人狼議事

30 ─今夜、薔薇の木の下で。


【人】 会計士 ディーン


 礼拝か、さて……―――

[常ならば形式だけでも参加するのだが、今朝に限っては行くべきか否か悩むような言の葉を、ベネットの問いかけに返す。]

 いや、少し左眼の視力が下がったかと、そう思っただけだ。

[次の問いに応えながら片眼鏡を付けた左眼は、チラリと先程《主》という言葉を謂い淀んだ少年を視た。心の裡に浮かんだ言葉は、告げることなく]

 私は一度部屋に戻ろうと思う。
 私の同室のアレも起きていると佳いのだがね。

[礼拝に行くにしても、行かぬにしても一度部屋に戻ろうと、ランドリーに服を放りこんだ後、2人がまだ話し込むようであれば、先に失礼する旨を告げて浴室を後にした。
去り際、叶うならば、昨夜ラルフにしたように、まだ水気の残る黒髪をぽんと撫でる。
「ちゃんと乾かせよ」と言葉を添えて。

――……その後、ディーンが礼拝に参加するか否かは、同室者の出次第か*]

(212) 2010/09/02(Thu) 12時頃

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