[自分の指が締め付けられる感覚と、上から聞こえる艶っぽい声。自らの手がもたらす快楽にひとりバーチャルセックスに浸っていたら、肩に掛けられた手と、呼ばれた自分の名に はっと意識が舞い戻る]
ニコラス…せん、ぱぃ?
[耳にかかる彼の息すら、喉の奥に詰まるような興奮を呼ぶ。
双眸に溜まった欲情が、色素の薄い瞳を揺らし
リビングから漏れる仄かな光を反射して誘うように瞬く。
元よりしゃがんでいる体勢なうえ、両手は共に"お仕事チュー"だ。
肩を押されるがままに、両手は動きを止め 尻餅をついた]
わ、 っと… どうしt
[耳元で囁かれた欲に塗れた言葉に ソコから先は喉の奥に落ちて。
意味するところを理解して、舌なめずりで期待に濡れた欲望を口の端に乗せ、自分に覆いかぶさる"センパイ"に視線を固定する。
慰めていた手も、意地悪をしていた手も両方彼の背後へと回して薄い尻臀をつい、と辿り。
彼が、彼自身の手で 自分のソレをあてがって埋める姿が見たいから、いじわるだけれど手伝う事はしない。
欲しい、なんてえっちな事をゆったのは センパイなんだから]
(171) 2014/10/27(Mon) 23時半頃