人狼議事

264 サトーん家。4


【人】 紅客連盟 イスルギ

[そしてその、手作りサンドイッチを用意してくれた天使のような倉田理紗から、女性の口説き方に関するアドバイスがあった。]

 ……好きな人が……できたらか………。

[至言である。
見栄でも女を口説く方法を習得しろというのではない。
まずは好きだという気持ちを探せというのである。]

 フッ。

[笑った。ややニヒルに。]

 どうする返す言葉もねえ。
 機会とか大それたことをいってすみませんでした。

[倉田理紗はほぼ正解に近い事を思っていた。
佐藤青年は童貞いじりに慣れているだけなのである。
この先輩は、真実彼女が欲しいかといえば……そんなに欲しくない……のだが……人並みに彼女とかいう存在にあこがれはあり……でも恋に恋はまったくしてないっていうか、ただ形式上の彼女というなにかに憧れているところがあって……まあもっと単純化したことをいえば肉体関係なのかもしれないけれど……そこまでがっつけるつもりがない上に……素人童貞になりたいって思ってるわけでは別に今のところないから……みたいな。そういう感じなのである。]

(195) 2017/02/22(Wed) 03時頃

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