[ 広間に行けば、キャサリンの姿を確認する。
どうしたものかと考えるが、流石に皆の前で切り出す話でもないだろう。それなら、そう思ってキャサリンの側に行く。
そこでまた、どう切り出したものかと暫し悩んで……]
……なあ。
[ そう呼びかけるが、キャサリンは呼ばれていると気付かぬ様子で、もう一度声を掛ける。]
なあ、キャサリン。
ちょっと、話したい事があるんだ。
話の途中なら、後ででも良いからよ。ちょっと、二人で話したい。
[ いつもキャサリンに接する時のような、何処か機嫌の悪そうにも聞こえる口調ではない、真摯さすら感じさせるような口調だった。
キャサリンはどう答えるだろうか。直ぐに二人で話をする事になるのでなければ、後でなと言って、コルクボードを眺めてから、適当な椅子に腰を下ろすだろう。
誰かに人狼の話を求められれば、話をするだろう。**]
(144) 2010/02/21(Sun) 23時半頃