人狼議事

112 燐火硝子に人狼の影.


天のお告げ (村建て人)


「一応、我々にも『人狼がこの町に生きているか否か』を知る術だけは有る。
 数日前に、そうした力を持つ品をさる筋から手に入れたところでね――。
 それで人狼の存在を我々は確信し、君たちを集めるに至った訳だ」

[大っぴらに見せることはしないが、この自警団員の制服の胸ポケットには
 とある小さな硝子細工が収められている。
 燐火を思わせる淡く蒼い光が、ポケットの布地越しに輝きを放つ。]

「人狼が消えたと判るまで、君たちには集会所に留まって貰う。
 何、此処は宿泊所としての設備も十分に備わっている。
 長期間の滞在にも不自由は無い筈だ。安心してくれたまえ」

[事が終わるまでは絶対に外に出させはしない、という意思表示。
 そして実際、この町の自警団は、譬え人ならぬモノ相手であっても
 そう容易くは封鎖を突破させないだけの武器を備えている。]

(#2) 2013/02/04(Mon) 00時頃


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