[自ら詰める一歩よりも、ディーンからの一歩が重く感じられると思う。身を遠ざけかけて、ラルフは其処に留まり。ディーンの言葉に耳を傾ける。 まず返ってくるのは、選択に対する躊躇の無い言葉。燃やすと言う選択にやはり眉をひそめてしまうのは、ディーンの生命を案じるだけではなく。ラルフが、セシルの内に蒼薔薇の見ていた世界を視た所為かもしれない。]薔薇の木は物質だから、燃えれば灰になるけれど。呪い──身体に傷として具現するあの茨と毒棘は、あの蒼薔薇が、見詰め続けて来たものの所為で実体化した……なんて言うんだろう。願い、欲望、ただドロドロとして気持ちの悪いだけの何か。逢引の森に澱んだ情念なのか、な。かつては美しいものもあったのかもしれない。
(129) 2010/09/09(Thu) 19時頃
sol・la
ななころび
下記の場所以外では、人狼議事内キャラチップ の利用を許諾しておりません。ご了承ください。
議事総合トップ 人狼議事lobby 人狼議事morphe 人狼議事cafe 人狼議事perjury 人狼議事xebec 人狼議事crazy 人狼議事ciel SoyBean Sangria @hello_giji @7korobi