は、あ?
世界って、お前、
[>>271取りあえず飯だと痛がる白いのを座布団の上に落ちつけて、此方も幾つかの好物を口に運んで一息ついたそれぐらい。
告げられた俺また何処か行きます宣言>>272に思いっきり眉間にしわを寄せていたのは、きっと白の記憶のままの黒。
つーかこいつも俺に業務全部押し付けんのかよふざけんなよ。
…と胸の内悪態をつきつつも、続く彼の言葉を静かに聞いて。
そういやこいつはそう言う奴だったなと嘗て名を捨てた天使>>273を今更のように思い出しながら、会話の長さへ冷たさを失った発泡酒を一口。
繋がり途切れた後、今更置いて行くなと駄々をこねる訳にも行かず。
勝手な寂しさから彼の翼を奪う事も、やはり自分には出来ぬ事。
結局の所、俺は全てにおいて甘いのだ。
日向や麗亞、幸々戸の兄弟、その他の家の諸々に関しての全て。
そんなだからこいつらは俺に甘えて来るのだと分かって居ても、なかなか断る事は出来ぬまま。]
(278) mzsn 2015/09/25(Fri) 22時半頃