[仁科>>157に声を掛けつつも、意識は半分以上ご飯にある。もし、待っていたと言われたとしても、何故だと首を傾げる程度には。]
まったく、早くしないとなくなるぞ!
量は多かったが、おにぎりの具は限られてそうだしな。
[普段は利用しない食堂にはしゃぎ、声音はやや高い。
ほんの戯れで摘まんだだけのつもりが、肩が揺れてこちらが驚いてしまう。引っ張り過ぎたか?と検討違いのことを考え、]
………はは、まさか。
[図星をがっつりと掘り下げられ、口許を歪め、語尾は震える。浴槽に浸かると出るタイミングがよく分からず茹だったりするのでいつもシャワーで済ませている。
髪を乾かすのも不十分で廊下やらに髪から滴った水が点々とし、親に怒られた回数は両手に収まらない程だった。
既に豚汁は運び終えたのでおにぎりを3個取り、席に戻る。]
なんだ、これは!海苔に味が付いているぞ、美味いな!
[一口食べると飽戸の一工夫>>85に唸り、にこにことおにぎりを口の中に運んでいく。その反応がちょうど後輩>>147と同じだったことに気付かず、口の周りに米粒を付けながら豚汁をすすり、ご満悦。
腹が少し満たされ、余裕が出ると周りに視線を投げ始めた。]
(166) 2014/10/03(Fri) 21時頃