─食堂/夕食─
[酒瓶を手にした御田先生が戻り、熱燗の準備をするのを眺めて目を細めた>>167。
そうして遅くなった夕食の準備が整い、2人で鍋をつつく。2人ともメインは肉だったが、戦う事なく穏便な鍋タイムだっただろう。多分]
酒、ですか。そこそこですね。オヤジが強いから、多分御田先生の年頃になれば、結構強くなれるんじゃないですかね。
[酒の強さを訊かれれば、現状と父の姿を思い出す。
目の前の人みたいにちびちびやってはいたが、とても強かった]
二十歳んなったお祝いにオヤジと呑んでたんですけど、オヤジ強くて。俺はそんなに長いこともたなくて、目の前で寝こけちゃったんですけど。でもオヤジ、すげー楽しそうにしてくれました。
[なんて思い出話を、へへっと笑いながらこぼして。生徒に顔を見せてやれと言われたら、満面の笑みで頷きを返した]
(195) hisetu 2014/02/20(Thu) 22時半頃