[頭を振った姿に羽ばたきを止め首を傾げる。>>144
嬉しい時にやってしまう癖が目障りだったのだろうか。]
ヤニクさんがそう言うんならそうなんだね。楽しみだなあ。
[ヤニクが言うのなら本当のことだろうと期待で胸を膨らませた。食べれば泣くことになるのを知るのは夜以降だろうか。]
………………え?
[その言葉を聞いてからしばらく反応出来なかった。>>145
ぽとりと手から力が抜けて柿の種が落ちる。わたわたと手をばたつかせたが落としたことにすら気が付いていなかった。]
好きって、恋って。ヤニクさんが僕に?
[確認するように反復し、顔を真っ赤に染めた。頬に当てた手がひんやりとして、その分顔が熱くなったことを知って段々と目が潤んでくる。体が異様に熱く感じた。]
これ、僕の夢なのかな。
嬉しくて、ドキドキして、頭が変になりそう。
(151) 2014/05/17(Sat) 01時頃