人狼議事

197 獣ノ國


【人】 良家の息子 ルーカス

―大通り―

[清々しい朝の光を浴びながら、ゆっくりとした足取りで石畳の上を歩いてゆく。
何時もよりも遅い時間に、何時と同じ速さでこの道を歩くのも、中々悪くは無いものだ。
秋口へと差し掛かるこの季節、風はもう冷たさを孕んでいる。空の青さを、風の冷たさを、そして道行く人の声を楽しみながら、男はすう、と息を吸い、そして吐き出す。]

………、ん?

[そんな中、すれ違った人物の、白で統一された服装でコートを揺らしながら歩くその風貌>>224に、男はふ、と首を傾げる。
軽く振り返り、チラリと見えた何処かで見た事のあるその顔に、ついと眉を寄せて。
歩む速度を僅かに落としながら、そうして数秒思案しただろうか。]

――君。

[やがてその人物が、自分が何度か見に行った舞台の上で演じていた者だと言う事に思い至れば、男小さく声をかけては見ただろうか。
この時間、この道に居る事など男にしては大層珍しい事だ。しかし彼とて、別に無名では無いだろうに。
この朝の人の多い時間に、そうも目立つ風貌で街を歩く理由が何かあるのだろうか、と。
男は、少しだけ興味が沸いたのだ。]

(240) 2014/10/02(Thu) 01時半頃

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