お、ネズミだー!可愛いなぁ
[けらけらと笑いながらよしよし、とネズミを撫でようとする。結局彼と握手はしなかったが、別に出来なかったからといって怒ることも不満がることもしなかった。]
昔はオレも仲のいい鳥がいたんだけどなー…
死んじまってさ、それからは1人だな。
[懐かしそうに彼の姿を思い出しながら、ミユの元にいるネズミをそっと撫でる。噛み付いたりもせず、大人しいネズミだ。互いに信頼し合ってる証だな、と思った。]
っと、いきなり変な話して悪かった。
[はっ、と先ほどの暗い話を聞かせてしまったことを詫びる。初対面の人にもぺらぺらと身の上話を話してしまうのはあまり良くない彼の癖である。頭を掻いて申し訳なさそうに謝った。]
…あ!そうだ!
オレさ、これからメシ食べに行こうと思ってたんだけど、良かったら一緒にいかねぇ?
[そういって誘いかける。応じてくれれば共に食事の出来そうな場所に向かったし、断られれば1人で向かって行っただろう。]
(215) 2014/05/12(Mon) 18時頃