― 床彼駅に向かう途中 ―
[ ストレートに聞いてみたら、秀が一瞬、黙ってしまった。
それはそうかもしれない。今までその辺の事には触れてなかったのに、いきなり核心に迫ってしまったんだから。 ]
……、ゴメン、ずっと話したかったんだけどなかなか切り出しづらくって…。
えっと…一応言っておくと、嫌だったとかじゃないから。
ただ、どうしてなんだろうって。
[ こんなことを話しながら、秀の返答を貰った後に自分がどう答えるのかなんて全く考えていなかった。何か躊躇していた、のかもしれない。まあ、当たり前だった。今は、男同士なのだし。
>>415秀は困惑した顔でしばらく黙っていたが、”落ちついて話そう”と提案してきたので、結局そのまま秀の家に行くことになってしまった。辺りは日暮れかけていた。** ]
(472) yuzuru 2011/03/02(Wed) 21時頃