[みんな元気そうでなにより。素直に思ったけど、ここでは皮肉にしかならないその言葉は飲みこんで。呼びかける声に、ひとつずつ、答える。]
おはよう、ナナオ。
ホントにおいしいよね、是非他のジャンルのものも食べてみたいところだ。気を付けて食べなよ、ヒナコ。どこぞのオジサンが舌やけどしたらしいから。
[自分の方がオジサンだって? こっちの顔を幼いって行ったのは君だよシーシャ。視線をひとりひとり移す。ニコラスの手>>138には大人しく捕まっておこう。]
すごく美味しい、ってことだ。タルト、どうだい?
[小さく手を振り返すと、すこししゃがんで、ちっちゃい彼女に目線を合わせて。にっこりと微笑むと、再び立ち上がる。足によくないからね。――――俺の水晶の足は、痛みを感じない代わりに、酷使するとどうも機嫌を悪くしてしまう。
わしゃり。ニコラスの金の髪を撫でつつ、視線を上げる。]
(154) 2015/06/03(Wed) 22時半頃