人狼議事

164 天つ星舞え緋を纏い


【人】 双子 夕顔

─ 通り ─

[何故鼓動が収まらぬか解らぬまま、息を詰めて。
程無く駆けてきたその人>>124を、瞳に収める。
どくん、どくん。鼓動が、強まる。]


華月、斎、さま


[夕と呼ぶその声に、強い安堵を抱くのに。
伸ばされたその手に、飛び込み縋りたいと思うのに。
身体が竦み、動かない。
祖父と一緒じゃなかったかと問う声に、喉が凍りつく。
微か、視線を動かすことで祖父が倒れている場所を示しはしたけれど、答えることはできなかった。
手妻師がこちらに触れるを逡巡したのは、己の様子を訝しんでだろうか。
彼の胸の内は解らないけれど、触れられた手は温かで。
こちらの無事を確認するその様子には、ただ案じてくれていることだけが伝わったから。
屋敷に戻るというその言葉に、こくりと頷くことで、同意を返し。
抱き上げられるに任せて、ぽふり、身を預けた。]

(162) 2014/02/16(Sun) 22時半頃

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