[跳ねる魚のように逃げたモノを、前脚で捉え、再び咥えて舐りだす。
先程よりもずっと熱く、濃度の増した雄の匂いに、少しくらりとした。]
ァ ん……は……
ぁ……ゥんっ、ひゃ、ァ、ァ……ッ!
[>>*69漸く布がずらされて、とうに体液でベタベタになっていた竿先に、やわらかな指先が触れてきた。
待ちわびた感触に、腰が小さく跳ね、鈴口を押されるたびにちょっと高い吐息が零れた。]
ドナ、ァ、……ぅン、む…… ぐ
[扱かれるほどに情欲は高まる。
ただゆるゆると棹の付け根を弄るだけだった指先は、嚢を捉え、ふにふにと揉みしだき、もう片手の指は輪を描いて棹を素早く強く擦り上げる。]
ンッ、は……ァ、む……っ、 ゥん、ッ……!
[快楽にはかなり弱い。
漸く直接の刺激を齎された自身の雄は、今にも弾けそうなほどになっていた。]
(*73) 2015/01/09(Fri) 23時頃