[シーサーをひょいと持ち上げ胡座の膝上に乗せて、撫でる。
手触り滑らか。やっぱりかわいい。それにとても立体造形を始めたくなるフォルム。ていうか、神様ってこんなに気軽に触って良いものなんだろうか。
なでなでもふもふしながら、かみさま、あとでちょっとモデルになってね。なんて言ってみる。ここなら石粉粘土なんかも手に入るんじゃないだろうか。
正月に実家の犬を撫でたぶりの生き物の体温を堪能していると、甲斐田から声が掛かった。>>175
不意の事で一瞬、びく、と肩が揺れる。]
あ、えと。注文がいっぱいで、ケーキ屋さ…甲斐田さんが大変じゃなければ…食べたい、です。
[へら、と笑って頷いた。少しぎこちなかったかもしれない。
それからちら、とテーブルから少し離れた位置に居る制服姿の少女>>102に視線をやり。]
あの…できれば、彼女の分も。
[目覚めてからずっと思い詰めたように頑なな表情が、ちょっとでも和らげば、と。そう思って、言った。]
(183) 2014/03/15(Sat) 23時半頃