[日々を生きる為には労働しないといけない
とはいえこの街で労働する場所は以外と少ない――勿論、良い環境を探した時の場合だ
その中で彼女の店>>158で働けたのは幸運だった]
オレ、レンって言います!
精一杯働くんでよろしくお願いしますっす!!
[漫画で学んだ喋り方をやや変ながらも元気よく挨拶する。
実際、接客というのは人とのコミュニケーションを学ぶのに良い場所だった。
ぎこちない動きも現在では慣れたものである。
そして顔が良いので主に女性の集客率がアップしたのは結果オーライだろう。
もっとも、話し込もうとする客はもれなく店長の機嫌を損ねただろうが。
そしてレンも話すのは好きだが長話をしようとは勿論しなかった
店長を怒らせると怖い。
働く中で何度も不届き者を床にキスさせる行為を目の当たりにした彼が学んだことである]
(187) 2018/10/05(Fri) 21時半頃