―― 洋館 回想 ――
[死角のフォローは、正直かなりありがたかった。
ちらりと見えるレティーシャの装備と技。
レベルは高いだろうと思えたから、攻撃力上昇の補助魔法もいただいて、ダメージディーラーのロールに専念する。
雷を呼ぶ剣が最後の残党の群れを砕くと、脱出可能になった]
………ふぅ。
無事か? バステくらってないかー?
[疲れたように斧を置いて、流れ出るはずもない汗を拭った。
まずレティーシャのHPゲージを、ついで、肩に上ってきたアシモフのHPゲージを眼帯に呼び出した]
……さぁーんきゅ
いや本当に助かったわー。ソロよりやっぱいいね
[レティーシャと目を合わせて、一番爽やかな笑みのマクロでにかっと笑う。もちろん流し目ハート付き。そのとき、肩の上で棒読みの鳴き声がして]
おーう、初バトルおつかれさん。
しっかしまぁ、変身するとアシモフやっぱ可愛くないなぁ。
(307) 2011/02/16(Wed) 19時頃