人狼議事

30 ─今夜、薔薇の木の下で。


【人】 執事見習い ロビン

―数日後の医務室から廊下へ―
[医務室から離れたかったのは――やはりあの部屋ではトニーに冷静に話をできない、と思ってしまったからだ。
自分の貪欲なからだは、告白から自虐的な露悪の快楽を得てしまうだろう。
それをあまり、何も知らぬであろうトニーには知られたくなかった。

トニーの介添えで、廊下に出た。
もう歩行にはそれほど困らないようになったのだけれど、何となく頼りたかったのだ。
トニーの手を借りて、その自分と変わらぬ背丈の身体の放つ体温を間近に感じる。
彼の掌はしっとりと汗ばんで、しっかりと支えてくれるのに、どことなく躊躇うように触れてくる、と思った。]

(177) wuming 2010/09/14(Tue) 17時頃

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