人狼議事

49 海の見える坂道


【人】 奏者 セシル

―― かつて、星のない街角にて>>209 ――

[彼が彼女を連れてきたのは、
そのberでも彼のバカ騒ぎが日常になっていた頃。
自分も少しずつ音楽を楽しめるようになった頃だった。

土地が違えば好まれる音楽も変わる。
今もこうして、彼女の耳に届くのは馴染みのないものばかり。

だから、彼がこちらに柔い笑みを向けるのが合図。
目配せ、頷いて、指先は曲半ばでアドリブに入る。

飾り気の無い、原曲そのままの旋律。
星の見えない街で彼に頼まれた曲目は――"星に願いを"

そこにどんな思い出があったのかは知らないまま。
ただ、彼女が浮かべた表情を今でもはっきりと覚えている。
はじめましてと差し出した手を、握り返してくれた温度も。

いつか彼らの故郷で一緒に飲もうと、交わした約束も*]

(253) 2011/04/10(Sun) 23時頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.093 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび