1 とある結社の手記:6
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カルヴィン君を、告発するくらいなら、私が……。
[嘘は吐かないと。 真実がどんなに残酷でも、と。 言ったのは自分ではなかったか。 狼狽に刮目した薄青が、落ち着かなげに周囲を彷徨う。 床に落ちた黒い手紙の脇に両腕をついて、まるで少年に懺悔するような姿勢。 もしかして、あの薬屋の男も同じような心境だったのだろうか。 この少年を人狼だなんて、口が裂けても言えるものか。 仲間云々ではなく、ただ……ただ?]
それでも、嗚呼、それでも。 カルヴィン君、君も私に、優しい嘘を吐いてくれるのですか。
それとも本当に、私の間違いで、あって欲しい……です。
(132) 2010/02/25(Thu) 23時半頃
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/* フラグが折れた。どう修復しよう……。
(-57) 2010/02/25(Thu) 23時半頃
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[詳しく聞きたいと言われれば、困惑した表情を見せながらも、一度諦めたように溜息をつき]
えっと、まず最初に話したのはフィリップさんが俺を疑ってるって事。 まあ、それは俺を試してたらしいけど。 そして、その後に…
[言いづらそうに一度口ごもり]
その後に、フィリップさんに投票しろって言われた。 そして、2人の占い師の真贋を見極めてくれって。
[結局何も出来なかったけど。と苦い表情を浮かべる]
(133) 2010/02/25(Thu) 23時半頃
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―回想・夜―
[フィリップの頬を殴った手が、痛む。 その手を優しく包まれれば、堪えていた涙が零れた。>>3:563]
うん…キャサリンも。ゆっくり休んで。 私は、まだ、することがあるから。
[キャサリンとフィリップを見送る。 ベネットにも声をかけられ>>3:564、せめて自室まで一緒にいて欲しいとも思ったが…ふるふると頭を振って謝った。
――深緑の先は、投票箱。]
[人が少なくなった広間で、1人、投票用紙に向かう。]
(134) 2010/02/25(Thu) 23時半頃
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私…私も大切な人を、守る。 だから…謝らない。
[そう呟いて、震える手で投票用紙に綴るのは。
――Ralph=Burton
両親を亡くし、今は自分で働いて生活している、年下の青年の名前。 2名の占い師を信じれば……占われていない人間の中からまた消去法で選んだ。 そんな決め方しか出来ない自分が悲しくて…まだ涙が溢れて来るが、謝罪の言葉を零さないように唇を噛み締めた。]
うっ…うぅぅ…。
[投票用紙の上に、涙が零れる。 それでも。投票箱の中に紙を落とし、ゆっくりと昨晩と同じ部屋へと向かった。]
(135) 2010/02/25(Thu) 23時半頃
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私は逃げも隠れもしません。 私の口を封じれば、君は逃げて生き延びることができます。
……そして、私は嘘も吐きません。
[黙することが、自身の命を奪い、新たに犠牲者を増やそうとも。 真実を自分の中で受け入れられるまで。 エゴで男は薄青を瞬く。]
カルヴィン君が自分を人間だと言うなら、そうなのでしょう。
(136) 2010/02/25(Thu) 23時半頃
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[ベネットは何と答えただろう。 後ろから近づいてくる足音に振り返り、姿を映して]
……ドナルドさんも、お願い。
[久しぶりに、その名を呼んだ。 そして、そう願う中に、今までとは違う思い。 ―――彼は、人狼ではないと。]
(137) 2010/02/25(Thu) 23時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/02/25(Thu) 23時半頃
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/* デフォ投票ドナルド、占いベネットですねぇ。 本当に女子供に甘いですね私。
(-58) 2010/02/25(Thu) 23時半頃
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/*
あまりに おにづも、このうえなくてふく。 あまりに おにづも、このうえなくてふく。
ありかなしかでいったら、 個人的には、最短終了もありありだけどな!
おもしろすぎる。
(-59) 2010/02/25(Thu) 23時半頃
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/* えええええええっ。なんだこのちょうてんかい。
えええっ。ええ。ええええっ!?!?!?
(-60) 2010/02/25(Thu) 23時半頃
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/* やばいこれは。 僕の襲撃こーすが凄く重要になってくる展開。 といいつつ、今日の処刑も視野。なのです。
>ピッパさんメモ すみません。フィリップさん襲撃は、 とても自主的な襲撃d(略)
(-61) 2010/02/25(Thu) 23時半頃
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[黙って聞いていた、ラルフの話。 しかしそれが、フィリップが自身への投票を促した、という話題になると、薄茶の瞳は見開かれ。]
……そんなこと、言ったんだ。 ………………。
[その目に、涙がたまる。]
……ばか、だね。ばかじゃないか。 フィリップは、親しい人皆に生き残ってほしい、って言ってたんだ。親友たちはどうしても疑えない、もし人狼だとしても告発できない、って……
だからって。自分が…死んだらさ。その分、一日、人狼が生き残って。…親しい人間の誰かを殺すかもしれないのに。それじゃあ、守れないのに……
……あはは。ばかだよね。ほんと。ばか、だ……
[笑う声は涙で滲む。堪えていたものが、溢れそうになり、目を押さえて俯いた。>>133]
(138) 2010/02/25(Thu) 23時半頃
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[男はぐっと潤んだ眼差しを気取られぬように、深く深く藍色帽子のつばを引き下ろす。 残った片手には、握ったカルヴィンの手の生きている温もりがしっかり伝わってきていた。]
(139) 2010/02/25(Thu) 23時半頃
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[どれほどの時間、そうしていたか。]
では、私は確かに配達しましたよ。
[床に残された、開かれた黒い封筒。 カルヴィンがそれを手に取るも取らぬも彼次第。 懐に残るは後一通。 男はサイドボードの半分残ったウヰスキーを手に、カルヴィンを残して部屋を出る。 広間を避けて、キッチンへと。 アーチの好物だった林檎を剥きながら、ちびちびと朝から酒を呷った。]
(140) 2010/02/25(Thu) 23時半頃
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―回想・明け方―
[どこか遠くで聞こえた、物音で目を覚ます。 寝てしまった事に慌てながらも、昨晩も隣の部屋から何かが起こった様子はなく、ホッと胸を撫で下ろしていれば。 キャサリンの部屋よりも遠い、しかし同じ階から聞こえてきた、叫び声。>>11]
え…?何…。
[嫌な予感がした。 キャサリン以外に1階に部屋を取っていたのは確か……。]
(141) 2010/02/25(Thu) 23時半頃
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――ッ!
[慌てて部屋から飛び出し、声が聞こえてきた方へ。 部屋から出たと同時に聞こえてきたのは、また別の――悲しい、悲しい叫び声。>>21
そして。
――部屋の中を満たす血の匂いと、赤い――]
(142) 2010/02/25(Thu) 23時半頃
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[ ベネットとキャサリン。二人の話を聞いていた。 人狼。そしてヤニクと並んで出るサイラスの名。サイラスが人狼であったと、知らせる言葉だった。 終わったのか? 確か、人狼は二人と。いや、だが、フィリップは殺されていた。鮮明な赤さの血の中で。連衡される前にフィリップを? いや、だが固まらない血は、連行のあった後では……まだ人狼はいる? 思考が渦巻く中、叫びにも似たキャサリンの声が響く。 儚げな見目からはかけ離れた感情の発露。
……その時、気付いた。 自分は、秘められたこの激しい感情に惹かれていたのだと。 それが見たかったから、散々からかうような真似をしたのかも知れないと。]
ん……ああ。 分かった。
[ こちらに目を向け、お願いと言うキャサリン。 名を呼ばれた事、その声の中に含まれる響き、いつもと違う感覚に、戸惑いを覚えながら、返事を返す。 そして、広間の方へと足を向けようと。]
(143) 2010/02/25(Thu) 23時半頃
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フィリ…プ…? どうして…。
[ベネットの腕の中にある、“モノ”。 それが“ダレ”であるか分かると、よろりと足から力が抜け、壁にもたれかかる。 それでもなんとか体を支えようとするが、それも出来ず、ズルズルとそのまま床に座り込んでしまう。
車椅子から転げ落ちるようにして、フィリップに触れよう親友の姿に。]
キャサリン…。
[それ以上、声をかける事が出来なくて。 親友を大事に思っていてくれてた青年の無残な姿と…悲痛な親友の姿を見ていられなくて両手で顔を覆った。]
(144) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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俺は……フィリップを殺したやつをどうするだろう。 ……分からねえ。自分でも。
[ 低く静かに呟いた声に、獰猛なものが滲んでいた。 そして、二人に背を向ける。]
(145) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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[キャサリンが部屋から連れ出され、自身もペッパに声をかけられて>>51、よろよろと立ち上がった。 よろけそうになりながらも、今はキャサリンの傍にいたいと思い、彼女の傍へと向かう。]
(146) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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ピッパさん…!?
[ピッパの目に溜まる涙に思いっきり動揺するも、ハンカチを取り出すとピッパに手渡して]
これ、使ってください。
…確かに考えてみればそうだよね…… でも、フィリップさんの気持ち…なんとなくだけど分かるよ 俺もここに居る人達のことは疑えないし、もう、誰が人狼なのかだってさっぱり分からないし…
[弱弱しい笑みを浮かべると、ピッパを見つめて]
ねえ、ピッパさんは…誰が、人狼だと思います?
(147) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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[フィリップの大切な友人。 彼が護りたいと言っていた、家族。 疑えるわけがなかった。]
……ありがとう。
ああ、でも、 昔のことはまだ許してないよ。
[悪戯っぽく笑ってみせれば、彼はどんな反応をしただろう。]
呼び出してごめんね、ベネット。 マーゴの傍についててあげて。
私は…―――ちょっと、寄り道。
[そう言って、一人、一階の廊下を進んだ。]
(148) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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/* >>146 ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ぺっぱwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-62) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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生きて、ここを出て、 ピッパ君と約束した手紙を届けないと
いけないんですけどね……。
[飲まずにやってられるか、とボトルに直接口をつける。 職務に忠実だった男が、生真面目すぎた男が、酒に溺れずにはいられない。 真実はまだ、男の中で受け止めきれていなかった。 放置していた髭が、口の周囲を鬱蒼と覆い、まるで風体は浮浪者のよう。]
(149) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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[昨晩は泥酔状態にあって、何を口走ったか定かではないが。 それでも気づかれはしていないだろう。 男が仄かに初めての恋心を寄せていた相手。
それが、カルヴィンの母であったことなど。]
(150) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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[視線を合わせる様に、 手を突く郵便屋>>132の眼前へ片膝をつく]
……………、何故?
[彼の言葉に、今度は問いを呟くのは少年の方で。
どうして。相手は正しいことを言っているのに。 少年に怒りを向けても、可笑しくない筈なのに。 そんなに悲しい顔をして、苦しんでいるのだろう。
片腕を伸ばし、相手の頭にそっと手を置く。 まるで、それ以外の慰め方を知らないかのように]
ウェーズリーさん。本当に、貴方は、……優しい人。
[告げる。優しいのは、自分ではなく、相手だと]
(151) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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……ありがとう。
[ラルフからハンカチを差し出されると、目を押さえ。]
……皆、そうよ。 疑いたくない、わからない、いつ死ぬかわからない。 辛い気持ちの中で処刑を行ってるのは間違いない。
[そうして、ラルフからの問いにはしばらくの沈黙を守り。]
……ごめんね。私は昨日、貴方に投票した。 ウェーズリーさんとサイラス。 どちらも信じてて…占われていない人の中。その中から、選んだの。
[自分がとった選択。それから逃げずに、ラルフへと告げた。]
でも…サイラスが人狼だったのなら…メアリーやカルヴィンも、白紙に戻ったね。考えなおさなきゃ、ならない。
(152) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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………………っ。
[続く郵便屋の、きっぱりとした宣言>>136 彼の口を封じれば―――、と。 その言葉を聞いて、緩く目を見開き、息を呑んだ]
………………。分りました。
[長い、沈黙を挟んで。彼の言葉に静かに答える。 どの道を選ぶのか。告げることは無く。 否。決めることが未だ出来ず、告げることが、出来ず]
ふふ。…僕は、人間ですよ。
[薄青を見返す瞳は、寂しげに、揺れる]
(153) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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[帽子を引きおろした男の意図>>139を、少年は知らない。
けれど、郵便屋が自分の手を振り払わなかったことは。 ――――…少年にとって、救いになった。 確かに、救いになったのだ。
暫くの間、そうして、過ごして。 やがて彼から声が掛かるなら、そっと、手を離す]
……お仕事、お疲れ様でした。
[酒瓶を手に去り行く男に、小さくそう声をかける。
足元には、一度「受け取った」筈の黒い封筒が。 少年はその場に立ち尽くしたまま、 郵便屋を見送った後も、その手紙をじっと見つめていた]
(154) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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/* 年齢的に厳しい無茶振り。
さて、父母どちらが人狼だったのでしょうね。 それともどちらか、でしょうか?
私は手記村に入ると、狼と恋せずには いられないようです。しかも過去話で。
(-63) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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