ースーパーマーケット→病院道中ー
[スーパーマーケットを出て、“俺”は病院方向へと足を進めていた。先に見つけたのは“私”の方。呑気に『おや、人間発見』とくつくつ笑う。>>202
耳のついた黒いフードを被った男。そして男と同じくらいのサイズの、剣を携えた──]
でっけぇ……猫?
[悪魔が見えるようになった“俺”はポツリ呟く。思考の中で“私”が『……マガタマを持ってるな、まさに探していたような相手だ』と、“俺”に話すように促した]
ええ?!俺が?!……あの、どうも
それ…猫…っすか?
[いきなり見知らぬ人に、しかもこの状況でどう話しかければいいのかわからない“俺”。
“私”は溜息を吐く。何が起きているのかわかるか、と尋ねる男の方が、余程賢い。>>218]
俺は…夜、いきなり家が襲われて、どうやら
石を持ってるから狙われてるらしくて……
調べてみようかなって、思ってる…ところ
[“私”の『もっと言い方があるだろう』という文句を受けながら、しどろもどろに答える。*]
(220) 2016/06/17(Fri) 13時半頃