―朝食時・シメオンと―
[声をかけると、シメオンは真顔でぴたりと動きをとめる。
…チアキへの制裁>>@3から、随分態度が冷たい気がする。
絶対零度、そんな感じ。ホットケーキにもつっこめない。
嫌です、そんな言葉が返ってくると思い諦めそうになったが、ふとシメオンが動く。
あれ、実は俺の勘違い?そう思ったのは一瞬で、]
…っはあああ!?ばっ、おま、何…!!?!
[あっという間にお皿にシロップの海が。
茫然とする姿をよそに、何事もなかったようにシメオンは戻る。
こんのクソガキ…!と一瞬で怒りが燃えるが、ギンッと目線を飛ばすとそれよりも遥に冷たい視線が。
思わず怒りよりも、理不尽さを訴える声が漏れていた。]
…何?俺なんかした?
[結局、その場は泣く泣くそのパンケーキを食べた。
流石にあの視線が、理由の無いものとは思えなかったのだ。
もちろん、その後シメオンの愛用のイチゴソースに、タバスコを仕込むという報復は忘れなかったが。]
(@30) 2014/01/25(Sat) 23時頃