っぁ、ふ、 ニコラエ、……っ
[彼の手がまた、己の欲に触れた。芯が掴まれ、全身が大きく震え、跳ねる。
求むまま、求められるがまま、只管に溺れて行く。]
は、 っ、…… っぅ
——ん、……好き、 だ
[ニコラエの腕に引き寄せられるままに、二つの身体はもっと近くに>>161。
至近距離で覗く舌の色が、男をさらに煽っていく。
下腹部が、そして唇が。触れ合って熱さを増していく。
もう我慢ができない程に男の雄は涎を零し、ニコラエの手を汚していく。
擦れ合う快感に、さらに求めるよう腰が跳ねた。]
っぅ、 あ、……我慢でき、な
ニコラエ、ッ…… な、ぁ
[瞳を閉じることすら忘れ、伸ばされた舌を舐る。苦しさは、呼吸ができないそれが、今にも果てそうな切なさが、募っていく彼への思慕が、引き起こすもの。
だから——]
(171) oranje 2014/11/02(Sun) 08時半頃