―シンジュク―
…寂しくても、一人の方が気楽なこともありますけれどね
[呟いたのは、小声で。]
おやぁ、藤島さんだって可愛らしいお顔立ちじゃないですかぁ〜。では、僕も蘭さんとお呼びしますねぇ〜。
[別の連想も浮かんでいたので、もしかしたら呼び間違えるかもしれないのはまた別の話]
……おちびちゃんはやる気満々みたい、ですねぇ〜。
…ご飯…?
[どこかで説明を受けていただろうか。どう繋がるか判らず、首を傾げた。リリムはいつの間にか自分の中に戻っていたようだが――だからこそ、「大丈夫だ」と言うようににこりと微笑まれたようなのが感覚でわかって。]
…では、行きますかぁ〜。どうしたもんか、余りよくわからないですがぁ〜…。
リリムさん、宜しくお願いしますねぇ〜。
[呼び掛ければ、姿はさあっとまたすぐそこに現れて。先程よりも近くなった影に視線を向ける。
視覚よりももっと大勢いると言う事に気付くのは、もう少し後の事。]
(211) 2010/06/02(Wed) 19時半頃