― 娘が消えた或る日のお話 ―[これは遠い過去。Rosmarinus(海の泡)と消える運命の娘がいました。けれど娘が悲嘆に暮れることはありません。何故なら娘の傍には優しい幼馴染の兄妹が居たのですから。二人の存在が娘の何よりの心の支えだったのです。病弱だった娘にも望んだ幸せがありました。それはささやかなもの。それはありふれたもの。大事な人たちと限りある時間を共に過ごす。それは御伽噺の人魚が声を引き換えとして望んだこと。娘には引き換えなど必要とせず其れを手にしていたから少しも不幸などとは思いませんでした。――そう。娘は幼馴染の兄妹の笑顔を見ているだけで幸せだったのです]
(127) helmut 2010/06/28(Mon) 20時頃
sol・la
ななころび
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