199 Halloween † rose
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ベネットが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、リー、ニコラス、クシャミ、明之進、ジェレミー、シーシャ、露蝶、ドナルド、ミケ、グレッグの10名。
『さあ……退屈はお仕舞い』
(#0) 2014/10/22(Wed) 05時頃
屋敷に低く響く魔女の声。
術式に淡く灯りが点る。
完成した。
欠点はあるかもしれない。
それでも、魔女の望む現象を確かに起こす、魔術式が起動する。
(#1) 2014/10/22(Wed) 05時頃
『これから起こるのは
ずっと歌い続けるオルゴールみたいに
素敵で
滑稽な
御伽話
そのはずさ』
(#2) 2014/10/22(Wed) 05時頃
闇に落ちるかのごとく。
『本当にこんな事が起こったなら
僕を、殺したいと思ってくれるのかな?』
低く儚く響くのは、魔女の哂い声ばかり。
(#3) 2014/10/22(Wed) 05時頃
魔女の屋敷に、一枚の走り書きが残されている。
――全部見ててあげる。
これを気に入らなかったら、好きな時に止めると良い。
その術を書かずに、同居人に宛て。
当の魔女の姿は、かくれんぼと言う悪意ある遊戯の最中。
(#4) 2014/10/22(Wed) 05時頃
東の空が仄かに囁き出す頃。
朝の香りが届く前に、
全てが巻き戻り、全てが歪み、全てが元通りになる。
* 31,October - Halloween - *
カレンダーの日付は、10月31日。
夜が開け街が目覚め。
道行く人々は、ハロウィンを惜しみ片付ける11月1日ではなく、
楽しげな仮装に身を包んだまま。
(#5) 2014/10/22(Wed) 05時頃
『 Trick or Treat? 』
が許される一日が始まる。
(#6) 2014/10/22(Wed) 05時頃
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/* あ、あっぶない
あけのしんでメモ落としそうだった……
ねよう 調子戻ってマジで……
申し訳なさ過ぎるからさああああああ すみませんすみませんすみません
(-0) 2014/10/22(Wed) 05時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/10/22(Wed) 07時半頃
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夜があけても、明日にはならぬこと、まだ知らず。**
(0) 2014/10/22(Wed) 07時半頃
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― 昨晩のこと ―
[送り出した犬の妖精>>1:291が 隅でコロッケを食べている>>1:295のを認め。 視線の先がダンスフロアだと悟り、 後で教えてあげる、とヒトには聞けぬ声で念を飛ばした。
踊りに形式を付けたのがヒトであるならば、 音楽にさえ動作を合わせれば、 どんな振り付けだって“ダンス”なのだ。 小難しく考えることは無いと思っているから。]
(1) 2014/10/22(Wed) 08時頃
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トマトとエールがこんなにマッチするなんて、意外です いえ、充分だ。 貴方が頑張って考えてくれた魔法である事に代わりはない
奇跡には、良いも悪いもないでしょう。
[>>1:299愉しげな音を会話に含ませ、握手を求める手を向け。 ガキ大将を大きくしたような飾らない表情は、 通りを怖々と歩いていた時に垣間見た子供の笑顔と どこか酷似している気がして、一種の眩しさを覚える。
口元を隠すつもりで浮いた手が握手へ応じてくれたなら “食事”の目的ではなく、純粋な親愛と感謝を籠めて握ろう 彼が秘匿していたものが緊張だったのなら “らしさ”を盗み出せた注文もまた、小さな奇跡かも知れない]
(2) 2014/10/22(Wed) 08時頃
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私も紅茶と一緒に頂きます。 キャラメルフレーバーと合いそうな気がする。
[>>1:302酸味も苦手では無いと聞いたので、ほっとして。 互いに異郷の髪の毛を認め合う様は、 やはり無いもの強請りで滑稽ではあるけれど アジアンな黒髪が美しく映るのは真実なのだから仕方ない]
キラキラとはまた違うでしょうが、 真夜中のように深い艶が綺麗だと思います。 [髪に触れる指を好きにさせ、私も触っても?と伺いを立て その頭髪に指櫛を通させて貰おう。 見た目同様に癖のない通り心地の良い髪質だと感想を告げ]
(3) 2014/10/22(Wed) 08時頃
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ええ、ハロウィンまでは滞在するという予定で――
[部屋にある遺体も処分せねば。 日中のお出かけはヒトを伴わなければ難しい。 悩む口振りと共に訪問を考えながら。
美味しい茶があると聞かば、>>1:303 行かない訳にもいくまいと思いつつ。*]
(4) 2014/10/22(Wed) 08時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/22(Wed) 08時頃
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―朝―
[街にとっては昨日と同じ朝。 男にとっては昨日とは少し違う朝だ。
ヴルストとビールの旨い国に住む吸血鬼の知人から 誕生日に貰った黒猫の姿形を模す目覚まし時計
ニャアニャアと騒がしい鳴き声に、むむと眉間に皴寄せ]
――ん。
[午前に店へ寄れたら、という口約束。 踊れるかという問い掛け>>1:330に、 一応はという返答を与え、練習がてら如何かと 手を伸ばし、フロアに誘った店主を思い出す
昨日と異なり、目覚ましを掛けたのはその為。]
(5) 2014/10/22(Wed) 08時半頃
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[猫の鳴き声に似たアラーム時計。 目覚めと共に思い出したのは、使い魔の名乗り>>1:*49
シーシャの使いだと聞いた時は、 翼が生えている癖して、猫に似た匂いが なんとも不釣り合いで笑ってしまったが。
ハロウィンの期間、雑貨屋の手伝いを 彼の主人に頼んだことを明かし、 早くに教えて貰っていれば、 二人揃って配達を頼みたかったと名残惜しそうに伝えたが。
猫に届けばいいと思いつつ、口を開き]
――クロミさん。 もう起きているのならば―― 私の散歩に付き合って頂けませんか
長駄賃は、深紅のようなブローチとお菓子で如何?
(*0) 2014/10/22(Wed) 08時半頃
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[魔界に住むおえらいさんの間では、 男が他人や自身の血液を材として造る 緋結晶のアクセサリーはちょっとしたアイテムで。
滅多に吸血鬼同志の会合以外に現れない分、 特殊な力で加工したそれは、珍しい宝石扱いされていた
主人への土産としても一役買いそうなもの]
都合が付くなら、長靴を用意して待っています
[雨は降っていない されど、猫が供を頼まれてくれるなら、 長靴を履かせるべきと奇妙な相場を立て**]
(*1) 2014/10/22(Wed) 08時半頃
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[店主の飲食店、――その前に薬店にも寄りたい
盟友であり、昔の恋人から貰い承けた 金の懐中時計を酒場に忘れてしまった事は 未だ気付かずうちに。
あれを落としたと気付けば、顔を晒して歩き難い。 時を刻むのを忘れてしまった古い時計を、 緋色の瞳の魔法を産んだ彼が拾ったとは知らず>>1:332
握を為した時、一日だけ眼帯に覆われた目の色が 紅く染まる魔法をかけた事も、酔いと共に忘れ
奇妙さに気付いたのは宿屋の婆さんの来訪で。
昨日とは別の種類ではあるが、 アンティークのアンブレラスタンドを指差し、 これが欲しい、と言うものだから**]
(6) 2014/10/22(Wed) 09時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/22(Wed) 09時頃
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変な誤字してたェ…。
投票デフォがドナルド…
(-1) 2014/10/22(Wed) 11時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/22(Wed) 13時半頃
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―??日の朝:薬屋―
[前夜祭は買い物。当日は店番。結局、つまらない用事で今年は終わってしまった。 こんな事なら、去年と同じく寝て過ごしても良かったかもしれない。 髪質の悪い髪を緩く束ねて、あくびを一つ。 今日も胃薬の販売に明け暮れる予定だ。主に、パーティーで飲み過ぎた酔っ払い向けに。
後は、ハロウィンの後片づけでもしようか。 のっぺらぼうの南瓜は、最後まで顔を作って貰えなかった。]
(@0) 2014/10/22(Wed) 16時頃
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[それにしても、やけに今朝は騒がしい。祭の二次会でもしているのだろうか。 酔っ払いの集団にしてはやけに声が大きく、おまけに楽器まで鳴らしている。 糞野郎共が。馬鹿騒ぎは余所でやれ。 汚い箒を担いで、文句の一つでも言ってやろうと店の扉を開けた。
そして、店主は目を見開く。
住宅が密集する細い路地。 玄関先に並ぶ南瓜の生首。大通りの方面からは祭の音楽と、人の笑い声。僅か舞い込むオレンジ色の紙吹雪。 店の前を、大勢の子どもが駆けて行くのが見えた。 ハロウィーンの仮装をして。
店のラジオから流れるのは今年の、今日の、昨日の日付。 正真正銘今年の10月31日。**]
(@1) 2014/10/22(Wed) 16時頃
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─ 前夜のパーティー会場 ─
なんだ露蝶、おれのダンス見たいのか?
[そんなこと>>1:330を言われれば、耳がまた機嫌良くぴこんと動く。]
リー? そうか、露蝶はリーと踊るのか。 ならおれはどうしよーかなー。
あっ、なぁなぁグレッグ、おれとダンス踊ってくれよ!
[考えるのは素振りだけ。 すぐにグレッグの頭の包帯を掴み、ぐいぐい引いてダンスに誘った。
乗ってくれるかどうかはさておき、黒猫のダンスはぴょこぴょこ跳ねてせわしない。*]
(7) 2014/10/22(Wed) 18時半頃
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―回想―
[賑やかなシーシャさんと、親切なドナルドさんと別れ(ちなみに二度目の脇腹への攻撃にはやはり呻いた)。 再び街を歩き出す。 通りすがりの名も知らぬモンスターと会話し、お菓子を交換し、この街ならではの時間を過ごした。
大分持って来たお菓子が減り、頂き物の重みがそれを越えた手提げを手に歩きながら、キリシマさんを探してはみたものの、彼を見つけることは出来ず。
夜が溜息と共に向かったロチョウさんのお店では、ロチョウさんはダンスパーティーに向かったらしいと店の売り子さんから聞く。]
(8) 2014/10/22(Wed) 19時頃
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[僕は蜜柑味のマシュマロの入った小さな包みを店員さんに預けて、彼の店を後にした。
ダンスパーティーの行われる酒場。 シーシャさんとドナルドさんにもまた会える。 キリシマさんも…あまりそういう場所とは縁がなさそうにみえたけれど、居るかもしれない。
けれど歩きすぎたのか疲れた。 酷く眠気がある。 一度ホテルに戻って、少しだけ休んでから――*]
(9) 2014/10/22(Wed) 19時頃
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─ それからそれから ─
[楽しいパーティーも終わり。 いつもは明け方まで起きているのに、ちょっとお酒が入ったせいか、それともはしゃぎすぎたせいか、珍しくいつもより早く眠った。
そして夜が明けて……]
(10) 2014/10/22(Wed) 19時頃
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ハッピーハロウィーーーン!!♪
[今日はハロウィンだ! パーンと元気良く飛び起きて
起きて]
……あれ?
[何かヘンだなと思ったけれど、何がおかしいのか分からなかった。]
(11) 2014/10/22(Wed) 19時頃
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[まだちょっぴり眠い頭に、何か聞こえてきた。>>0 クロミっていうのはおれのことかと、ぴこんと耳を動かして、首を傾げる。]
……ぅにゃ、ニコラエか?
そうだな、何か珍しいお菓子くれるんなら、つきあってやってもいいぞ! ブローチ?
[お菓子には瞳を輝かせたが、ブローチの価値は未だ知らず。 けれど特に用事もない身、ついでに長靴もくれるとなれば、引き受けない理由はない。]
おれ、赤い長靴がいいなー!
[などと注文つけつつ、了承した。]
(*2) 2014/10/22(Wed) 19時頃
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/* 温州蜜柑だいすき
(-2) 2014/10/22(Wed) 19時頃
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