162 絶望と後悔と懺悔と
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[>>131 遠くから聞こえた言葉に遠くから返す]
(なにいってるの、 吸血鬼のお嫁さんなんてだめでしょ、 そもそもお父様なんて本当に関係ないし、だから、
…………だから、)
[なにひとつ、音にはならなかった。 俯いた顔が持ち上がる、ずると滑り落ちたスカーフの下、 まだ癒えきらぬ濁った色の緋い双眸。
強張った口唇が歪んで微笑う。 それは酷く悲しげにも、愉しげにも見える鬼の貌]
(155) 2014/02/20(Thu) 21時頃
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……ミュ、エル
[全ての吸血鬼に届いた命、守護部隊を全滅させろ。 一際強烈に響くのは、父たる者の命令であるから。 先ほどの“目に収めた命を殺せ”という命令とは違う、抗いようなきその呪縛。
けれどその爪は、押し寄せる鬼たちよりも出遅れた。 安堵と落胆を覚えながら、けれどその身は軽く地を蹴る]
(156) 2014/02/20(Thu) 21時頃
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───っ
[絢矢はあの瞬間に戻ったように──、
痛いほどにその手を握り、 リカルダの幼い肩を抱き締めた。]
(157) 2014/02/20(Thu) 21時頃
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邪魔、しない、で――、
[低い呻きは己と敵を遮る鬼たちへ。
鞭振るう空気裂く音、それが標的。 視界はいまだに緋色のままに、道塞ぐ鬼の首を抉った。 生ぬるい飛沫、ざわつく脈の不愉快なその音を抉り取る、 腕を振った勢いで、サミュエルの武器――九節鞭を握った左手は、 その先端の錐を鬼の煩く響く胸の鼓動へ、打ち込んだ]
……ちがう………、 ごめん、なさい…… サミュエ、っ、
[道が開けば彼の元へかける、 その己を乱す鼓動目掛けて鋭い爪を振り下ろした*]
(158) 2014/02/20(Thu) 21時頃
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[頭の中はどこかぼんやりする。 もう消えかかっているからだろう。 何も思い出せなくても目はやはり赤いまま。
「自分の中の彼を殺したい」 そう願うことは、多分全部を手放すことだったのだと思う。 後悔に苛まされて過ごしたあの毎日も、もう脳裏には欠片が浮かぶのみ]
あぁ、そうか。俺、死んだんだ。
[なぜ、どうして、誰が。もう思い浮かぶ顔もない。 殺してしまったのだから]
(+18) 2014/02/20(Thu) 21時頃
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…………いかない。
おいていかないよ。 もう、二度と……。
[嗚咽のように咽喉が震え、 何度が細い吐息が漏れたけれど、 やはり涙は出なかった。
でも、なぜか──、 今はそれも、一人ではない気がしていた。]
(159) 2014/02/20(Thu) 21時頃
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[自分が死んでなくなるものはあっただろうか。 自分が死んでも残るものはあっただろうか。 何も望んでいなかったけど、 心の隅で、残してほしいと思った…かもしれない。 残したかったと…フリであっても思いたかったのかもしれない。
紅いものが鬼の血か人の血かわからないその場所で、 薄らいでいく記憶だけがただ消えるのを待つのみ*]
(+19) 2014/02/20(Thu) 21時半頃
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>>158
[その動きは、やっぱりホリーのものだったから。 瞬間、こちらに駆けるマユミの動きに呆気にとられるが、 翻り、振り落とされた鋭い爪。 きしり、と受ける九節鞭]
――……ッ
[わかっている。 この速度は、知っている。
火花とともに、一度マユミの緋色の眸を見た。 その顔に眉を寄せる]
(160) 2014/02/20(Thu) 21時半頃
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[次に駆け出せば、その速さに、周りの鬼はついてはこれないだろう。 知っている速さ。そして、その速さを目掛けて、自分は今ここにあるのだから]
――……約束しだがらな
[風切る中、頃合、図りながら。 その吸血鬼と対峙した場所は、果たして、始祖の目から届く場所だったかどうか?]
(161) 2014/02/20(Thu) 21時半頃
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/*
どこにすんべ。場所。 見えてたほうがいいのか、見えないほうがいいのか。 マユミたんはどっちがいいんだべ?
(-79) 2014/02/20(Thu) 21時半頃
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/* >>160>>161 良いね、王道。 あたしも君と戦いたかったわ。
まあ、一回目は理依に任せるのもまたお約束だったんだけど。 あのまま戦わずに終わるとはねw
(-80) 2014/02/20(Thu) 21時半頃
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/*
とりあえず、自分が死ぬ、マユミが死ぬ、どっちも死ぬ、 この三択。
流れ次第だな。
(-81) 2014/02/20(Thu) 21時半頃
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サミュエルは、マユミからの攻撃は受け止めるれど、なかなか自分は攻撃できないことは確か
2014/02/20(Thu) 21時半頃
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[右爪を留めた鞭、響いた痛みが快を齎す。 見えてはいない、ただそこに標的の在ることはわかる。
眸に留まった視線を知らない。見えない。 身を返し、駆け出す的を追う]
まって……、ううん、ちがう、だめ、
[こころと反する行動はけれど、口唇を笑ませるのだろう。 その血の本能は、嗜虐を愉悦とし、嬲るを悦びとする。 人の心の遠ざかるような]
(162) 2014/02/20(Thu) 21時半頃
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[そして彼の速度が緩んだ頃、 手の中にある、サミュエルの武器、 慣れぬものが見えぬまま、器用に使いこなせるようなものではない。
左手で掴んだのは己の鞭の刃側の節、 そのまま重みのある持ち手を単純な鈍器として、 横から叩きつけた。 一度震えた手元は、きつく閉じられた眼差しは、 けれどやはり愉悦と苦痛を滲ませながら微笑うのだ]
……サミュエル、
[喉首を、胸を狙う、右の爪。 見えぬままでもそれは正確に、 脈動を――鼓動を、狙い続ける]
(163) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 22時頃
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[ふらついて近付くリカルダに手を添えて支える。>>144 円の事、口で説明出来る訳もなかっただろう。 はりついた笑みが苦しげに歪むのを見れば、 いいよ、と、小さく首を振った]
絢矢……
[そして、先を急かす絢矢に顔を向けると、>>137 リカルダは彼女を引き留める様子で。>>145 悩んで一度、唇を結ぶ]
(164) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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うん。
僕たちは、これ以上……――人に触れない方が良い。
[手を伸ばした所為で喪った、相似を知らずとも>>*32]
でも、今の絢矢とキャロ君を放ってもおけない。 それにリッキィは、真弓ちゃんや零瑠君とは、 たぶん戦えない。じゃない?
……と言うより、僕は、戦って欲しくない、かな。
(*34) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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>>163
[闇の中、それでも、その妖気と殺気は凄まじい。 紙一重で避けながらも、反撃に移れないのは、まだ心の中、どこかマユミが正気に返るんじゃないかという淡い期待だ。
だが、正確に狙われるその爪は喉を掠め、リーから噛み付かれたとは違う場所に紅の一筋ができる ちり…と痛むのは、傷ではない]
――……マユミ……駄目だがか?
[自身の武具を防御としてしか使えない。 だが、そんなことでは、やられる、わかっている。 相手は、マユミであると同時に、あのホリーだ]
(165) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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――……くっ
[また胸に振るわれた爪を受けながら、そのときは力の限り突き飛ばすように押した]
――……おまーは、きんいろを倒せば正気に戻るだが?!
[問うてみる、だが、返事は期待できない。 その顔は、それまでとは違う、妖艶で狂気に満ちた笑みを乗せて]
――……
[だけど、思う。 それでも……などと]
(166) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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[もし、その様子を見て取れる者がいたとしても、 始祖以外、その速度についてこれるものはまずいないだろう。
振るう鞭は空気を切り裂き、
次には、マユミの脚を狙うけれど、きっとそれでは甘い]
(167) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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[人ならざる身に堕ちてからの長い一瞬に、 武器を向けるだけが戦いではなかった。 抗う事に必死で、そして諦めて受け入れるまで]
……守ってあげて。
[贖いの途中、あるいはその果てにでも、 潰えてしまったら、それが誰かの傷になる。
心身を削ぎ落して捧げるだけが贖いではないと、 ――望んでも良かろうか。]
ね。
(168) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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[せめぎ合う、金色の呪縛と鬼への殺意の狭間で、 獣は己に問い掛ける。
もし、自分が南方周のままで在ったなら、
――円は命を落とさずに済んだだろうか。 ――キャロライナは家族の為に、依るべき世界を捨てずに済んだだろうか。 ――零瑠は『冀望』の光に焦がれ、誘われずに済んだだろうか]
(+20) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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[獣は更に己に問う。
――何故、直円は涼平は理依は安吾は、死ななければならなかったのか。 ――何故、家族の為に奮う筈のこの手が、同士達の血に染まっているだろうか]
(+21) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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/* そういや守護隊駆逐命令が周君にも有効なのか!! やだ……絶望的過ぎるステキ…… */
(-82) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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[ああ――と、獣は大きく息を吐く。
こうなったのは全て、かの金色の鬼のせいだ。 あの鬼さえいなければ、何も失くさずに済んだのに。
失った者達への哀惜が 奴を斃せ、皆の敵を討て、と―― 殺意で獣の裡を黒く塗りつぶしていく。
憎悪と怒りに焼かれ、獣を縛る金色の鎖が朽ち果てていく。
――やがて黒い焔は衝動のままに 獣に最後に残された周であった名残すら、 焼き尽くしてしまうだろう]
(+22) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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[零瑠の遠く問い掛る声が、 瞋恚に胸焦がす獣の耳に落ちた。>>*41
彼の望みは金色の王と共に在る未来。 それは獣が在る限り、決して相容れない未来]
――――……。 [だから、縋るような弱い音を振り切るかのようにして、 獣は金色の鬼の元へと、一陣の凶風の如く駆け出した*]
(+23) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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……心地良い憎悪だな。
[家畜から憎悪を受ける事はあっても、所詮家畜。 この身に吹き付ける風よりも意識する事は無い。 鬼であっても同じだった。 もっとも、そこまだ憎悪を向ける鬼などいなかったが]
周、聴こえるぞ。 人でも鬼でも無くなった獣のお前の聲。
[気付けば夜明け。 家畜はその光に希望を見出すと言うが、 その光に照らされた獣>>+22はどんな姿なのだろう。 ピリリと肌を刺す殺意を感じながら、 目の届かない事が残念だと嗤った*]
(*35) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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/* 今夜落ちでいきたいのだけれども、 やっぱ赤も忙しいだがな。
(-83) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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/* やべえ、周が来てるwwwwwww
(-84) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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[>>165 問いかける声は、遠く聞こえる。 駄目じゃない、といいたかった。けれど、言葉は出ない。 それは慰めでしかなく、きっともう諦念の中にあった。
諦めは、絶望という痛みを遠ざける。
掠めた喉と、胸にいたる傷。 抱きつくように両手を伸ばせば突き飛ばされて、 その勢いには逆らわず、地に手と膝をついた。
――突き飛ばされなければ、その鞭で首を絞めていただろう]
(169) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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[>>166 問いかける言葉、 それはしぐさに現れた、ゆると乱れた髪をふる。
問いかけの答えは肯定だ、 >>88 それは先ほども交わした言葉、 支配から解き放つ、けれど、そんな余裕はないはずだ。 そんなことを考えていては――。
>>167 膝を着き低くかがめたままの身に、打ち付けられる九節鞭。脚を打たせて、その切っ先を捕らえ――持ち主ごと引き寄せることは適うか。 刃を握った手も打たれた脚も血に塗れ、大きく喉を震わせた]
っ、
……だめよ、そんなこと、考えていては、
[歪んだ妖しの笑みのまま、、 ようやく癒えかけた双眸からは濁った涙がはらりと落ちた]
(170) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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