はい。礼儀作法は俺が、読み書きは櫻子が。
[泣きそうになりながらも、確りと蕾から花を咲かせる事ができた姿を間近で見れたのは良い体験だったのを覚えている。
が、まだ五分から八分咲き程度の花、これからどう変化していくかを見るのは叶わないのかも、しれない。]
ありがとうございます、それでは失礼します。
ニコラス様の御眼鏡にかなう花と巡り合えますよう。
[一礼した拍子に首にかかったこげ茶を煩わしく思いながらも払う事無く表情に出す事なく。>>234
普段なら藤之助にも声をかけ……無意識の行動なのだが。……行くなりどうする?と首を傾げるなりするのだが。
亀吉一人にこの蝶の相手をさせるのも些か不安があるのか、此処に留まる選択をしても、一つ頷いただけだろう。
……俺の世話女房だなんて他の蝶にも囁かれなぞしたら。
藤之助もいい迷惑だろう。]
(248) 2014/09/14(Sun) 01時半頃