時間は有るかい? 別に無いならいいんだけどね。 ちょいと話したい事が有るだけだから。
(206) 2014/12/28(Sun) 17時半頃
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石工 ボリスは、メモを貼った。
2014/12/28(Sun) 17時半頃
ライジは、丁助と、入れ違いに食堂を出る。
2014/12/28(Sun) 17時半頃
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[食事を終えたか、席を立ち談話室にという姿に軽く頭を下げる。
入れ違いにやってきた隣席の者>>204の調子は、常と変わらぬように見えた。 問いかけに小さく頷けば、口の中のものを飲み込んで。]
軽く、寝た。 ……薬が効いたんだと思う。
……木乃伊じゃなくて、ヒューです。
[呼べますよね、とは朝のこと>>72を指してか。 席を立った後も、命令の形でクアトロを寄越したとは知らぬまま。
最後にとっておいたカステラは、口の中で甘く解ける。]
……ごちそうさま、……美味しかったです
[温かな食事は、やはり、格別だと思った。 食卓に主の姿がまだあれば、その方向に軽く頭を下げて食堂を後にしただろう。]
(207) 2014/12/28(Sun) 17時半頃
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[じぇれみがもし囁きかけられる位置に居るのなら、こう囁いたろう。]
お前さんは「真実」って物に興味は有る類の人間かい?
(*75) 2014/12/28(Sun) 17時半頃
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黍炉は、ヒューの言葉にそれは嬉しそうに頬を緩めている。
2014/12/28(Sun) 17時半頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/12/28(Sun) 17時半頃
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[>>206赤い髪の上位の人に誘われたなら笑顔を向け]
いいよ、付き合う 場所は?
[それだけを問い]
(208) 2014/12/28(Sun) 17時半頃
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さあ、あなたは知ってるの?
[知ったその真実が、不幸なら どのみち忘れてしまうのだろうか?]
(*76) 2014/12/28(Sun) 17時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/28(Sun) 17時半頃
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―談話室―
[今は誰もいない部屋に入り、見慣れた絵を見とめる。 誰かを待つということには慣れていない。 ただ一言呼べばよかったのだ。 そうしなかった理由は分からない。赤髪の、纏う空気を思い出す。 何故こうも焦れた気分でいるのか、座ることなく壁に凭れ。
待ち人は程なくして訪れただろうか。 面を向ける]
(209) 2014/12/28(Sun) 17時半頃
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→ 談話室 −
[主の笑みへ、此方も笑みを返した後、食堂を出る。 途中の廊下で、窓の報告を忘れたことを思い出すも、少しの間の後ライジとの約束を優先したか。
談話室の前、普段は遠慮無く入っていく場所ではあるが、少しの間、足を止めて。]
……し、つれい、します
[恐る恐るといった風に、中へと入る。 壁に凭れた横顔が、此方を見るのに小さく頭を下げた。]
あの、……何か俺に用、が?
[歩み寄りながら、問いかける。 その手の届かない距離で足を止めたのは、ここ最近の彼の手足の挙動を警戒してか。]
(210) 2014/12/28(Sun) 18時頃
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[>>210 顔を見れば笑みを浮かべる。 まだ焦燥は胸に燻ったままであったが。 距離を取るのに気付けば、何を警戒しているのかを察し] ……そう何度も同じことはしない。 奥に行こう。
[そう謂うなり、歩き出す。 続くドアの向こうはついさっきまで居た部屋。 今は蓋した黒い曲線持つピアノが中央にあるだけの小さな部屋だ。
相手に椅子を指し示し、己は蓋の端へ体重かけ凭れかかる。 シュロが見ればきっと悲しい顔をしただろう]
夢のものとは違うのだが。 まあ随分昔のことのようだからな。
(211) 2014/12/28(Sun) 18時頃
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[用が? との問いには答えず]
色々とは?
[食堂で彼が発した言葉への問いを投げる。 普段なら気に掛けない類のものだが、先に聞いた方が良い気がした]
(212) 2014/12/28(Sun) 18時頃
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じゃあ、食後にあっしの部屋に来ておくれ。
[愛しい人にそう答える>>208と、はっとして主様の方をちらりと見る。先程の囁きを聞かれていたろうか……?]
ええとその、あっしの抱くお前さんへの思いの 真実って奴を伝えたいのさぁ。聞いておくれかい?
[非常に不本意だが、態とらしく媚びた声でそう言った。 限りなく不自然だが人の思いに極度に鈍感な吸血鬼には分かりゃしないだろう。 じぇれみには目配せで詳しい話は後でと伝える。*]
(213) 2014/12/28(Sun) 18時頃
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[そう、あっしの部屋で。 そこにあっしは真実を記している筈だ──]
(*77) 2014/12/28(Sun) 18時頃
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…………いや、違うな。 用など無くても呼ぶと決めた。
[少しばかり思案した後、言い放つ]
それと、お前の名だ。 無くて構わんと思ったが、呼ぶときに不便だ。
[今更なことを尋ねる*]
(214) 2014/12/28(Sun) 18時頃
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……あ、ぁ、 ……はい、
[問いへの答えは、得られない。 促されるまま、その背を追って奥の部屋へと向かう。
小さな空間、中央に設えられたピアノ。 示されるままに椅子に腰掛け、蓋へと体重を預けるその顔を見上げる。 ピアノの為に用意された部屋なのだろうか。 発される声は、常とは違う響きを持っている、気がした。]
……色々、……あぁ、昼の? あまり、聞いても楽しい話では、
[そう、誤魔化そうとするも、思案するような様子に言葉は途切れる。 名を尋ねるのに、瞬きを一つ。]
ヒュー。……ファミリーネームは、無い。 ……ただの、ヒュー。
[それは、今までも、これからも。]
(215) 2014/12/28(Sun) 18時半頃
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[それからすこしばかりの間を置いて、唇を開く。 視線を外し、微かに目を細めた。]
……良くない、夢を見て……
[否、それだけではない。 それはただの、切欠だ。
泣いた理由は別にあった、けれどそれを口にしていいものか。 言葉を選ぶように、眉を寄せる。]
……人よりもずっと、記憶が曖昧で。そのせいで、誰かを傷つけていて。 俺は、傷つけた事すら忘れているのが、……嫌だった。
……既に、何を忘れちまったのかすら、覚えてなくて。 情けなくって、……、
[子供のように涙を流した事と、クアトロと交わした“約束”は、口にはしなかった。 寝台で繋いだ指の温もりすらも、既に曖昧だったから。]
(216) 2014/12/28(Sun) 18時半頃
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……面白い話じゃ無い、でしょう?
[苦く笑えば、ようやっと視線を上げる。
そうして、その首に残る赤い跡に気付けば視線は其処へと留まるか。 傷ではない、では何の跡か。 微かに眉を寄せたのは、無意識に。]
(217) 2014/12/28(Sun) 18時半頃
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